本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む 走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚

かまど(著者), みくのしん(著者)

• 販売会社／発売会社: 大和書房
• 発売年月日: 2024/08/03
• JAN: 9784479394358

商品レビュー

2024/10/24

8月に書店で見かけて、9月にSNSで見かけて、気になってたので今日思い切って買いました。書店で買った帰りのバスで読み始めてしまったら面白すぎて笑いを噛み殺すのに必死で、バスで読んだことを後悔しました笑
何といっても、みくのしんさんの感受性と映像化の力がすごいです。こんなに感受性豊かだと日々の生活がジェットコースターすぎて大変なんじゃないかと思うくらい。その様子を読んでる側としては「この文章をこんな風に読むんだ！」と目から鱗がボロボロ落ちまくるため、落ちる鱗がなくなるほどの勢いです。
かまどさんのアシストも素晴らしいです。「みくのしんが読みたいように読んで大丈夫」と励まし、難しい言葉の意味を教えてくれ、要所要所でツッコんでと、2人の掛け合いがさらにこの読書を面白くしているなと思います。
雨穴さんの「本棚」は書き下ろしだったのですね。作者が同席する読書体験は物凄く貴重…！

この本は、普段本を読まない人にも、普段から本を読む人にもお勧めです。最初に見かけた時「バズって書籍化したんでしょ」なんて思っちゃってごめんなさい。これは本当に面白かったし家族にも勧めます。

2024/10/22

純文学、古典文学ってこんなに面白い作品があるんだと衝撃を受けました。この本を読んでいる途中で本屋さんに昔ながらの有名な作品を何冊か買いました。この本を読み終わったので、次はそれらを読んでみようと思います。

初めて本を読むとは思えない1行1行を大切にして想像する読み方、私は細かい描写は流し読みしてしまいがちなので新しい価値観を取り入れることができました。素晴らしい本です。ありがとうございました！

2024/10/21

そうそう！本はいかに速く理解し(た気になって)読むんじゃなくて、ゆっくりじっくり風景、人物、感情を想像し味わい噛みしめながら読むんだよ！若い頃の俺！