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ヘルシンキ 生活の練習 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2024/07/12 |
JAN | 9784480439697 |
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ヘルシンキ 生活の練習
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商品レビュー
4.1
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『どこでどんなふうに生きていようと、困った、しんどい、助けて、と素直に言えばいい』 ―――身にしみることがたくさんありました。 私しては珍しく、本から抜粋をしようと思います。 大事だと思う部分、落とし込みたい部分、意識を変えたい部分など、本の文章丸々同じではないけれど、そのエッセンスを身につけたいと思っています。後ろからさかのぼって記入します。 『たくさん友達を作って、粘り強く、できる範囲で、みんなで力を合わせる』 『運動はみんなでやるものだ』 『多様な幸福を緩やかにサポートする仕組み』 『幼いうちに強制されて、これ嫌だと思うのは悲しいこと』 『自分の被害すら認識出来ないやつに、加害なんかわかるわけねぇ』 『淡々とした戦争の肯定、否定の欠如に―恐怖を覚える』 『一番大切なのは何をやるかで、誰とやるかは二番目に大事』 『その子供を主に育てる人の他に、どれだけ多くの人が関われるかによって、きっと子育ての内容は変わる』 『トウンネプヘ、感情を言語化し、自分へのタイムアウト、セルヴィッテリュ、ときほぐし、謝罪』 『母親は人間でいられるし、人間であるべき』 『準備、実践、定着』 『友達だから一緒に遊ぶのではなく、一緒に遊ぶ人を友達と呼ぶ』 『人格を褒めたりしているわけではなく、その場の状況や問題に焦点を当ててそこを褒めたり変えようとしたりしている』 『スキルを身につける』 『物事を笑うことと、人を笑うことは別』 p102.p103『記憶・交渉・セルフエスティーム・日常的な自分の世話を自分ですること・多少しんどくてもやり切ること・違いを認識しあうこと等、集団生活と修学に必要なスキルを身につけること』 『あらゆるスキルを練習している時期。できない、喧嘩、意地悪、悪いことではなく今練習中のこと』 『自分のことは自分でさせる。あなたを信頼しています。明示的に伝える。』 『遊びを通じてやる。大人に頼ることができる安心館、ここまでならできるという判断力を養う、信頼されている自信を持ち、他人を自分と同じように尊重する』 『個人が頑張らなくても問題がないようにするために公的制度があるはず』 『それほど手厚い訳ではないが、誰でも利用できるサポートがどこにでもある』電車内の子供スペース 『大まかな工夫をすることによって多様なニーズに応えられる』 『自立とは他人を頼ること。迷惑をかけないと頑張ることは、自分は他人を助けないと自慢するのと同じこと』
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パクさら さんという子供が二人いる人が ヘルシンキでの仕事を選ぶ。 日本人のご主人も賛成してくれる。 この本読むまで フィンランドの歴史を知りませんでした。 ロシアから奪い返した土地なんですね。 ヘルシンキは暗くて寒くて食べ物がまずい 子供には親切 よその国からきた人にも 平等に...
パクさら さんという子供が二人いる人が ヘルシンキでの仕事を選ぶ。 日本人のご主人も賛成してくれる。 この本読むまで フィンランドの歴史を知りませんでした。 ロシアから奪い返した土地なんですね。 ヘルシンキは暗くて寒くて食べ物がまずい 子供には親切 よその国からきた人にも 平等にいろんな制度が使える。 ママが子供にパニクって大声をあげそうになったら 電話すると 話しを冷静に聞いてくれるシステムもある。 さらさんが感情が激したシーン 前 一緒にコーラスをやっていた韓国人のキムさんを 思い出しました。 さらさんは 在日で両親もおじいちゃんおばあちゃんも日本にいる。 キムさんは韓国から来て日本に住んでいるし ご主人も韓国の人 わたしはキムさんが 大声を出した時 胸の中に熱いパッションがある人なんだなあ! と思ってたことを思い出しました。 さらさんは京都にお住まいだったけど 在日コリアンの人たちへの差別とか偏見とか いろんなものがあるんですね。 日本でもなく韓国でもない所に住みたい!という願いで フィンランドを選択 さらさんの子供たちへの話し方が 関西弁なので なにやら柔らかい。 子供たちに ひとつひとつ ちゃんと話しをして 話させている。 子供たちも 小さいながら ちゃんと意見を言う。 作者は自分に自信がなさそうですが いやいや立派なものです。 幼稚園は 働く親のためにあるんじゃなく 子供には 行く権利がある。 戦争の話しも出てきます。 今 私たちがここで生きてるのは その上の年代の人たちが 頑張って生き抜いてきたからなんですね。 フィンランドには徴兵制もあるけど 分別のある国なんだなあ! と思いました。
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期待を超えてきた〜素敵な文章だった 私がヘルシンキ好きだな〜と思った理由と住みたくはないな〜と思った理由が詰まってた 高校時代の探究発表のガバガバ発表をずっと情けないなーと思ってたけど、考えの浅さだけでなくどのように思考したらいいのかをアカデミックに淡々とでも関西弁で面白く!指...
期待を超えてきた〜素敵な文章だった 私がヘルシンキ好きだな〜と思った理由と住みたくはないな〜と思った理由が詰まってた 高校時代の探究発表のガバガバ発表をずっと情けないなーと思ってたけど、考えの浅さだけでなくどのように思考したらいいのかをアカデミックに淡々とでも関西弁で面白く!指摘してもらえてすごくスッキリした。この文章の温度感がめちゃくちゃ心地いい。ハイキューの北さんみたいな感じ。 何よりも本のタイトル、生活の練習の意味するところがつくづく大切なことだなと思う ドライな人は能力と人格を切り離せるから、怒らない。もっと言うと問題と人を切り離せるから議論がちゃんと前に進む 認知行動療法を実践中の身としても本当に学びのある考え方だった
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