商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | blueprint |
発売年月日 | 2024/05/02 |
JAN | 9784909852502 |
- 書籍
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ルポ書店危機
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ルポ書店危機
¥2,420
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
一つ一つの取材に対する紙面の割り当てがどうにも少なく、ぶつ切り感を拭えずじまい。 根本の問題としては「物流」や「コスト」など、いわゆる地方格差が取り上げられているけれど、じゃあどうすりゃwin-winに解決できるかっていうと、そう簡単に答えが出るわけでもなく。 書店を題材にした本...
一つ一つの取材に対する紙面の割り当てがどうにも少なく、ぶつ切り感を拭えずじまい。 根本の問題としては「物流」や「コスト」など、いわゆる地方格差が取り上げられているけれど、じゃあどうすりゃwin-winに解決できるかっていうと、そう簡単に答えが出るわけでもなく。 書店を題材にした本では珍しく、若者向けのサブカルチャー店(アニメイトやまんだらけ)がしっかりと紹介されている。
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特に、地方の本屋さんの窮状を訴えるルポなのだが、この本の中で紹介されている”本”に興味を覚えたので、読んでみようと思います。 ・エアー2.0 ・鬱の本 ・放課後ミステリクラブ 1 (金魚の泳ぐプール事件) 特に、3つ目のはブクログの本棚登録2000超のベストセラーらしい、こう...
特に、地方の本屋さんの窮状を訴えるルポなのだが、この本の中で紹介されている”本”に興味を覚えたので、読んでみようと思います。 ・エアー2.0 ・鬱の本 ・放課後ミステリクラブ 1 (金魚の泳ぐプール事件) 特に、3つ目のはブクログの本棚登録2000超のベストセラーらしい、こういう発見は嬉しいですね。
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2024年5月、書店消滅を取り上げたノンフィクションが相次いで出版された。本書はその1冊目。 書店で見かけた際、衝撃的な書名と赤く大きい帯、見慣れない出版社名に惹かれ購入したが、読了後は正直不満の気持ちが大きい。 第一章は著者の地元にある個人書店がメインとなっており、売上の減少や...
2024年5月、書店消滅を取り上げたノンフィクションが相次いで出版された。本書はその1冊目。 書店で見かけた際、衝撃的な書名と赤く大きい帯、見慣れない出版社名に惹かれ購入したが、読了後は正直不満の気持ちが大きい。 第一章は著者の地元にある個人書店がメインとなっており、売上の減少や取次からの配本の少なさ、急ぎの場合はAmazonに頼らざるを得ない苦境と、それでも書店を続ける理由が赤裸々に描かれ、ここはなかなか力が入っており面白かった。 しかし、「書店ルポ」と題された第二章は、全国各地の地方都市を実際に訪れておりある程度はそこの書店状況が掴めるものの、それぞれの文章が短く、あまり突っ込んだ取材も出来ていないように思われる。 第三章と第四章はさらに短い節の寄せ集めでそれぞれはそれなりに興味深いもののまとまりが弱く、そしてこの本自体にあとがきが無いためそのまま放り出されたような読後感となり、ある意味衝撃的ではあった。 調べたところ、出版社のblueprintはReal Soundというニュースサイトを運営しており、この本はそこに掲載された記事を加筆修正してまとめたもののようだ。まとまりが弱い理由は分かったが、とはいえもっと上手く完成度を高められたのではないかとの疑念は残る。あと、写真が多いのはルポとしてある程度許容するにしても、イメージ画像として無料のストックフォトが何枚も使われているのは流石にいただけない。表紙に使われているのも無料ストックフォトで、カバーの写真をよく見たら中国語の書籍が並べられている。本書の初めの方で、紙の本が生き残る戦略として装丁などにこだわることで所有価値を高めるというのがあったが、こんな杜撰な仕事では価値も何もないだろう。
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