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わたしの知る花
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町田そのこ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2024/07/22
JAN 9784120058066

わたしの知る花

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商品レビュー

4.4

192件のお客様レビュー

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2024/11/13

時代を超えて安珠と悦子がリンクする感じ、誰か1人をどうしようもなく愛すること、愛したこと。それを伝えることができること、伝えず心の中にしまって、思い出を自分の芯とすること。一人一人の想いやことば沁みました。 私としては、平さんに生きてて欲しかった。悦子さんと気持ちを伝え合って欲し...

時代を超えて安珠と悦子がリンクする感じ、誰か1人をどうしようもなく愛すること、愛したこと。それを伝えることができること、伝えず心の中にしまって、思い出を自分の芯とすること。一人一人の想いやことば沁みました。 私としては、平さんに生きてて欲しかった。悦子さんと気持ちを伝え合って欲しかった。孫と息子の存在、生きてるうちに気づいて欲しかった。全てタイミング。切ない、辛い気持ちもあるけど本当に読んで良かったと思える一冊でした。

Posted by ブクログ

2024/11/13

やっぱりこの人凄いな。この構成,自分では絶対に書けないと思い知らされた。LGBTが1つのテーマなんだろうけど,本作では主題ではない。一章ずつ読むつもりが,翌日のことも忘れて一気に通読させられてしまった。『52ヘルツのクジラたち』以外にも書いてるみたいだから読んでみたいと思う。

Posted by ブクログ

2024/11/13

めっちゃ泣ける素敵な小説。 言葉一つひとつがジワジワと身に染みる、本当天才だと思う。 人の持つ儚さ、脆さ、弱さ、狡さなどが入り組みながら歩む人生。でもその根底には相手を想う愛に満ち溢れた世界。 でもそれは必ずしもハッピーエンドではなく、すれ違い、誤解、葛藤、後悔に打ちひしが...

めっちゃ泣ける素敵な小説。 言葉一つひとつがジワジワと身に染みる、本当天才だと思う。 人の持つ儚さ、脆さ、弱さ、狡さなどが入り組みながら歩む人生。でもその根底には相手を想う愛に満ち溢れた世界。 でもそれは必ずしもハッピーエンドではなく、すれ違い、誤解、葛藤、後悔に打ちひしがれながらも、その先にもっと大切なものがあるんだよという人生の真理。 多くの人に絶対に読んで欲しいなと強く思う一冊でした。

Posted by ブクログ

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