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ホラー映画の科学 悪夢を焚きつけるもの
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | フィルムアート社 |
| 発売年月日 | 2024/07/26 |
| JAN | 9784845923045 |

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ホラー映画の科学
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
ホラー映画が好き。子供の頃はレンタルビデオ屋さんの貞子のジャケットを見るだけでその日は眠れないくらい怯えていたのに、今となっては映画館に観にいくほど。どうしてホラー映画に惹かれてしまうのかを知りたくなって、この本に辿り着きました。 ホラーを見ると私たちの脳では何が起きるのか、そ...
ホラー映画が好き。子供の頃はレンタルビデオ屋さんの貞子のジャケットを見るだけでその日は眠れないくらい怯えていたのに、今となっては映画館に観にいくほど。どうしてホラー映画に惹かれてしまうのかを知りたくなって、この本に辿り着きました。 ホラーを見ると私たちの脳では何が起きるのか、そしてホラーのジャンルについてや歴史など、網羅的にホラー映画とは何たるかを教えてくれる。 特に面白かったのは、ホラーはその時代に人々が恐怖しているものを表しているということ。 「TXQ FICTION」の最新作の「魔法少女山田」も情報社会における恐怖を描いているのを考えると確かに納得。 例えば、ジョージ・A・ロメオの世界初のゾンビ映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は1968年に撮られた作品で、ゾンビという異質なものを通して「人種差別」を描いた作品として名高い、が監督にその意図はなかったそう(私もいろんな考察サイトで人種差別を描いていると目にしていたのでビックリ)。意図があろうとなかろうと、「恐怖」を描こうとすると、自分の内側にある恐怖は露呈されてしまうのだろうと思う。 最近は日本も「ホラーブーム」らしい。ホラーが流行る時代というのは、なんだか不安定な時代な気がする。私も安全圏からホラーを見ることで一種のカタルシスを感じていると思う。何はともあれ、ホラー好きなら一度は読みたい本です ◼︎自分メモ(作中引用) 1890〜1920年 初期のホラー 戦争・変化・共産主義 1920〜1930年 全盛には至らない時期 経済危機・政変 1940〜1950年 原子力の登場 核兵器・共産主義 1960年 他人という悪魔 社会的混乱・価値の変化 1960年後半〜1970年 暴力的な結末 ベトナム戦争・カルト・シリアルキラー 1980年 スラッシャー、悪魔系パニック・ビデオ・ナスティ ティーンエイジャー・家族の価値観を脅かすもの・共産主義 1990年 ホラー映画の低迷? シリアルキラー・社会的混乱・世界の終末 2000年 新たなミレアムに向けたホラー映画 テロリズム・移動・テクノロジー・拷問
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メモ ホラー映画には共感、同情、同一視が必要。 テラーはドキドキ、ホラーは起きてしまった悲劇とそれを見た我々の恐怖反応。
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2025年5月8日読了。数多くのホラー映画の名をあげながら、ホラー映画が人を惹きつける各要素の働きと、「なぜ(一部の)人は『悪趣味な』ホラー映画を好んで見るのか?」という謎について、複数実施されてきた恐怖に関する科学実験を引きながら解説を試みる本。ホラー映画は暴力を誘発するのか・...
2025年5月8日読了。数多くのホラー映画の名をあげながら、ホラー映画が人を惹きつける各要素の働きと、「なぜ(一部の)人は『悪趣味な』ホラー映画を好んで見るのか?」という謎について、複数実施されてきた恐怖に関する科学実験を引きながら解説を試みる本。ホラー映画は暴力を誘発するのか・暴力衝動を昇華する働きがあるのか、については永遠の議論だが、人間のもっとも原始的な「恐怖!」の感情に働きかける作品はフィルム創成期から現代にいたるまで存在しているから、決して否定できない・人間の根源的な何かを安全に揺さぶるものであることは確かなのだと思う。幼少の頃に恐怖を感じたホラー映画は畏怖・避けたくなる対象になりがちなのに対し、大人になってから見たホラー映画は笑いや楽しい思い出に結び付きがちなのは興味深い。落ち込んでいるときにホラー映画を見てさらに落ち込む、ってことないもんな。
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