
- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1225-01-00
おいしいアンソロジー 喫茶店 少しだけ、私だけの時間 だいわ文庫

定価 ¥880
440円 定価より440円(50%)おトク
獲得ポイント4P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 大和書房 |
発売年月日 | 2024/05/11 |
JAN | 9784479320913 |
- 書籍
- 文庫
おいしいアンソロジー 喫茶店
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
おいしいアンソロジー 喫茶店
¥440
在庫あり
商品レビュー
3.4
12件のお客様レビュー
読むと喫茶店にいって、コーヒーを飲みたくなります! そして、星野博美さんの話 マクドナルドのドナルド笑 itに出てくるピエロにしか見えないし、子供も怖がってたのを思い出して笑いました
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本作も友人からの頂き物。 アンソロジーということで、オムニバスの作品です。で、お題はというと「喫茶店」。 いやあこれがなかなか面白かったのですよ。 総勢40名の筆者による「喫茶店」についてのショートパッセージ。 そして顔ぶれも、所謂文豪の名にふさわしい方、詩人、エッセイスト、果てはお笑い芸人まで。そして彼らの年代も1878年生まれの歌人の片山廣子氏から1991年生まれの麻布競馬場まで100年以上に渡る多彩な顔ぶれ。 ・・・ 先ずもって言わねばならないのはその多様性。 喫茶店、という単語から想像されるストーリの数々。ある人は思い出の喫茶店について。またある人はふとしたことで出会った喫茶店の名物店員について。またある人は食レポ的に中部のモーニング文化について書いていたり。 それはもう、さながら「喫茶店」をお題にした大喜利状態。 ある意味で日本人は喫茶店が好きなんだなあというのが良く分かります。 ・・・ そして、こうしたオムニバス形式のメリットは、意図せざる良作に巡り合えること。 とりわけ自分のような狭い世界で生きている人間は、普通にお勧めされても聞き流すことが多いのです。そこにあって、本作も貰い物。 自分の世界が広まるのを感じます。 私が「ほう」と感心し、別作を追ってみたくなったのは爪切男氏やシソンヌじろう氏など。 また名前は当然存じ上げておりましたが普段はあまり手が伸びない、赤川次郎氏や井上ひさし氏、あと中島らも氏もよかった。 赤川次郎なんて、小学生の時に姉ちゃんの本棚から三毛猫シリーズを拝借して以来かな。かれのエッセイ調の作品もなかなか味がありました。中島氏の作品はどこかで見たことがあるような既視感があるのですが、これも良かったです。 ・・・ ということで喫茶店についてのアンソロジーでした。 新しい出会いが欲しい方、イージーリーディングが読みたい、という方には良いかもしれません。
Posted by
さまざまな作家がコーヒーについて思いを巡らしている。 明治生まれの芥川龍之介だったり、お笑い芸人のシソンヌじろうだったりで、時代もさまざま。名前は知ってるけど読んだことない作家や、そもそも知らない人もいる。 全体を通して感じたことは、「コーヒーがたまらなく好き」という作家はあまり...
さまざまな作家がコーヒーについて思いを巡らしている。 明治生まれの芥川龍之介だったり、お笑い芸人のシソンヌじろうだったりで、時代もさまざま。名前は知ってるけど読んだことない作家や、そもそも知らない人もいる。 全体を通して感じたことは、「コーヒーがたまらなく好き」という作家はあまりいないのだな、ということ。 作家はコーヒーが好きなのだと勝手に思っていた。偏見である。 わたしもそんなにコーヒーが好きではないので、嬉しくなった。 コーヒー好きではないけれど、喫茶店のどこか外とは違う時間の流れや、独特な雰囲気はわたしも好きだ。 ただ、わたしは貧乏性なのでコーヒー一杯で何時間もいられない。同じことを書いていたのは、井上ひさしだったか。 久しぶりに喫茶店に行きたくなった。 コーヒー一杯でどこまでねばれるだろうか。
Posted by