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六色の蛹
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2024/05/31 |
| JAN | 9784488029036 |
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六色の蛹
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商品レビュー
4
82件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者の作品を読むのは「蝉かえる」に続き2作目。 昆虫好きの主人公「魞沢泉」が全国を旅する中で遭遇する謎を解く短編シリーズ。 殺人事件の謎もあるが、どちらかというと犯罪の絡まない日常の謎が扱われる作品が中心の穏やかなもの。 会話の中に仕掛けられた叙述トリックがよく効いたミステリ。 魞沢泉シリーズ第1作の「サーチライトと誘蛾灯」は未読。
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2026年7月読了。 虫好きの青年魞沢泉のシリーズ第三弾。今作は六色の色になぞらえて、行く先々で出会った人々の過去の後悔やしこりを解していく。謎の先には人の優しさや温もりが感じられて、心地よい読後感が得られるのがこのシリーズの特徴だ。 今作は六色の色をタイトルに持つ短編から...
2026年7月読了。 虫好きの青年魞沢泉のシリーズ第三弾。今作は六色の色になぞらえて、行く先々で出会った人々の過去の後悔やしこりを解していく。謎の先には人の優しさや温もりが感じられて、心地よい読後感が得られるのがこのシリーズの特徴だ。 今作は六色の色をタイトルに持つ短編から成っている。特に好きなのは白、赤、青の物語だ。白は山で狩猟中に謝って撃たれた男の事件が描かれ、このシリーズには珍しく殺人事件を扱っている。短編ながら物語のまとまりが良く、伏線や動機も綺麗に回収し、意外な手がかりから犯人を追及するところが面白い。それでいて魞沢らしい解決の仕方も良い読後がある。 赤は特に好きな一作だった。たまたま訪れた花屋で店主の過去の話が語られ、そこに季節外れのポインセチアが関係してきて過去の話が現在へとつながっていく。どこに謎が隠れているのかと思っていたら、魞沢が意外な視点から過去の真相を見つけていくところが面白い。落ち着いた雰囲気から過ごしずつ緊張感が高まっていくのも良い。 青は雰囲気がとても好きな一作だ。ピアノの美しい旋律が聞こえてくるかのような描写がなにより綺麗だった。解決から得られる深い感動も心に深く響くものがあった。
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シリーズの前作を読まずにこちらから読みました。 勝手に日常ものミステリーかと思いきや意外と殺人も多いですが、全体のトーンは落ち着いていて、登場人物たちの心情や行動も自然です。 あとがきを読み、作者の方への好感がわきました。
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