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涅槃(下) 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2024/07/25 |
| JAN | 9784041148624 |
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涅槃(下)
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商品レビュー
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戦国大名あまたいる中でも、悪名高い梟雄(きょうゆう)の一人、宇喜多直家を主人公にした歴史大作。 戦国の梟雄としては、斉藤道三や北条早雲、松永久秀らが有名ですが、この人も成り上がりの出自や手段を選ばない策略家という点では、彼らに勝るとも及ばない悪人として知られています。 しかし、...
戦国大名あまたいる中でも、悪名高い梟雄(きょうゆう)の一人、宇喜多直家を主人公にした歴史大作。 戦国の梟雄としては、斉藤道三や北条早雲、松永久秀らが有名ですが、この人も成り上がりの出自や手段を選ばない策略家という点では、彼らに勝るとも及ばない悪人として知られています。 しかし、本書で描かれる直家は少しイメージが違います。 没落豪族の嫡子として生まれ、一時は商人に預けられなど艱難辛苦の末、お家を再興。その過程で権謀術数の限りを尽くすわけですが、当時としては当たり前のことだったのではないかと思います。 むしろ彼の素顔は、忍耐強く、受けた恩を忘れず、部下のことにも深く思いをきたす誠実な武将として描かれているのです。 興味深い点が二つ。 一つは彼が早くから重商主義的な考えを持ち、領土を闇雲に広げることよりも、産業の発展や人々の往来の活発化による金銭的利益を重視したこと。 これは、幼少期に商人の薫陶を受けたことから発した、当時としては斬新な考え方だったと思いますが、天才信長の先を行っていたことになります。 もう一つは嫡子、宇喜多秀家の育て方。 彼は徐々に勃興してくる織田家、特に秀吉と接するうちに、これからの時代は、自分自身のように孤高を保ちまさに虎狼の如く生き抜く時代は終わったと気づきます。 これからは大組織の中で、人々の人望を得られるような人好きのする明るい人間が重宝される時代になると考え、息子をそのように伸び伸びと育てていきます。 本書では、秀家の時代は描かれていませんが、後に秀家が豊臣家に忠義を尽くし、関ヶ原で敗れ島流しされた地で慕われて天寿を全うしたことを考えると父直家の遺志が繋がったとの感慨を持ちました。 現代のリアルなアクション・サスペンスの名手、垣根涼介さん! 「光秀の定理」以降、良質な歴史小説を多数書かれています。今後の活躍に期待しましょう!
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上よりはやや落ちてついてしまったのでは。棟梁としての差配話が中心になってしまったからかもしれない。が周りの優秀な人材がイキイキと動くのがすごく良い。歴史に埋もれない。全般には面白い歴史小説だった。出会いに感謝。
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宇喜多直家についてあまり知らなかった。確かに前妻と子との関係により、悪い印象があるが、お福との関係や街づくりは良い領主と思える。
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