塞王の楯(下) の商品レビュー
上巻に続いて、下巻も読んでみました。 ※塞王の楯 上 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4087446565#comment 上巻と異なり、下巻はとてもスリリング。 お互いの化かし合いというか、相手の出方を読み、 それに対し...
上巻に続いて、下巻も読んでみました。 ※塞王の楯 上 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4087446565#comment 上巻と異なり、下巻はとてもスリリング。 お互いの化かし合いというか、相手の出方を読み、 それに対して対抗策を打つ、そして相手も更に打つ、 みたいな展開が続き、ページをめくる手が止まりません。 「ホコタテ(矛盾)がテーマのこの本、 どういう終わり方を迎えるんだ!?」と 気になって仕方ない感じですが、 読み終わってみたら 「まぁこういう終わり方になるよね…」という 結構妥当な結末を迎えます。 あっと驚く展開ではないですが、 読み応えのある下巻でした。 面白かったです! 他の歴史小説も読んでみたくなりました。 ちなみに、著者の歴史小説ガイドも中々ですよ。 ※教養としての歴史小説 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4478118523#comment
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戦国時代の石垣職人のお話ということで、正直地味なイメージしか湧きませんでしたが内容はまったく逆でした。上下巻ともにドラマチックで躍動感満載のお話ですごく引き込まれました。
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読み終わりました。 主人公びいきの私は、途中までヒヤヒヤ、モヤモヤの連続で、先が気になる読みにくい展開でしたが、何とか読み続け、匡介が覚悟を決めてからの怒涛の展開のところは一気に読み切りました。 そして最後、なるほど奇跡というか巡り合わせというか、何か大きなモノの差配を感じる戦の終結。 そして後日譚。整いました。 一方、京極様だけでなく、立花様、横山様など武士の方々の、その矜持を存分に披露したカッコよさもよかったです。 漫然と生きる人々の中で、泰平を願って「盾と矛」を扱う者達は覚悟を貫き、それによって心の結束に結びつく。「諦めない」、ポジティブで大切なことだと再確認です。そして、諦めるなと励ましてくれた感じです。はい、とにかくポジティブに諦めません。 絶望せずに石を積み続ける妹御の姿が印象的でした。
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お互い総力を振り絞った大津城を巡る最後の戦い。守りきれるか攻め落とせるか。 最高の矛と最高の楯。勝敗を超えた二人の思い、どんな結末に行き着くのか。最後まで読む手が止まらない
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上下巻ともとっても読みやすく引き込まれてしまった。 敵だから悪と言う訳ではなく、どちらにもしっかりとした物語がありとても面白い作品でした。
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遂に矛と盾が衝突。手に汗握る展開が続き、一気読み。 ちょうど石垣を見る機会があり、まじまじと見てしまった。ここの小石が意外に重要なのかなと思ったり。この小説読んでなければ一瞥もしなかっただろうなと思うと面白い。 描写が匡介と彦九郎に集中していたので、もう少し他の人物達の活きた...
遂に矛と盾が衝突。手に汗握る展開が続き、一気読み。 ちょうど石垣を見る機会があり、まじまじと見てしまった。ここの小石が意外に重要なのかなと思ったり。この小説読んでなければ一瞥もしなかっただろうなと思うと面白い。 描写が匡介と彦九郎に集中していたので、もう少し他の人物達の活きた描写が見たかったな〜というのは心残りかも。でも総じて面白い歴史物でした。
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アニメや映画の場面として、読みながらも頭の中で再生されていく。 壁を作るという地味な作業かもしれないが、それがここまでスピード感と絵力を持って描かれているのが素晴らしい。 映画化も近いかも。
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手に汗握るとはこのことか。 その場に居る様な臨場感で今にも大筒の轟音が聞こえて来そうな。 一つになれば人も石も同じ様に強靭になれるのだ、と。
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とても面白い時代小説だった。伊予丸を舞台にした楯と矛との最終攻防は、まるで目の前で見ている起かの如く、鮮やか描き方であった。また、匡介が、塞王として、師である源斎を超えていく過程は、熱い想いを感じさせられる一方で、心中に静けさを感じさせられた。とにかく後半の、伊予丸での攻防は、手に汗握りながら一気に読み進めることができた。それにしても魅力的な存在は、京極高次でありお初だと思う。リーダーの一つの在り方を見させられたように思う。
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〈 どんな攻めをも、はね返す石垣。 どんな守りをも、打ち破る鉄砲。 「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説! 〉 直木賞受賞後、図書館予約 ものすごい予約数で諦め文庫購入 大迫力で石垣と鉄砲に圧倒された そこいるように描かれ うーん、うまいなあ と 戦いは...
〈 どんな攻めをも、はね返す石垣。 どんな守りをも、打ち破る鉄砲。 「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説! 〉 直木賞受賞後、図書館予約 ものすごい予約数で諦め文庫購入 大迫力で石垣と鉄砲に圧倒された そこいるように描かれ うーん、うまいなあ と 戦いはどのようにして生まれ続き終わるのか 不幸の連鎖を断ち切れるのか 矛と楯 むじゅん ラストが静かで救われました 城跡の石垣を見るのが好きです これを積んだ人に思いを馳せて ≪ お互いを 塞王、砲仙 えぐりだし ≫
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