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SF少女マンガ全史 昭和黄金期を中心に 筑摩選書0276
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SF少女マンガ全史 昭和黄金期を中心に 筑摩選書0276

長山靖生(著者)

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SF少女マンガ全史 昭和黄金期を中心に 筑摩選書0276

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2024/03/15
JAN 9784480017949

SF少女マンガ全史

¥1,760

商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2024/08/23

初期から現在までいろいろと 具体例をあげて説明してくれているのですが ちょっと講義的すぎて…すみません。 たしかに雑誌「LaLa」や「ぶ〜け」の SFっぽい少女マンガが好きでしたが 子どもだったんで。 ただ楽しんで読んでいた気がします。 『少女マンガの宇宙』図書の家/編集(立東...

初期から現在までいろいろと 具体例をあげて説明してくれているのですが ちょっと講義的すぎて…すみません。 たしかに雑誌「LaLa」や「ぶ〜け」の SFっぽい少女マンガが好きでしたが 子どもだったんで。 ただ楽しんで読んでいた気がします。 『少女マンガの宇宙』図書の家/編集(立東舎) という本のほうが、私は楽しめました。

Posted by ブクログ

2024/08/13

全史というのはさすがに大仰に過ぎるし、内容を見ても名前負けしていると思う。全史でもなければ、批評というわけでもない。作品名の列挙と、あらすじの説明だけで本書の半分以上を占めているのではないかと思う。体感的には2/3から3/4くらいだが。 では、コミックガイドとしては優秀なのかと...

全史というのはさすがに大仰に過ぎるし、内容を見ても名前負けしていると思う。全史でもなければ、批評というわけでもない。作品名の列挙と、あらすじの説明だけで本書の半分以上を占めているのではないかと思う。体感的には2/3から3/4くらいだが。 では、コミックガイドとしては優秀なのかといえば、はるか過去の作品が多いこともあって、ネタバレもされている。それ自体が悪いことだとは思わないが、ガイドとしては使いづらいだろう。 じゃあいったいこの本はなんなのか、といえば著者の思い出と、おなじような趣味を持った人間たちとの知識の再確認である。要はオタクくさい振る舞いがなされた内容で、特に新たな知見が得られるわけではない。脈絡なく著名な哲学者や美術史の知識を出してきて、特に議論を深めるわけでもない浅はかさも、いかにもオタクくさくて辟易とする。 さすがに著者も、いまさら萩尾望都や高野文子を持ち上げて価値の再発見を謳っているつもりはないだろうが、だからといってオタク第一世代の陳腐なノスタルジーに付き合ってられるほど、いまの若い読者は暇ではないだろう。 とはいえ、取り上げられている漫画群は名作と呼ばれているものも多々ある。さすがにいま読むとしょうもなく感じるものも混じっていて注意が必要だが、先に挙げた萩尾望都などは本書でも大きく頁を割いているだけあって、未読の方でも楽しめると思う。

Posted by ブクログ

2024/07/25

SF少女マンガの通史であるが、サブタイトルに「昭和黄金期を中心に」とあるように主に1970年台から80年台にかけて活躍した作家が中心の構成となっている。 2024年に「SF少女マンガ全史」と題して出す本であるからには、米沢嘉博の「戦後少女マンガ史」「戦後SFマンガ史」の2冊に...

SF少女マンガの通史であるが、サブタイトルに「昭和黄金期を中心に」とあるように主に1970年台から80年台にかけて活躍した作家が中心の構成となっている。 2024年に「SF少女マンガ全史」と題して出す本であるからには、米沢嘉博の「戦後少女マンガ史」「戦後SFマンガ史」の2冊には書かれていない80年台から現在に繋がる流れを期待したいところだが、 90年台以降の作家については第1章の「SF少女マンガ概史」で清水玲子やよしながふみなど幾人かがざっくりと紹介する程度で、2章以降の個々の作家や作品の論評ではほぼ言及がない。それに対して、大島弓子や岡田史子、内田善美、高野文子といったSFマンガというとちょっと疑問符が付く作家に紙幅をかなり割いており、「全史」というぐらいならもっと取り上げるべき作家はいるだろうにと思わざるをえない。何せ高河ゆんやCLAMPすら全く出てこない。80年台以降の「リュウ」あたりから始まって「ウィングス」や「ZERO-SUM」などに続くSF・ファンタジー作品の流れはほぼ無かったことにされており、今現在、マンガを読んでいる若い層からすれば「おっさんのノスタルジー」以外のなにものでもないだろう。(老害という気はないが、マンガ評論とか書く人、ガロ・COM系と(いわゆる)24年組あたりで価値観が止まってる人多い気がする) とはいえ、古き良きSF少女マンガのガイドブックとしては悪くない。とくに第4章まるごと使った萩尾望都評は萩尾望都の本を出している著者だけあって読み応えがある。ただ、竹宮惠子への記述がけっこう悪意を感じるのは著者が萩尾望都推しの所為か。 人名と作品名の索引がないのもマイナスポイントかな。

Posted by ブクログ

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