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涅槃(下) 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2024/07/25 |
JAN | 9784041148624 |
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涅槃(下)
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商品レビュー
4.7
9件のお客様レビュー
お恥ずかしながら初めての垣根作品。上巻の性描写の露骨さにドン引きしたが、下巻では、かなりのめり込んだ。お城の名前と城主、国の名前と位置、関東に住む私には毛利の安芸くらいしかわからず、巻頭の地図を見まくり、人物名もググりまくりだった。それはそれで面白く、心に残る作品だった。 そし...
お恥ずかしながら初めての垣根作品。上巻の性描写の露骨さにドン引きしたが、下巻では、かなりのめり込んだ。お城の名前と城主、国の名前と位置、関東に住む私には毛利の安芸くらいしかわからず、巻頭の地図を見まくり、人物名もググりまくりだった。それはそれで面白く、心に残る作品だった。 そして、涅槃という単語。わたしも両親を亡くして以降、人が死ぬことについて頻繁に考えるようになった。この作品の中では、亡くなる人たちの涅槃への旅立ちの場面が、とても美しい文章で表現されているなあと印象的だった。 どなたかのレビューに書いてあったが、「宇喜多直家をぜひ大河ドラマの主人公に‼︎」という署名があって、わたしも迷わず賛同してしまった(^^) 続けて、木下昌輝さんの「宇喜多の捨て嫁」を読んじゃおうと思う。
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圧巻の長編戦国小説。 明智光秀、石田三成、会津藩 そしてこの宇喜多直家。 勝者に歪められ悪とされるのが敗者の常で、それらは書物としても残されていくが、時を経て新たなその人物像や解釈が出てくるのが歴史の面白さでもある。 特に日本人は当座の文書を記すことにはご執心な割に、代替わりした...
圧巻の長編戦国小説。 明智光秀、石田三成、会津藩 そしてこの宇喜多直家。 勝者に歪められ悪とされるのが敗者の常で、それらは書物としても残されていくが、時を経て新たなその人物像や解釈が出てくるのが歴史の面白さでもある。 特に日本人は当座の文書を記すことにはご執心な割に、代替わりしたり都合が悪くなった途端、平気で処分してしまう。 ※またこれが丁寧に焼却が多かったりする。 宇喜多は無論、他登場人物の躍動感や激動の戦国時代の読み応えもたっぷり。 当時の各地に分散した文化や繁栄が今も名残として残っていたら、今の東京一極による地方格差はもう少しマシだったかもしれない。 『自分の人生は、存外に自分では決められない。たとえ私がこうであれかしと願っていても、それまで自分と関わってきた人々との流れ、つまりは世間が決めることなのだ。』
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ずっと隣で直家を見ているような、とても素晴らしい作品だった。共に悩み、苦しんだ。もう1つの生を生きたような感じまでさせてくれる一作であった。
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