1,800円以上の注文で送料無料

塞王の楯(下) 集英社文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-07-01

塞王の楯(下) 集英社文庫

今村翔吾(著者)

追加する に追加する

塞王の楯(下) 集英社文庫

定価 ¥880

770 定価より110円(12%)おトク

獲得ポイント7P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/23(水)~4/28(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2024/06/20
JAN 9784087446579

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/23(水)~4/28(月)

塞王の楯(下)

¥770

商品レビュー

4.3

57件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

"戦のない国という理想は同じ。だがそこにいきつくまでの道程は大きく異なる。どちらが正しいのか。彦九郎との戦いの果てに、その答えが落ちているような気がしていたのだ。" ラスト50ページが面白い小説はとにかく面白いんだ!! 最後の最後まで「どっちだ……?」と思わせる転換がとにかく飽きさせなかった。 勝つこと、負けることは結果でしかない。職人が仕事を全うし、農民が田を耕し、殿様はその命を守るために決断する。その先に残念だけれど暴力があって、人が亡くなる。 でも、人が理不尽に亡くならないようにするためにできることはある。 「賽王の盾」の意味がわかる一文で震えてしまった。こういう意味だったのか!!盾も矛も必要とされた。だから存在した。 近江の職人さんも農民たちもこれからどうやって生きていくんだろうなと考えた。実際お初様のその後はわかっているわけで……同じ登場人物の目線から見た大坂冬の陣と大坂夏の陣が見られないかな……と思うくらい、キャラクターたちに心が掴まれていた。面白かった!!

Posted by ブクログ

2025/03/18

最強の盾・穴太衆と至高の矛・国友衆が、互いの正義をぶつけ合う戦いが描かれる下巻。まるで自分もそこにいるかのように感じられる描写がエグい。近いうちに必ず大津城に行くと決めました。直木賞受賞納得の1作でした。

Posted by ブクログ

2025/03/15

信長、秀吉、家康 この時代の戦国物は「書き尽くされて草も生えない」と言われて久しいですが、まだまだこんな名作が出てくるんですね。嬉しい驚きです。 石垣を積む技能集団「穴太衆(あのうしゅう)」の話です。タイトルになってる〝塞王〟は、その集団の棟梁(頭)において優れた者のみが名乗る...

信長、秀吉、家康 この時代の戦国物は「書き尽くされて草も生えない」と言われて久しいですが、まだまだこんな名作が出てくるんですね。嬉しい驚きです。 石垣を積む技能集団「穴太衆(あのうしゅう)」の話です。タイトルになってる〝塞王〟は、その集団の棟梁(頭)において優れた者のみが名乗ることが出来る称号。こちら側が「盾(たて)」 対して、鉄砲や大砲を作る集団が「国友衆」こちらにも同じく〝砲仙〟と呼ばれる称号があり、「矛(ほこ)」 この盾と矛の話です。 時代の中心は、本能寺の変の後。 メインの舞台は琵琶湖に位置する「大津城」 城主は蛍大名と呼ばれる京極高次。 妻は、織田信長の妹の娘「初」 城を守る京極家と穴太衆飛田屋。その城を一刻も早く落として、豊臣方西軍に合流したい毛利と国友衆。 めっっちゃ面白い。 先が読みたくて、気持ちが目を追い越す。そんな感覚は久しぶりでした。

Posted by ブクログ