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わかれ道の先 藍千堂菓子噺 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2024/07/09 |
JAN | 9784167922474 |
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3
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※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ第6巻 【収録作品】 序 総左衛門の小さな綻び 一話 遺された菓子帳と「三度目の阿米弁糖(アメンドウ)――アーモンド――」 二話 お糸の啖呵と「栗餡の金鍔」 三話 読売騒ぎと「挽茶の羊羹」 結び 笑う幸次郎 百瀬屋の新入りの菓子職人を巡る話。 性根の腐った人間というのはどこにでもいるわけだが、面白ければよいと噓を拡散するのも変わらずか。 受け手が真に受けなければいいだけなのに、その辺の民度も変わらずというところがなんともはや。拡散の速さと取り消しのできなさという意味では、今のほうがたちが悪い。 とはいえ、明るい兆しが見えて、ようやくこの二人も…という展開はうれしい。
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シリーズ第六弾。 晴太郎と幸次郎兄弟そして職人の茂市が営む菓子司〈藍千堂〉を巡る人情噺、連作三話(&序と結び)が収録されております。 晴太郎と幸次郎兄弟の後見人で、二人の亡き父・先代清右衛門の親友でもあった伊勢屋総左衛門が、いつになく元気がない様子。 相談を受けた晴太郎達は、...
シリーズ第六弾。 晴太郎と幸次郎兄弟そして職人の茂市が営む菓子司〈藍千堂〉を巡る人情噺、連作三話(&序と結び)が収録されております。 晴太郎と幸次郎兄弟の後見人で、二人の亡き父・先代清右衛門の親友でもあった伊勢屋総左衛門が、いつになく元気がない様子。 相談を受けた晴太郎達は、総左衛門と先代清右衛門の思い出の食材・阿米弁糖(あめんどう/アーモンド)を使った菓子を考案することに・・。 〈伊勢屋〉の従業員たちが、主人・総左衛門の元気がないとザワついた理由が、“(着物と紙入れの)コーディネートが合っていないから”という、まさかのファッションチェックで心配されるあたり、普段の総左衛門の装いが完璧なのだろうな・・とお察しします~w。 と、変なところに食いつくのはこの辺にしときまして(汗)。 今回晴太郎達が総左衛門の為に作ったのが、“アーモンド(阿米弁糖)を使った麩餅”なのですが、モチモチの麩餅×アーモンド風味なんて絶対美味しいヤツ!と“麩餅スキー”の私はつい前のめりになってしまいました。 さらに、この「阿米弁糖」菓子作りを機に、今まで〈百瀬屋〉にあった先代清右衛門の“菓子帳”が晴太郎達の手元に戻ってくることになったのは良かったですね。 一方、お糸が“名代”として切り盛りする〈百瀬屋〉に、新しく雇われた菓子職人の伴次が、傲慢&横柄でホンマに人として酷い代物でして・・この巻は、ほぼほぼこの伴次に引っかきまわされているという印象です。 お糸自身「なぜ、あんな奴を雇ってるのかって、不思議に思っているでしょう」と、伴次にドン引きしている幸次郎に言っていましたが、採用面接(?)の時点で「ダメだコイツ」ってならなかったのですかねー? ま、それほど〈百瀬屋〉の人手不足が深刻だったということなんですけどね・・。 さて、そんな困ったヤツ・伴次ですが、結局お糸の逆鱗に触れて解雇されてしまうのは想定内として、その後〈藍千堂〉に“雇ってくれ”と押しかけるわ、それがダメならと仕返しに読売屋へ〈百瀬屋〉と〈藍千堂〉の似非ゴシップを売るわで、とんだ迷惑野郎でした。 ただ、これをきっかけにして〈百瀬屋〉の“指示待ち職人トリオ”がしっかりするようになったので、“怪我の功名”ってところでしょうか。 〈百瀬屋〉の名代になってから、お糸は苦労続きでお気の毒なのですが、エピローグの「結び」では、お糸と幸次郎の仲にちょっと進展があったのは嬉しかったですね。 晴太郎も父の道を継ぐだけでなく、“自分の菓子道”を歩むことを決めたようですし、今後も〈藍千堂〉と〈百瀬屋〉の行く先を見守っていきたい所存です~。
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シリーズ第6弾 タイトルから、それぞれの道を目指して、別の道を進むのかと思ったが、晴太郎が先代・清右衛門の菓子にこだわらない、自身の菓子を作る道への分かれ道だったのか。 幸次郎とお糸のはっきりしない関係も一歩進んだようだが、百瀬屋を仕切るお糸を考えると幸次郎はどうするのか。 ...
シリーズ第6弾 タイトルから、それぞれの道を目指して、別の道を進むのかと思ったが、晴太郎が先代・清右衛門の菓子にこだわらない、自身の菓子を作る道への分かれ道だったのか。 幸次郎とお糸のはっきりしない関係も一歩進んだようだが、百瀬屋を仕切るお糸を考えると幸次郎はどうするのか。 兄弟と茂市の3人がいての藍千堂であって欲しい。
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