商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2024/05/29 |
JAN | 9784093867214 |
- 書籍
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愚か者の石
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愚か者の石
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商品レビュー
4.4
21件のお客様レビュー
毎日帰宅が22時近くのいわゆる社畜である私が、程度は違えど囚人と同じような生活してんだな…と内容とは一切関係ない感想を抱いた序盤。 そこから想像よりも過酷で地獄そのもののような環境におかれても、生きる事を諦めなかった登場人物達はすごいなあと感嘆した やっぱ生きようとする力、生命力...
毎日帰宅が22時近くのいわゆる社畜である私が、程度は違えど囚人と同じような生活してんだな…と内容とは一切関係ない感想を抱いた序盤。 そこから想像よりも過酷で地獄そのもののような環境におかれても、生きる事を諦めなかった登場人物達はすごいなあと感嘆した やっぱ生きようとする力、生命力って大事だな〜 私なんかすぐ辞めたくなるしな〜と…。 だからこそ最後の結末は非常にあっけなく、どうにも悲しい気持ちになってしまった。 ずーっと暗く重たい雰囲気の本だったけど不思議と読み応えがあったので作者さんの他の本も読んでみたいと思う。
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本の雑誌・上半期ベストから。心打たれる優れた作品ってことに異論はなし。ただ、”絞め殺し~”のときにも思ったんだけど、ちょっと疲れるんだな。年のせいで重厚な作品が読めなくなってきているとしたら由々しき事態なんだけど、今のところ、長編や時の細かさ額になる訳でもないので、本作については...
本の雑誌・上半期ベストから。心打たれる優れた作品ってことに異論はなし。ただ、”絞め殺し~”のときにも思ったんだけど、ちょっと疲れるんだな。年のせいで重厚な作品が読めなくなってきているとしたら由々しき事態なんだけど、今のところ、長編や時の細かさ額になる訳でもないので、本作についてはちょっと当たらなそう。ここでもやっぱり、作者との相性なのかな…。あと他に、せめて直木賞受賞作くらいは、と思うんだけど…。
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昭和以後は観光地としてのイメージが強い北海道だが、明治の開拓期にはこんな歴史もあったのかと思わせる作品でした。 監獄の囚人なお話しなので、基本、暗いのですが、それでもなぜか飽きずに先へ先へと読み進められるのはなぜだろう。この内容から何を感じ取ったらいいのか、時々立ち止まって考えな...
昭和以後は観光地としてのイメージが強い北海道だが、明治の開拓期にはこんな歴史もあったのかと思わせる作品でした。 監獄の囚人なお話しなので、基本、暗いのですが、それでもなぜか飽きずに先へ先へと読み進められるのはなぜだろう。この内容から何を感じ取ったらいいのか、時々立ち止まって考えながら読んだのですが、これがなかなか。。。 最後は大二郎の”生きざま”にフォーカスされて終わるのですが、その点ではとても厳しいお話ではあります。
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