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がんになってわかったお金と人生の本質
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がんになってわかったお金と人生の本質

山崎元(著者)

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がんになってわかったお金と人生の本質

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2024/05/20
JAN 9784022519894

がんになってわかったお金と人生の本質

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商品レビュー

4.6

27件のお客様レビュー

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2024/11/04

読んで良かったです。

著者の言いたいことが簡潔でわかりやすい。書いてる内容はもちろんのこと、文章の書き方や人間性もこの本から伝わってくる。

しゃけおにぎり

2025/02/11

書籍の冒頭からサンクコストという言葉が印象的だった。山崎さんの人生観そのものといった感じで、自分もそうやって生きていこうと思った。過去の事、起きてしまった事は変えられないのだから、これから出来ることに最大限のリソースを割くということを意識していきたい。 また、時間が限られている中...

書籍の冒頭からサンクコストという言葉が印象的だった。山崎さんの人生観そのものといった感じで、自分もそうやって生きていこうと思った。過去の事、起きてしまった事は変えられないのだから、これから出来ることに最大限のリソースを割くということを意識していきたい。 また、時間が限られている中で執筆した著者の考える本当の幸福についても生きる上での考え方として参考にしていきたい。やはり自身の中でどう自由を作り上げるのか?は大切なことだし、考えなければ自ずと不自由な世界に入ってしまう。作業者にならないためにいかに自分で目的を作り、(本当の意味で自分に正直に)日々を生きられるかが豊かな人生を形成してくれるのだと思う。 お金持ちにはなれていないけど、心の豊かさは失うことなく、毎日を大切に生きていきたい。そう考えると今の人生が幸せだと思える。健康で不自由のない暮らしがあるだけで本当は幸せなんだ。

Posted by ブクログ

2025/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

改めて惜しい方を亡くしたと思う。新NISAが始まったその時に亡くなったことがあまりにも運命的だと感じる。他人の評価も過去もサンクコストと言える彼に、自身がインデックスを取り崩す段階で、「取り崩せない問題」を語ってほしかった。 恐らく、同じように「必要な時に取り崩す。損をしても、その時の最適解を選ぶ」なのだろうけど。 癌との付き合い方向かい合い方と投資を比較しているのも面白い。 自身が余命を医師に聞いたことを、投資初心者が保証を求めるのと同じだとして「馬鹿と笑ってくれていい」と言い切れること、いつものユーモアが健在であることに尊敬する。 後藤氏との対談でも言っていたが、「希望と予想を混同させない」。これはとても役に立つ示唆だ。よくポジティブシンキングというけど、いつも違和感があったので、明確に言語化してくれた。『夜と霧』でも根拠なく「クリスマスは家族と過ごせる」と希望を抱いていた囚人はクリスマス後に亡くなることが多かったとあった。絶望は人を死に追いやることもできるのだろう。事実は事実として、受け止める勇気を持とう。 警告として、同様なことがライフプランニングにも言えるとある。期待リターンは希望リターンであり、リスクを無視しているからだ。長期投資はリスクを低減するものではない。私も彼のこの主張に初めて出会った時は驚いた。あまりにも「世間の常識」とかけ離れているからだ。それでも、人間は経済的合理性だけでは判断・行動できないので、最初に戻るが惜しい方を亡くした。 著者が『Die With Zero』で賛同する主張 ・真に価値あるお金の使い道は経験⇒思い出 ・楽しむ能力は年齢に依存する ・「仕事が面白い」はお金を使わない理由にならない ・寄付、相続は生きているうちに有効に使う 著者は賛同できないところは、「祭り」=大きなイベントよりも「日常」を重視したほうが良いとしている。私も著者に賛成する。ハレとケ、としてメリハリをつけないとDieの著者のような富豪でない限り、どんどんエスカレートすると思う。人はアドレナリンよりもセロトニン的な幸せの方が良い人生を送れると思う。 稲盛和夫氏が部下に宛てた手紙の冒頭 「明るい人が成功する。人の長所を認める人が明るい。」 人生最後の日のい最終原理 本人の側で、最後まで楽しんで、幸福を追求することができて、一方、過去の通算成績は持っていくことができないし、責任を負うこともできない。 他人はあなたを過去で評価するかもしれないが、それに対しては影響を与えることもできないし、もう働きかけることができない。 この境目を最大限に都合よく活用すること。 著者のご母堂がご子息より一週間早く亡くなってしまい、逆縁にならなかったことは奇跡だと思う。 ご冥福をお祈りいたします。

Posted by ブクログ