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あいまいさに耐える ネガティブ・リテラシーのすすめ 岩波新書2026
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2024/08/22 |
JAN | 9784004320265 |
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あいまいさに耐える
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
作者の過去に新聞社などに寄稿した文章のまとめ。 前提となる知識が少なすぎ、途中で意味が分からなくなってしまったため、読むのをやめてしまいました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
たまたま他で聞いたネガティブ・ケイパビリティにヒントを得た「ネガティブ・リテラシー」の考え方が面白いと思い読み始めた。メディア、SNSで大量の情報があふれている中で、あえて白黒といった答えを出さずに熟考する読み書き能力と言えばよいのだろうか。 だが、ネガティブ・リテラシーの話はなかなか出てこない。筆者はかねて「世論」(popular sentiments)と「輿論」(public opinion)は分けるべきと唱えており、2009年の民主党の政権交代、11年の福島原発事故、安保法制、コロナ過などを通じて論じられている。明治のころの考え方に回帰する考え方でもあり、それは現実的ではないとの指摘・批判も筆者は受け入れつつ、輿論こそがデモクラシーの基盤であると訴え続ける。 第一章で述べている「ファスト政治」は昨今の東京都知事選、兵庫県知事選、衆院選でも見られた現象。アメリカはずっと先を行っているのかもしれないが、日本もようやくこうなったのではなく、その地殻変動は00年代から見られていたということに気づかされる。それが「メディア流言」「デモする社会」「情動社会」「快適メディア」と各章のタイトルに沿って、時々のトピックを介して論じられる。なお、過去の論評をまとめているので同じ言い回しが2度、3度出てくる。そこで少しつまづく。 第六章にようやくネガティブ・リテラシーの話が出てくる。「ソ・ウ・カ・ナ」(即断しない、鵜呑みにしない、偏らない、中だけ見ない)、「だ・い・じ・か・な」(誰、いつ、事実、関係、なぜ)という方法論は参考になるが、常にXで考えていては疲れるのも事実だろう。筆者が述べている「本当に求めるものは吸収し、どうでもいいものは成り行きに任せる」という表現はわかりやすい。不用意に動かない、判断しない能力をアクティブに発動するというバランス。大変かもしれないけどやってみたい。
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時間をかけることの重要性を説いているが、メディアやその受け取り手にこの本は届くのであろうか。届かないのであれば意識作りだけでなく、合意形成の仕組み作りが大切となる。そのようなことを考えた
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