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真・日本の歴史
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2024/07/18 |
JAN | 9784344043091 |
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真・日本の歴史
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商品レビュー
4
12件のお客様レビュー
この人の本は初めてかな、なかなか面白い。ただ本人の歴史学者への攻撃は、よく事情を知らない人間からすると少し辟易するな。少なくとも本人が認めているとおり著者は歴史家であって学者ではないので、現在の日本の歴史学と方法論的な違いがあるのは仕方ないこと。自分の説を教科書に載せていれば、な...
この人の本は初めてかな、なかなか面白い。ただ本人の歴史学者への攻撃は、よく事情を知らない人間からすると少し辟易するな。少なくとも本人が認めているとおり著者は歴史家であって学者ではないので、現在の日本の歴史学と方法論的な違いがあるのは仕方ないこと。自分の説を教科書に載せていれば、なんてのはちょっとちゃうんじゃないかと思うが。もちろんおれ個人としては、学術的にどうこうではなく大きな視点で歴史を俯瞰する人は必要だと思っているし、そこから常識を覆すような視点を提示している著者の説はいいと思う。 比較と宗教という視点を持つことは著者は重視していて、比較に関しての例としてなぜ日本はレンガ文化でなく木造文化なのか、道路舗装率が低いのか、則天武后が日本を真似て女帝になったかなど。信長の軍は信玄や謙信と違って兵農分離が進んでいたと言ってるけど、じゃあ第二次川中島の戦いの200日対陣はなんだったんだとか思うけど。信長が宗教団体を武装解除した、信長は女性を大切にしていたから松姫の名前が記録に残った、日本の女性は世界最強だった、綱吉が日本のモラルを高めたし側用人というシステムを作ったとかも面白い。 日本人の宗教の原点は穢れであるとし、大きな徳があるがゆえに死ぬと穢れが大きいから天皇が死ぬごとに遷都していたのを持統天皇が仏教のやり方で火葬させることで首都を固定化した、最強の怨霊となった崇徳上皇の呪いとそれが現代に至るまで及ぼしていた影響、怨霊鎮魂としての源氏物語や能楽、言霊に縛られる日本人、万葉集からある和歌の前の平等、平安時代に開店休業状態だった朝廷の軍事部門とカウボーイとして開拓し自ら武装した武士、家康が導入した朱子学によって職業による身分差別や女性や外国人蔑視、安土宗論の誤解と実際にあったと思われることなどなども大変面白い。
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物事には原因と結果がある。学校で教えられた歴史は、結果の羅列であり原因に触れてはいない。だから面白くなく興味を持てなかったのに対し、この歴史家を標榜する井沢氏の立場は、その原因を、世界と、あるいは時間軸の前後と比較する事によって見えてくる事から提示しようとするもので、その結果とし...
物事には原因と結果がある。学校で教えられた歴史は、結果の羅列であり原因に触れてはいない。だから面白くなく興味を持てなかったのに対し、この歴史家を標榜する井沢氏の立場は、その原因を、世界と、あるいは時間軸の前後と比較する事によって見えてくる事から提示しようとするもので、その結果として提起された原因は納得感が高く、非常に面白く読むことが出来た。 なるほど、それが原因だったのかぁ、そういう事だったのかぁ、などと腑に落ちた事が沢山あり読んで良かった。
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歴史は単なる過去の記録ではない。権威主義に陥りやすい日本人の性質を鋭く分析しつつ特定の時代や事象を掘り下げその背景を通史の中に位置付けている。 娯楽やフィクションではなく事実に迫ろうとする真摯な姿勢に貫かれている。本書は「現在を理解するための歴史であり未来に活かすための教訓」とし...
歴史は単なる過去の記録ではない。権威主義に陥りやすい日本人の性質を鋭く分析しつつ特定の時代や事象を掘り下げその背景を通史の中に位置付けている。 娯楽やフィクションではなく事実に迫ろうとする真摯な姿勢に貫かれている。本書は「現在を理解するための歴史であり未来に活かすための教訓」として再構築し新たな視点を提供する。 深く学びたい読者にとってこの一冊は気づきと感動をもたらす価値ある出発点として歴史の木ではなく森に分け入ることにしよう。
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