商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2024/06/20 |
JAN | 9784087446586 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
3.7
160件のお客様レビュー
一気に2回読むことをオススメする本。 全六章。読む順番で、世界が変わる。 あなた自身がつくる720通りの物語。 それぞれは短編小説だが、少しずつ登場人物と時間軸が重なっていて大きな物語になっている。 間を置いてしまうと、物語の詳細を忘れてしまって「???」となってしまうので、...
一気に2回読むことをオススメする本。 全六章。読む順番で、世界が変わる。 あなた自身がつくる720通りの物語。 それぞれは短編小説だが、少しずつ登場人物と時間軸が重なっていて大きな物語になっている。 間を置いてしまうと、物語の詳細を忘れてしまって「???」となってしまうので、一気読みがオススメ。 且つ2回読むと 「あ!これ!あの時の!」 「え!ここ時間軸が重なってる!」 となる。 1回読んだだけでは、イマイチ感があるけど2回読むと深みが出る作品。 初めて期間を空けずに2回連続で同じ本を読んだ。 どんな人生も、誰かに影響を受けていて、誰にも影響を与えてないと思うような、いわゆるモブだと思ってる人だって、誰かに影響を与えている。 それを実感した物語だった。 個人的には、「笑わない少女の死」が苦しくて堪らなかった。 どこか希望が見える章が多いなかで、この章だけは残酷さがある。 1回目読了 第1章 名のない毒液と花 第2章 落ちない魔球と鳥 第3章 笑わない少女の死 第4章 飛べない雄蜂の嘘 第5章 消えない硝子の星 第6章 眠らない刑事と犬 2回目読了 第4章 飛べない雄蜂の嘘 第2章 落ちない魔球と鳥 第1章 名のない毒液と花 第5章 消えない硝子の星 第3章 笑わない少女の死 第6章 眠らない刑事と犬
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
623145の順で読みました。 まずよくもまぁ、こんなギミックをおもいつくなぁと関心するばかりです。さすが道尾先生。 向日葵の咲かない夏を読んだことがあり、 あの気持ち悪さ(褒め言葉)がまた体験できるのかと思いてにとりましたが、全然違う角度でまた度肝をぬかれました。 あえて読む順番ではなく、各章の好みに触れると 2,6が好きでしたね。江添は6→1の順で読むとめちゃ好きになれると思います個人的に。 2は向日葵の咲かない夏的な描かれた方で個人的に好み、個人的にはちなみさんの過去とかその後をもっと掘り下げでほしかった、、、、 全体としては非常に面白い仕掛けだが、 言葉を選ばずにいえば、短編の組み合わせであり 深堀が少しあまくなるので、感情移入度とか没入感はやや低めでした。読み終わった後の余韻も長編小説よみきった時の「じ〜ん」という感じではなく、これはこれで新体験だったなと思います。 解説の「どの登場人物にも人生があり、それぞれの人生の主役だ」という言葉は、各章での別章の主人公とのニヤミスが、ただ単に世界線や舞台が同じなんだよー的な匂わせに終始するものではないことを補完したくれた気がしました。
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どの順番で読む?繋がりのある6つの物語。最初、それぞれの章の冒頭1ページが書かれているので、気になった順に読み進めました。一章毎に前後逆で書かれていて、本をくるくるさせながら読み進んでいく形。ちょっと不思議で面白い読書体験でした。
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