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愚か者の石
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愚か者の石

河﨑秋子(著者)

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愚か者の石

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2024/05/29
JAN 9784093867214

愚か者の石

¥1,155

商品レビュー

4.4

63件のお客様レビュー

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2026/09/12

続いてゆーき本さんの本棚から 硬軟両極端な河﨑秋子さんのこれはもちろん硬の方 河﨑秋子さんの本はいつも「生きる」ってことが重要なテーマな気がする 「生きる」理由について考える 様々なものがあるようにも思う またそんなものはないようにも思える ただ「生きる」のみのような気...

続いてゆーき本さんの本棚から 硬軟両極端な河﨑秋子さんのこれはもちろん硬の方 河﨑秋子さんの本はいつも「生きる」ってことが重要なテーマな気がする 「生きる」理由について考える 様々なものがあるようにも思う またそんなものはないようにも思える ただ「生きる」のみのような気がする 理由なんてないのかもしれない 理由なんて必要ないのかもしれない ところでタロットカードの大アルカナ「愚者(The Fool)」のカードには「新しい始まり」「自由」「無限の可能性」を意味するという 解釈としては「 決まった形に縛られず、自分の直感を信じて新しい一歩を踏み出すタイミングを示す」ということだそうだ そんなラストだったようにも思えた

Posted by ブクログ

2026/08/30

面白かった。一気読みした。 敢えて気になった点↓ 大二郎のホラ話エピソードちょい弱 中田氏成長根拠ちょい弱 受刑者の皆さんいい人過ぎ あと北九州市と東京の緯度、気温差。 編集・校閲で引っかからなかったのか。

Posted by ブクログ

2026/08/26

「生きることは、まだ許されている」 明治18年、樺戸集治監に収監された国事犯・瀬戸内巽。虚実混じる法螺話で場を惑わす同房の山本大二郎。 吹雪の遭難を経て送られた道東・標茶の硫黄山は、亜硫酸ガスが眼や肺を侵す酷寒の地獄だった。 当時の富国強兵のために使い捨ての部品のように削られて...

「生きることは、まだ許されている」 明治18年、樺戸集治監に収監された国事犯・瀬戸内巽。虚実混じる法螺話で場を惑わす同房の山本大二郎。 吹雪の遭難を経て送られた道東・標茶の硫黄山は、亜硫酸ガスが眼や肺を侵す酷寒の地獄だった。 当時の富国強兵のために使い捨ての部品のように削られていく囚人たち。北海道出身の作者が暗に示したかった意図が少し透けて見えるようだ。 やがて火災に乗じて姿を消した大二郎の影を、仮放免となった巽はかつての看守・中田とともに追うことになる。 過酷な囚人の人生と、それを静かに監視し仕事を全うした男。激しい物語であるはずなのに、不思議なほど心静かに読み進められる。 それは著者が余計な物語を一切作らず、ただ巽、大二郎、中田という3人の男の動きだけに削ぎ落としたからに相違ない。 安易な答えや解決といった帰結を作らない。 人の生きる道は豆腐の角のようにキレイな四角にはならず、ただそこにある現実を生きていくしかないという理。 過飾を排し、人間の生きる歩みそのものをまっすぐ見つめた、静かな深い余韻が胸に残る作品だった。

Posted by ブクログ

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