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ヘルシンキ 生活の練習 ちくま文庫
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ヘルシンキ 生活の練習 ちくま文庫

朴沙羅(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2024/07/12
JAN 9784480439697

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商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2024/10/16

予想以上に最高に良かった!続編も読みたい。 フィンランドの保育園の描写がとても良かった 人格ではなく「技術」と捉えて、 「悪いところ」ではなくあくまで「練習が足りない」と表現するところが素敵だった ユキちゃん、クマちゃんのせりふも癒される しかしフィンランドの善とされる部分...

予想以上に最高に良かった!続編も読みたい。 フィンランドの保育園の描写がとても良かった 人格ではなく「技術」と捉えて、 「悪いところ」ではなくあくまで「練習が足りない」と表現するところが素敵だった ユキちゃん、クマちゃんのせりふも癒される しかしフィンランドの善とされる部分も悪とされる部分も、著者は常に冷静に見つめていて 自分は社会をどう捉えているか見直すきっかけになる 自分がもし子どもを育てることになったら、絶対に再読したい

Posted by ブクログ

2024/10/03

2人の子供を抱える朴さんによる、フィンランドのドタバタひとり育児日記!時に日本との比較でフィンランド最高!的なやつ…と思って読んだら大間違いだった。 韓国と日本にルーツを持つ朴さんが、フィンランドと教育や文化や考え方、そこから感じる日本との違いを率直に語る。 そこには自分の出...

2人の子供を抱える朴さんによる、フィンランドのドタバタひとり育児日記!時に日本との比較でフィンランド最高!的なやつ…と思って読んだら大間違いだった。 韓国と日本にルーツを持つ朴さんが、フィンランドと教育や文化や考え方、そこから感じる日本との違いを率直に語る。 そこには自分の出自について悩んだ過去を持ち、日本での生きづらさを感じた朴さんにしか書けない視点が多く、日本でマジョリティ(特に僕はシス、ヘテロ男性なのでかなり特権的な立場にある)として生きる自分では考えたこともないもので、とにかく学びが多かった。 フィンランドは幸福という文脈で語られることが多いが、それよりも「不幸」であるその状態に目を向けることが大事だと思った。 移民や難民の問題にせよ、移民や難民それ自体が問題なのではなく、そうした状況になる政治や環境が問題だ。 日本では特に「自己責任」という言葉が、人の決定の全てを、その人の責任として突き放すようになった。所得が低いことは、その仕事を選んだ人が悪い、努力を怠っているのだとする。 朴さんは「100%の自己決定などあるのだろうか?」と問いかける。 時に人は、自分で決めたと思うことであっても、社会的な状況や、生まれ、出身、性別、年齢、など、自らではどうにもならないものに囲まれながら、その中でもわずかに選べるものだけを選択しているにすぎない。 社会的に言う成功を、自らの努力で掴み取った人をそれ自体否定しないが、そうしたことができる環境にあったのだという、特権的な立場にある自らを俯瞰できる視点が重要だ。 ルーツによって差別されていた自分も、実は恵まれた環境にあると知り、その特権性は自分の祖母や曽祖母、それ以前の女性たちが男性をサポートして得られた上にあると知りるシーンは中でも印象的だった。 辛い人や、悲しい思いをしている人は、その原因は全てその人のせいなのだろうか?政治的、社会的、ジェンダー、あらゆる環境や状況によって誰もが無意識に誰かを傷つける可能性がある。 自分が置かれている立場を客観的に見つめ、少しでも自分より辛い立場や悲しい思いをしている人に対して心を配れる、そんな人が多い世の中がきっと「幸福」な国をつくるのだろう。

Posted by ブクログ

2024/09/29

幸福度世界一と言われるフィンランド。 生活の基本は重ね着、他人を気にしていないが頼られれば助けるというところが印象的。 著者の幼い子供たちの順応性と朗らかさにも感心する。 著者の家族の生い立ちも独特、フィンランド周辺の歴史も興味深い。

Posted by ブクログ

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