私はチクワに殺されます 双葉文庫

五条紀夫(著者)

• 販売会社／発売会社: 双葉社
• 発売年月日: 2024/08/07
• JAN: 9784575527780

商品レビュー

2025/03/05

チクワの穴を通して人を見るとその人の死に様が見えることに気付いた男の話。なんかちょっとチクワの穴覗きたくないなってなる、今までしたことないくせに。あとコンビニとかのチクワの存在が気になってくる。このチクワの連鎖がどこに繋がりどう終着するのかと。

2025/03/04

気になっていた本、やっと読むことができました。

チクワサスペンス。予想もつかない物語でしたが、少し怖いけれども、面白く、そしてサクッと読めてしまいました。

なんというかまあ狂気なんですが、でもエソ入り〜高級チクワ（値段記載）購入をためらってる部分とか、『米がなければチクワを食べれば良い』なんてセリフに笑えてしまい…

これ書いた人（書いたのは実際は作家さんなんですが）、笑わそうとしてるやん！？どういうこと？？なんて思いながら、、、
設定も文章もなんかバカバカしさを感じてしまい…やはり怖いと言うより面白さが断然勝ってしまったかな。チー、クー、ワー！

✴読了後、気づきましたが、全員死んでるミステリ「クローズドサスペンスヘブン」の作家さんだったんですね。ほかの本も読んでみたい。

2025/02/26

私的 話題沸騰中だったチクサス！
そう！チクワサスペンス！！
やっと読めた ´▽`)ﾉ

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東京都練馬区の借家で発見された50代夫婦の遺体。世帯主の男は首を吊り、その妻は全身を刺されたことによる失血死。この事件は無理心中として処理された。

一件何処にでもあるような老夫婦の無理心中。
しかしこの事件はあることで世間の耳目を集めることになる。

その要因は『チクワ』であった。

事件のあった室内には数千、いや数万本のチクワで埋め尽くされていた。
また、男が書いたと思われる手記(遺書？)が見つかったが それは奇妙な一文で始まるものであった。

『私はチクワに殺されます』

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チクワです。
竹の輪と書いてチクワと読む あのチクワです。
磯辺揚げのチクワがのり弁に入ってるとテンションあがります。

そんなチクワに殺されるとは一体全体どういうことなんだ？！

第一章の手記は 男が チクワが持つ恐ろしい力『チクワの秘密』を知ってしまった事で男が身を滅ぼしていくまでが綴られていて「私はいったい何を読まされているんだろう」と…。

【チクワの穴を覗くと その人の死に様が見える！】
チクワの穴を覗くって行為がギャグみたいなのに、チクワの秘密を知って男がどんどん狂っていく様子がもうホントにゾワゾワっとホラーのように怖いし、チクワの力もめちゃ怖い。なんなのよ、チクワの秘密って笑

しかーし、第二章でガラリと世界が反転！
無理心中事件の第一発見者となった 夫婦の一人娘が、ライターからインタビューを受けている形で進む第二章で 「あれ？ほんとにサスペンスだったの？？」と。

…え？チクワの秘密ってそういう事だったの？とポカーンとしてからの第三章！！！

ライター岡嶋がチクワの餌食に？！

ギャーーーー！やっぱりホラーじゃん！！
何！あの終わり方！！！

わかりますよ。
みなさん思いましたよね。
「チクワの穴を覗きたい」って…
私も読んでる間ずっと思ってましたもん。
「チクワの穴 覗きてー！」って…

でもね、ダメです。
遊び半分でチクワの穴を覗いては。

どうか、どうか、チクワの穴を塞けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

どーでもいい情報ですが、今日 めちゃくちゃ花粉ひどくないですか？ 今 鼻の穴にティッシュ詰めてるんですが、その状態だとスマホのFaceID開かない！笑