1,800円以上の注文で送料無料

原爆裁判 アメリカの大罪を裁いた三淵嘉子
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1208-01-23

原爆裁判 アメリカの大罪を裁いた三淵嘉子

山我浩(著者)

追加する に追加する

原爆裁判 アメリカの大罪を裁いた三淵嘉子

定価 ¥1,540

1,265 定価より275円(17%)おトク

獲得ポイント11P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

2/23(日)~2/28(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 毎日ワンズ
発売年月日 2024/05/31
JAN 9784909447296

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

2/23(日)~2/28(金)

原爆裁判 アメリカの大罪を裁いた三淵嘉子

¥1,265

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/01/27

あ・っ・さー。 あれか、NHKの思想ばりばり歴史捏造で有名なドラマの元になった女性裁判官なのか。 「原爆裁判」というタイトルで読もうと思った人も、「三淵嘉子」の話が読みたい人も、もれなく肩透かし喰らう見事な構成。 全260頁の構成で、三淵先生の話は、60頁。どこかの本から拾っ...

あ・っ・さー。 あれか、NHKの思想ばりばり歴史捏造で有名なドラマの元になった女性裁判官なのか。 「原爆裁判」というタイトルで読もうと思った人も、「三淵嘉子」の話が読みたい人も、もれなく肩透かし喰らう見事な構成。 全260頁の構成で、三淵先生の話は、60頁。どこかの本から拾ったようなあっさい内容。 肝心の原爆裁判については、右判事に三淵先生の名前があるだけで、その思想とか、判断とかドラマとか、一切ない。先生の一生のあっさい既述の中で、ほぼほぼ唐突に突っ込んであるだけ。 じゃあこの本なんだってえと、米国の原爆投下に対する非道と、その後の謝罪も何もないことについての批判。 今頃。 こんな浅い内容で。多分、一般出版本ばかりがネタで自分の足ではまるで取材してない。 いきなり章のタイトルが「死の商人エドガー・サンジェ」で、この人、高濃度ウラン鉱脈に商機を見つけて確保して、結果ドイツに渡らないようにしたんだが、いきなり死の商人と言われても、ただのビジネス野郎にしか見えなくてなんだと思ったんだけど、ちょっと検索したら、元ネタ、NHKスペシャルか。 大量の資料が最近公開されたらしいのだけど、これも読んでない。 要は、NHK史観に基づいた展開だ。 検証する他の資料も研究も全くないから、批評のしようもない。 何なのこいつ。 NHKに尻尾振ってパラパラ類書読んで書き散らかして、お金儲けかよ。 判決文全部載せてあったのは価値がある。 それだけでいいよ。 そこに、論評も、関係者の反応もなんも付け足せなかったレベルの本。

Posted by ブクログ

2024/12/11

ノーベル平和賞を受賞して改めて広島 長崎への原爆投下が話題になっています。アメリカの人々はあの原爆投下がなければ多くの米兵が犠牲になったので正当な行為だったと受け入れていたのかと思っていましたが、投下を阻止しようとした人がいたこと、実行されてから抗議した人もいたことをこの本で知り...

ノーベル平和賞を受賞して改めて広島 長崎への原爆投下が話題になっています。アメリカの人々はあの原爆投下がなければ多くの米兵が犠牲になったので正当な行為だったと受け入れていたのかと思っていましたが、投下を阻止しようとした人がいたこと、実行されてから抗議した人もいたことをこの本で知りました。投下に至るまでのアメリカの政商 政治家 研究者 軍人の考えていたことは日本と同じで戦時中は都合の良いように世論を操作していたことがわかります。特にショックだったのはトルーマンが彼のおじの言葉としてのちの妻に書いた手紙です。そして彼は人種偏見で日本人をけだものと表していたようです。もっとも日本でも鬼畜米英なんて言ってたので似たようなものですが。いつまた戦争が起こるかわかりませんが、穏やかに毎日を過ごせていることに感謝せずにはいられません。多くのかたに読んでほしい本です。

Posted by ブクログ

2024/11/22

 NHKの朝ドラ「虎に翼」を見てから,主人公(女性初の弁護士・裁判官)である三淵嘉子のことに興味を持っていたのだが,今回,本書が,市民図書館の新刊書のところに並んでいたので借りてきた。 内容は,ドラマでも取り上げられていたあの原爆裁判についてだ。なんと,巻末には「判決文」の全文...

 NHKの朝ドラ「虎に翼」を見てから,主人公(女性初の弁護士・裁判官)である三淵嘉子のことに興味を持っていたのだが,今回,本書が,市民図書館の新刊書のところに並んでいたので借りてきた。 内容は,ドラマでも取り上げられていたあの原爆裁判についてだ。なんと,巻末には「判決文」の全文が載っている。この「判決文」も,この世からなくなりそうだったというのだから,危ない。 最後の文章は名文だね。 「広島市には約33万人の一般市民が、長崎市には約27万人の一般市民がその住居を構えていたことは明らかである。したがって、原子爆弾による襲撃が仮に軍事目標のみをその攻撃目的としたとしても、原子爆弾の巨大な破壊力から盲目襲撃と同様の結果を生ずるものである以上、広島、長崎両市に対する無差別爆撃として、当時の国際法からみて、違法な戦闘行為であると解するのが相当である。」 「人類の歴史始まって以来の大規模、かつ強力な破壊力を持つ原子爆弾の投下によって損害を被った国民に対して、心から同情の念を抱かない者はないであろう。戦争をまったく廃止するか少なくとも最小限に制限し、それによる惨禍を最小限にとどめることは、人類共通の希望であり、そのためにわれわれ人類は日夜努力を重ねているのである。」 「国家は自らの権限と自らの責任において開始した戦争により、国民の多くの人々を死に導き、傷害を負わせ、不安な生活に追い込んだのである。しかもその被害の甚大なことはとうてい一般災害の比ではない。被告がこれに鑑み、十分な救済策を執るべきことは、多言を要しないであろう。」 「しかしながら、それはもはや裁判所の職責ではなくて、立法府である国会及び行政府である内閣において果たさなければならない職責である。しかも、そういう手続によってこそ、訴訟当事者だけでなく、原爆被害者全般に対する救済策を講じることができるのであって、そこに立法及び立法に基づく行政の存在理由がある。終戦後十数年を経て、高度の経済成長をとげたわが国において、国家財政上これが不可能であることはとうてい考えられない。」 「われわれは本訴訟をみるにつけ、政治の貧困を嘆かずにはおれないのである。」 なんと素敵な判決文か。 本書の構成として面白いのは,第1章~第4章に渡り,太平洋戦争末期にアメリカが原爆の研究をし,実際に日本の都市に落とすまでの,いろいろないきさつが書かれていることである。原爆研究そのものに懐疑的な研究者もいれば,日本の都市に落とすことには断固反対する研究者や政治家もいたようだ。 アメリカ本国や連合国でのこのような前提を知っていると,俄然,日本でのこの裁判の価値もわかりやすくなる。 嘉子は,死ぬまで,この裁判については語らなかったらしい。家族にも…である。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す