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月面にアームストロングの足跡は存在しない
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2024/08/02 |
JAN | 9784041150689 |
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
感動のクライマックスに涙が止まらない。。 生存タイムリミットは3日。宇宙飛行士たちは地球に帰還出来るのか? 宇宙船×密室ミステリー×サスペンス! 月の周回軌道飛行を行う宇宙船に滞在する「アルテミス5計画」。 担うのは日本人を含むNASA...
感動のクライマックスに涙が止まらない。。 生存タイムリミットは3日。宇宙飛行士たちは地球に帰還出来るのか? 宇宙船×密室ミステリー×サスペンス! 月の周回軌道飛行を行う宇宙船に滞在する「アルテミス5計画」。 担うのは日本人を含むNASAのクルー6人。 船長ロバート、副船長サイラス、ジョン、茜、航太、キャサリン。 主人公は石黒航太だ。彼の視点で物語は進む。 やがて管制から驚きの事実が告げられる。「真の目的は月面にアームストロングの足跡を付けることだ」と。 「人類初の月面着陸」という栄誉は、ソ連との冷戦に勝つためのアメリカの嘘だったのだ。 その緊急ミッションに対し、船内は賛成派と反対派に二分する。挙句には事実を世界に公表するというサイラスとキャサリン。 影響は世界レベルの大問題になり、自国に対する反逆にもなりうる。 問題はまとまらぬまま、突如 宇宙船に大事故が起き、彼らは自力での地球帰還が不可能となる。 1人また1人と出る死者。。。 この事故は裏切り者が仕組んだのか? 6人の中にロシアへの内通者(インフォーマー)がいるのか? 嘘つきは誰だ? 命の期限が決まった状況下での疑心暗鬼。 それでも仲間を信じ、希望を捨てずにいられるのか。 命の尊厳を問われ、誇り高き人間性に心が震え、ひとを助ける勇気の素晴らしさを思い出させてくれる。 航太の成長がまぶしい。彼の最後の選択はぜひ読んでいただきたい。 いやー、良い本だった。感動した。
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月の上空50kmの”周回軌道”を飛行する有人の宇宙ステーション。月軌道プラットフォームゲートウェイ-『LOP-G』。月面や火星の深宇宙探査を目的とした軌道基地。 宇宙開発の資金集めの為、開発の様子のリアルを地球に配信するというミッションを受け、民間人のキャスター1人と5人のクル...
月の上空50kmの”周回軌道”を飛行する有人の宇宙ステーション。月軌道プラットフォームゲートウェイ-『LOP-G』。月面や火星の深宇宙探査を目的とした軌道基地。 宇宙開発の資金集めの為、開発の様子のリアルを地球に配信するというミッションを受け、民間人のキャスター1人と5人のクルーはLOP-Gに3週間滞在する。 しかし、宇宙飛行士の航太たちに NASAから突然言い渡された本当のミッションは驚くべきものであった-。 「月面に足跡をつけてもらう」 ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 『月面にアームストロングの足跡は存在しない』 月面着陸はねつ造だ!といううわさは世界で数多くささやかれていますよね。それだけ宇宙は謎が多く神秘的で たくさんの人が宇宙に憧れを持って宇宙飛行士を目指したりもするんでしょうね。 しかし、この6人のクルー達は アームストロングの足跡をめぐり まさに命を懸けたとんでもないミッションに巻き込まれていきます。 1950年後半から1960年前半 アメリカとソ連の冷戦時代。ソ連による世界初の人工衛星「スプートニク」の打ち上げ成功によって始まった宇宙開発競争。1969年7月 アメリカはアポロ11号により人間が月面に着陸するというアポロ計画を成功させる。 それがこの現代で、そして宇宙空間で 第三次世界大戦に進みかねないミッション遂行を課されるとは…。 動揺する6人は ミッションをやるかやらないかで意見の相違からギクシャクしだし そこへ思いもよらないアクシデントが起き 1人、また1人と命を落としていく…。 アクシデントは誰のせい? 疑心暗鬼になる船内… 残量の減る酸素… 一人一人に渡される安楽死薬… 再び地球の土を踏める者はいるのか-。 月を目指して切磋琢磨してきた6人の絆は壊れてしまうのか。 極限状態で選択を迫られた時の 宇宙飛行士 一人一人の行動がかっこ良くもあり切なくもあります。 もう、く、苦しいーー! 酸素の薄い部屋で読書させられてるような感覚でした(×○×)プハー ☆。.:*・゜ 『子供たちはこのレポートタクスを目を輝かせて見ているだろう。これを観ている子供の中から、未来の宇宙飛行士が生まれていく』 「地球のあなたへ。見えますか。あれが豊の海です-」 ⟡.·*.
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資金調達を目的として、宇宙開発の現状を地球に伝える任務を目的としたアルテミス5計画、軌道基地〈LOP-G〉の乗員六名に、新たな任務が課せられる。実際はアームストロングは月面に降りておらず、その栄光を捏造して欲しい、というものだった。政治の思惑が強く絡んだその任務をめぐって、乗員...
資金調達を目的として、宇宙開発の現状を地球に伝える任務を目的としたアルテミス5計画、軌道基地〈LOP-G〉の乗員六名に、新たな任務が課せられる。実際はアームストロングは月面に降りておらず、その栄光を捏造して欲しい、というものだった。政治の思惑が強く絡んだその任務をめぐって、乗員は対立する。やがて不審な事故が起こり――。 というのが導入。極限の環境、極限の心理状態の中で、他者を信頼することができない、というかなり怖い状況下で、宇宙飛行士も人間だ、という挟み込まれるエピソードが心を抉ってきます。泣けることが、必ずしも優れていることの第一条件としてイコールで結べる、とは考えてはいませんが、こういうのを読むと、泣いちゃうんだよなぁ、という作品。
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