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遠藤周作短篇集 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2024/06/18 |
| JAN | 9784003123416 |
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遠藤周作短篇集
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イヤな奴 最後江木が1人で泣きたかった、ということろに心打たれた。 わたしもそういう卑劣さを持った人間だからだ。 わたしだったら、お行きなさい、触れないからと言われたとき、ホッと、安心するだろうと感じる。 その前日 踏み絵を踏むものと踏まれるものの苦しさが少し伝わってくる気がす...
イヤな奴 最後江木が1人で泣きたかった、ということろに心打たれた。 わたしもそういう卑劣さを持った人間だからだ。 わたしだったら、お行きなさい、触れないからと言われたとき、ホッと、安心するだろうと感じる。 その前日 踏み絵を踏むものと踏まれるものの苦しさが少し伝わってくる気がする。 最後の一文、人生のようにうすよごれたの「うすよごれた」がなんとも言えない物悲しさがある気がした。 私のもの 泣けた。涙は出ないが心が泣いた。 妻に酷い言葉を吐いた時、妻の弱った可哀想な姿を見ながら自分の作品に違いないと思ったところに胸を打たれた。 学生 田島が、主人公が会いに来て修道院の辛さを告白するところ「労働だつて、決して怠けたりしなかったし…」心が泣けた。辛いのに、ちゃんと我慢して頑張っていたところ、また、主人公が「そう思うよ」と肯定してくれるところが泣ける。 また最後、天正の少年使節が最後の1人は転び者になり仲間たちを捕縛する手先になったというところが、胸が切なくなった。その者は生き残るために、仲間を裏切って手先として動いたこと、辛いものがあっただろうと思った。 指 血漏の女とイエスがの目が合い、イエスはすべてを理解した。「もう苦しまなくていい」と言った、ところが感動した。美輪さんのような気がした。 幼なじみたち 最後のボッシュ神父の「いつも、そうです。」が静かな心強さだった。許せない、痛みは出る、だけどまた前を向いて歩いていくと伝えているようだった。 合わない洋服 「ダブダブの洋服を自分の体に合うよう生涯、努力するおとも文学ではないかと言う気持ちになったからである」に心が揺さぶられた。わたしは今そのように努力している。それもまた間違いではないのではないかと感じた。なんだか、心がいっぱいになった。 吉満先生のこと 「先生の気持ちがよくわかるようになった」読んだら、温かい気持ちになった。また、最後近く読んでいて、先生に感謝の気持ちで書かれたのだなぁと、胸がいっぱいになる感じがあった。
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短編12編、エッセイ3編を収録。 誰にでもふと、こんなこと言っちゃう自分って嫌だな、または、はっきり言えない自分って弱いなと感じる瞬間などはあると思う。 そういう気持ちに、私もですよ、と寄り添ってくれるような小説ばかり。 遠藤氏は子供の頃に同居していた叔母に教会に連れて行かれ洗礼...
短編12編、エッセイ3編を収録。 誰にでもふと、こんなこと言っちゃう自分って嫌だな、または、はっきり言えない自分って弱いなと感じる瞬間などはあると思う。 そういう気持ちに、私もですよ、と寄り添ってくれるような小説ばかり。 遠藤氏は子供の頃に同居していた叔母に教会に連れて行かれ洗礼を受けることになったが、後にそれが、自分の生き方や考え方に合わないと感じ始める。 戦時中にはキリスト教徒であることで嫌な思いをし、信者であることを隠したりもした。 短編はどれも、自身の体験が元になっているとみられる私小説風で、深く内面と向き合っている。 特に、『私のもの』には、遠藤氏のキリスト教への向き合い方が一番よく現れていると感じられる。 主人公の勝呂(すぐろ)は子供の頃、成り行きで叔母に洗礼させられた。 大人になるにつれ、愛という大袈裟で気障な言葉に、信仰とか洗礼とかいう言葉と同じような軽薄な響きを感じ、キリストを心の中で「あの男」と呼んだりもした。結婚も、親がうるさいので仕方なくした。 「君なんか・・・俺・・・本気で選んだんじゃないんだ」と、一度だけ妻に言ってしまう。「あの男」に対しては幾度もそう罵った。 しかし、私は妻を棄てないように、あんたも棄てないだろう。と言い切る。 信州・上田の骨董屋で見つけた、戦後に外国人別荘から出てきたという私物にまつわる物語『箱』では、太平洋戦争中、軽井沢にまとめて住まわされた外国人たちがどのような暮らしを送っていたのかがよく分かる。本国の友人たちとやり取りされた手紙に何か謎が隠されているのでは、という作家の空想にロマンを感じる。 『学生』は、留学するためにマルセイユ行きの船の四等に乗り合わせた自分たち四人の学生を、「天正の少年使節」の四人と対比させたもの。 結核の手術を控えた男を描いた『その前日』や、足腰の衰えを感じて社交ダンスを習い始めた『五十歳の男』には、「聖の」中にクスッと笑える「俗」もしのばせている。
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15の短篇集だが、キリスト教をベースにした遠藤周作自身の生涯を克明に綴ったものと感じた.「沈黙」や「深い河」といった大作が生まれる過程がこの短篇集で補完されているという 巻末の山根道公の解説が非常に分かりやすかった.戦後間もない1950年に4人の青年が留学する物語と、1582年の...
15の短篇集だが、キリスト教をベースにした遠藤周作自身の生涯を克明に綴ったものと感じた.「沈黙」や「深い河」といった大作が生まれる過程がこの短篇集で補完されているという 巻末の山根道公の解説が非常に分かりやすかった.戦後間もない1950年に4人の青年が留学する物語と、1582年の天正の少年使節の話が同時進行で語られる「学生」に感銘を受けた.その他、「女の一生」作成の動機になったと告白している「母と私」も良かった.
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