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ルポ書店危機
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ルポ書店危機

山内貴範(著者)

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ルポ書店危機

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 blueprint
発売年月日 2024/05/02
JAN 9784909852502

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商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2024/08/14

2024年5月、書店消滅を取り上げたノンフィクションが相次いで出版された。本書はその1冊目。 書店で見かけた際、衝撃的な書名と赤く大きい帯、見慣れない出版社名に惹かれ購入したが、読了後は正直不満の気持ちが大きい。 第一章は著者の地元にある個人書店がメインとなっており、売上の減少や...

2024年5月、書店消滅を取り上げたノンフィクションが相次いで出版された。本書はその1冊目。 書店で見かけた際、衝撃的な書名と赤く大きい帯、見慣れない出版社名に惹かれ購入したが、読了後は正直不満の気持ちが大きい。 第一章は著者の地元にある個人書店がメインとなっており、売上の減少や取次からの配本の少なさ、急ぎの場合はAmazonに頼らざるを得ない苦境と、それでも書店を続ける理由が赤裸々に描かれ、ここはなかなか力が入っており面白かった。 しかし、「書店ルポ」と題された第二章は、全国各地の地方都市を実際に訪れておりある程度はそこの書店状況が掴めるものの、それぞれの文章が短く、あまり突っ込んだ取材も出来ていないように思われる。 第三章と第四章はさらに短い節の寄せ集めでそれぞれはそれなりに興味深いもののまとまりが弱く、そしてこの本自体にあとがきが無いためそのまま放り出されたような読後感となり、ある意味衝撃的ではあった。 調べたところ、出版社のblueprintはReal Soundというニュースサイトを運営しており、この本はそこに掲載された記事を加筆修正してまとめたもののようだ。まとまりが弱い理由は分かったが、とはいえもっと上手く完成度を高められたのではないかとの疑念は残る。あと、写真が多いのはルポとしてある程度許容するにしても、イメージ画像として無料のストックフォトが何枚も使われているのは流石にいただけない。表紙に使われているのも無料ストックフォトで、カバーの写真をよく見たら中国語の書籍が並べられている。本書の初めの方で、紙の本が生き残る戦略として装丁などにこだわることで所有価値を高めるというのがあったが、こんな杜撰な仕事では価値も何もないだろう。

Posted by ブクログ

2024/06/18

街の書店が次々と姿を消す現状を綴ったルポルタージュ。地方書店の実態や転売屋の是非、行政の取り組みや小規模出版社の活路など、多角的な観点から書店というビジネスモデルの持続性を探る内容であり、自分の足を使って地方書店を巡る実直さに好感が持てるものの、現状を広く浅く網羅しようとする弊害...

街の書店が次々と姿を消す現状を綴ったルポルタージュ。地方書店の実態や転売屋の是非、行政の取り組みや小規模出版社の活路など、多角的な観点から書店というビジネスモデルの持続性を探る内容であり、自分の足を使って地方書店を巡る実直さに好感が持てるものの、現状を広く浅く網羅しようとする弊害なのか、内容そのものは薄味。この手のニュースや記事を普段から注視している身からすると、既視感のある内容が多く、残念ながら期待していた内容ではなかった。首都圏にある大型書店の相次ぐ撤退は、掘り下げようのあるテーマだと思うのだけれど。

Posted by ブクログ

2024/06/18

奮闘する書店の苦しい経営や取り巻く現状を語る。本はコレクションアイテムとなるのだろうか?本を読む人はいずれ消滅するのだろうか?明るい話題もありながら暗い話題が多く本の未来を考えざるを得ない。書店が持つ文化的機能を考えれば存続は必須だが果たしてそれもどこまで可能か。

Posted by ブクログ

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