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ぼくが生きてる、ふたつの世界 幻冬舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2024/07/11 |
JAN | 9784344433779 |
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ぼくが生きてる、ふたつの世界
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ぼくが生きてる、ふたつの世界
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
聴覚障害の、私の母から勧められて読みました。 この本を読んで初めて、私は"コーダ"というんだと知りました。 私は幸いにも、家族が障害者だからといって差別や偏見に苦しんだことはないですが、住んでる地域や年代によっては偏見が色濃く残っていることもあるのだなと感じま...
聴覚障害の、私の母から勧められて読みました。 この本を読んで初めて、私は"コーダ"というんだと知りました。 私は幸いにも、家族が障害者だからといって差別や偏見に苦しんだことはないですが、住んでる地域や年代によっては偏見が色濃く残っていることもあるのだなと感じました。 しかし、母が私の話を聞き取れなくて言い直さないといけないとか、手話を使ってるのを人に見られるのが恥ずかしいとか、共感できる部分が多くあって、他人事とは思えませんでした。 コーダの方も、そうじゃない方も、みんなに読んでみてほしいです。
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- ネタバレ
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映画を観て主人公と原作者の名前が同じことに気づき、原作となった本を購入。 幼少期〜思春期、自分が普通の家族と違うと知り、母親を恥ずかしいと思うエピソードは胸がぎゅっと締めつけられます。大人になるにつれて、コーダの存在を知り、自分ひとりではないと知る。 後半は母親に対する思いや後悔が綴られるが、守ってあげるのではなく「ともに生きていく」 この本を読んで聴覚障害や、コーダについて知ることができて良かった。差別や偏見が少しでもなくなりますように。
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映画を観た。 何も知識がない状態で映画を観たので、映画に原作があることも知らなかった。 観終わった時、原作を読みたいなーと、本屋にふらっといったら、ちょうどこの本が。 すぐに読み始めた。 映画はうまく繋ぎ合わせて作っていたんだなーという印象。 映画も原作の本著も、コーダと家族と...
映画を観た。 何も知識がない状態で映画を観たので、映画に原作があることも知らなかった。 観終わった時、原作を読みたいなーと、本屋にふらっといったら、ちょうどこの本が。 すぐに読み始めた。 映画はうまく繋ぎ合わせて作っていたんだなーという印象。 映画も原作の本著も、コーダと家族との繋がり。ではなく、コーダと母親との繋がりが描かれている。 我が家はコーダではないが、酒癖の悪い父がいたために、母は自分の身なりを気にせず働いてくれていた。 そんな母を愛しながらも、参加日には来て欲しくないといって悲しませ、大学の学費が払えないとわかると罵り。 自分の母も悲しそうな表情をしていたなーと。 五十嵐さんのことを読みながらも自分のことを思い出し、少し辛かった場面もあった。 五十嵐さんが何度となく書いていたこと。 「守ってあげなければ」という言葉。 五十嵐さんも書いていたが、この言葉の裏には、どこか自己満足や自分のためという思考が働いている気がする。 大人になった自分も、同様の思考が無意識に働いている感じが否めない。 本当は「見守る」ことが必要なのだろうが、それが難しいんだよな。。 五十嵐さんもあとがきに書いていたが、近年、聴覚障がいの方の書籍や映画、映像が多くなっている。 でも、やはり、どこかで「可哀想な人」と思う気持ちがないでもない気がしている。(友達に失聴者がいるのに、自分もどこかに感じている気がする。。。) もっともっと、「可哀想な人」という感覚がない世の中になっていければな。と切に思う。
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