1,800円以上の注文で送料無料
死の貝 日本住血吸虫症との闘い 新潮文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1224-25-00

死の貝 日本住血吸虫症との闘い 新潮文庫

小林照幸(著者)

追加する に追加する

死の貝 日本住血吸虫症との闘い 新潮文庫

定価 ¥737

550 定価より187円(25%)おトク

獲得ポイント5P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗到着予定:3/10(火)~3/15(日)

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

3/10(火)~3/15(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2024/04/24
JAN 9784101433226

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

3/10(火)~3/15(日)

商品レビュー

4.4

46件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/09/12

絶滅動物物語3にミヤイリガイが出てくるので、読んでみた。 先人達の犠牲や、医師の苦労の末、漸く日本住血吸虫症が100年余かけて収束した記録である。 日本住血吸虫症の患者の症状はあまりに酷い。だから、原因を追求し、病気を治したいという気持ちがとても理解できる。 調査していくにつれて...

絶滅動物物語3にミヤイリガイが出てくるので、読んでみた。 先人達の犠牲や、医師の苦労の末、漸く日本住血吸虫症が100年余かけて収束した記録である。 日本住血吸虫症の患者の症状はあまりに酷い。だから、原因を追求し、病気を治したいという気持ちがとても理解できる。 調査していくにつれて、原因となる寄生虫が発見された。また、その寄生虫の成長の過程でミヤイリガイが中間宿主であることを突き止める。そこで、寄生虫の成長を阻止する為、ミヤイリガイを根絶させることになり、薬剤や河川の工事などを行うことにより、ミヤイリガイの生息を阻害してきた。その結果、ミヤイリガイが激減し、同時に日本住血吸虫症患者も減った。官民力を合わせて撲滅運動を続けた結果、ついに日本住血吸虫症は退治された。 現在ミヤイリガイは絶滅の危機に瀕している。 中間宿主であったばかりに、絶滅に瀕しているミヤイリガイの事を忘れないことが、唯一の供養かもしれない。 そう言えば、子供だった頃、学校でギョウ虫検査を受けたことがあった。背景にはこういう歴史があったのだと、先人達の努力に感謝せずにはいられない。

Posted by ブクログ

2025/08/30

絶版になってたハードカバーを一度借りたものの挫折し、単行本が出たので買ってきた!!今度は3日で読み終えました。 日本各地に見られる謎の地方病の原因を紐解く話。 非常に素晴らしい本!! 前に途中まで読んだ時も思ったけど、藤井先生から始まった研究者の生涯をかけた研究リレーや杉山な...

絶版になってたハードカバーを一度借りたものの挫折し、単行本が出たので買ってきた!!今度は3日で読み終えました。 日本各地に見られる謎の地方病の原因を紐解く話。 非常に素晴らしい本!! 前に途中まで読んだ時も思ったけど、藤井先生から始まった研究者の生涯をかけた研究リレーや杉山なかさんに強く心を打たれました。 感じたことは沢山あるけど上手く言い表せない! ただ、私が今生きるこの環境も、さまざまな先人たちのたゆみない努力の上に成り立っているんだ、すごくありがたいことだと思った。 私は平成生まれなので昭和天皇のことはほぼわからないけど、この本を読んで皇族の方が科学や医療など、そのような学術的な方面に明るいことの意味も知れた。すごく大事なことだ〜。 宮入貝についてはすごく可哀想だと思った。もともと水の綺麗なところで過ごしてただけなのに!へんなやばい寄生虫を育てちゃう素質があったんだよね…。 目黒の寄生虫館で宮入貝を見れるとのことなのでそのうち新幹線に乗って行ってみようと思います!

Posted by ブクログ

2025/08/17

2日で読んでしまった。 文献的な記録としては江戸初期、本書は1844年に広島で水腫脹満というお腹が膨れ、重症者は死に至る古来からの謎の病気が流行している所から始まる。 私はこの本を読む前、日本住血吸虫症という言葉を今まで聞いたことすらなく、明治の時に流行した遠い昔の感染病と思い込...

2日で読んでしまった。 文献的な記録としては江戸初期、本書は1844年に広島で水腫脹満というお腹が膨れ、重症者は死に至る古来からの謎の病気が流行している所から始まる。 私はこの本を読む前、日本住血吸虫症という言葉を今まで聞いたことすらなく、明治の時に流行した遠い昔の感染病と思い込んでいた。 しかし、最後まで読み進めるとこの感染症は私が生まれた平成まで続き、今なお世界では流行していることを知った。 未知の感染症が流行したとき、人々は過去の記録や知識を総動員して原因の究明をする。そこには多くの人の死や動物実験による犠牲がある。それでも人類はそれらを克服してきた。 この本はその一例を示しており、明治より前の時代の医療が発達していない時代から明治、大正、昭和、平成と多くの医者や関係者がその時の最大限の知恵を絞って感染症と闘い、現在の医療に繋げてきた。 原因が分からなかったとき、日本住血吸虫症により多くの人が何もできずに死んだ。犬や猫など多くの動物が実験の犠牲になった。 経皮感染することが判明したとき、川に入らないようにしたり、糞を肥料に使うことを規制した。 ミヤイリ貝が中間宿主と判明したとき、人々は茶碗と箸で駆除を始め、その後生石灰やコンクリート化など様々な対策が講じられた。 そして現在、日本では日本住血吸虫症という言葉は聞かれないし、多くの人が知らないであろう。 しかしそれは、過去に多くの人が知恵を出し闘い、克服してきたからであり、これらの事実は今の人たちも知るべきことなんじゃないかと思う。

Posted by ブクログ