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N 集英社文庫
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N 集英社文庫

道尾秀介(著者)

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N 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2024/06/20
JAN 9784087446586

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商品レビュー

3.7

484件のお客様レビュー

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2026/08/11

6つの短編で構成されてるとのことで、バラバラに読みました。たしかに繋がりがある部分はあるけど、順番によってそんなに物語変わるかな?という印象。結末とかないし(順番のせい?)普通に短編集読んだっていう感想。

Posted by ブクログ

2026/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

娘の本棚から。 6編の短編集。 読む順番によって違う印象をもたらす物語体験を、という趣向のよう。 一編一編は全く別の物語たが、所々に他の物語と繋がる部分があって、読む順番によってそれがどう繋がっているのか見えている場合と、別の編で読んだときに改めて未来や背景という形で浮かび上がってくる場合とがある。 仄かな希望を漂わせて終わる物語もあれば、極めてビターなエンディングを迎える物語もある。 全部読み終わったときに、それぞれの繋がりから環のような、織物のような物語世界が頭の中に出来上がっている。 人物相関図を作りながら読んだら面白そうだなと思った(やってないけど)。 こういう物語ってどうやって書くのか不思議。 ましてや本書の短編たちの初出は小説すばるへの掲載。 1番早いやつで2019年10月号で1番遅いやつが2021年6月号。 1年半後に書く物語との繋がりをその時点で意識して書いてたの? 一方向的に繋がっているわけじゃないから書き直しとかしたくなる気がするんだけど。 それとも最初の時点で全体はあらかた書けていて、1年半かけて小出しにしてったこと? それはそれで気の長い話。 初稿から改稿して書籍化しましたみたいな断りもないし。 うーん、不思議。

Posted by ブクログ

2026/08/04

道尾秀介さんの『N』は、これまで読んできたミステリーとはまったく異なる読書体験を味わえる作品だった。どの順番から読んでも一つの物語として成立する構成は斬新で、それぞれの短編が少しずつ重なり合い、一冊を読み終えたときには壮大な一つの物語へと変わっていく。その「つながり」の美しさこそ...

道尾秀介さんの『N』は、これまで読んできたミステリーとはまったく異なる読書体験を味わえる作品だった。どの順番から読んでも一つの物語として成立する構成は斬新で、それぞれの短編が少しずつ重なり合い、一冊を読み終えたときには壮大な一つの物語へと変わっていく。その「つながり」の美しさこそ、本作最大の魅力だと感じた。 特に印象に残ったのは「消えない硝子の星」。少女が周囲の人との交流を通して母親の死を受け入れ、少しずつ前を向いていく姿は温かく、読後には希望が残った。しかし、その少女が「笑わない少女の死」で事故により命を落とす展開には大きな衝撃を受けた。救われたからといって幸せな未来が約束されるわけではないという現実が切なく、それでも彼女の成長や出会いは決して無駄ではなかったのだと感じさせられる。 また、「名のない毒液と花」と「眠らない刑事と犬」が一つの事件を異なる視点から描いている構成も見事だった。読み進めるたびに登場人物同士の縁がつながり、物語全体に散りばめられた「光の花」というモチーフが、人と人とのつながりや心に残る優しさを象徴しているように思えた。ミステリーとしてだけでなく、人間ドラマとしても深く心に残る一冊だった。

Posted by ブクログ

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