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六色の蛹
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2024/05/31 |
JAN | 9784488029036 |
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六色の蛹
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商品レビュー
4.1
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Amazonの紹介より 昆虫好きの優しい青年は、人の心の痛みに寄り添う名探偵 日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞を受賞した 『蟬かえる』に続く、〈魞沢泉〉シリーズ最新作! 昆虫好きの心優しい青年・エリ沢泉(えりさわせん。「エリ」は「魚」偏に「入」)。行く先々で事件に遭遇する彼...
Amazonの紹介より 昆虫好きの優しい青年は、人の心の痛みに寄り添う名探偵 日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞を受賞した 『蟬かえる』に続く、〈魞沢泉〉シリーズ最新作! 昆虫好きの心優しい青年・エリ沢泉(えりさわせん。「エリ」は「魚」偏に「入」)。行く先々で事件に遭遇する彼は、謎を解き明かすとともに、事件関係者の心の痛みに寄り添うのだった……。ハンターたちが狩りをしていた山で起きた、銃撃事件の謎を探る「白が揺れた」。花屋の店主との会話から、一年前に季節外れのポインセチアを欲しがった少女の真意を読み解く「赤の追憶」。ピアニストの遺品から、一枚だけ消えた楽譜の行方を推理する「青い音」など全六編。日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞を受賞した『蝉(せみ)かえる』に続く、〈エリ沢泉〉シリーズ最新作! ■目次 「白が揺れた」 「赤の追憶」 「黒いレプリカ」 「青い音」 「黄色い山」 「緑の再会」 個人的にシリーズ初参加だったのですが、魞沢のキャラが印象深く、心の傷を抱える人に言葉や雰囲気で優しく接している描写に、こちらまで温かい気持ちにさせられました。といっても、相手が犯罪者のパターンもあるのですが、優しいミステリーだなと思いました。 内容としては、6つに区切られていますが、一部は前半にあった短編の続編として、後半に短編として描かれているので、ちょっとしたサプライズ感があって楽しめました。 メインの登場人物は魞沢ですが、章ごとの主人公は異なっていて、魞沢を俯瞰的に描写されています。 昆虫好きと紹介されていますが、そういった描写は少ない印象でした。事件に貢献しているわけでもないので、あくまでもこの作品では、オプションとしての立ち位置かなと思いました。 全体的に苦く切ないミステリーの数々でしたが、魞沢の推理には柔らかさがあって、じんわりと温かな気持ちになりました。ズカズカと相手に迫るのではなく、言葉や行動で静かに迫る印象が柔らかさに繋がっていて、憎めない印象だなと思いました。それでいて、推理は鋭いので、そのギャップが良いなと思いました。 余韻を楽しむかのような雰囲気があって楽しめました。 個人的に好きだったのは「赤の追憶」でした。そして、その続編が「緑の再会」なのですが、セットで楽しむと、クスっと笑みがあったり、感動したりとアクセントが際立っていて、楽しめました。 他にも「白が揺れた」とその続編「黄色い山」も魅力的で、犯罪者に寄り添う描写が、何とも言えない気持ちになりました。
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2025/01/05 読了。 図書館から。 魞沢泉すきだわー。 連作っぽくなっていてまとまり感がよかった。 誰もすごい悪者ってわけでもなく、 仕方ないからいい訳でないけれど。 犯人とも友情があって、それが切ないし寂しい。 最初と最後の翠里さんの話がいいですね。
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虫好き探偵が、真実を解き明かす6編。繋がりがある話もあり、面白いし感動もした。初めて知った作家。ほかの虫探偵シリーズも読んでみたくなりました。
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