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フローとストック 世界の先が読める「思考」と「知識」の法則
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フローとストック 世界の先が読める「思考」と「知識」の法則

細谷功(著者)

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フローとストック 世界の先が読める「思考」と「知識」の法則

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/04/22
JAN 9784046054739
関連ワード細谷功 / ビジネス・経済

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商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

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2025/08/08

フローとストック、具体と抽象。そして四分割のサイクルの考え方。当てはまると思う事も多く、共感も出来て面白かった。考え方として覚えておくと、視点が広がる本ですね。

Posted by ブクログ

2025/06/13

はい、承知いたしました。ご提示いただいた情報源に基づいて、書籍の主なテーマと重要なパートを5つのパラグラフで要約し、各パラグラフの冒頭にタイトルを付けます。 ### 本書が目指す「世界の先読み」 本書の主たる目的は、**世の中の具体的な個別の事象を抽象度を上げて連続的に捉え、そ...

はい、承知いたしました。ご提示いただいた情報源に基づいて、書籍の主なテーマと重要なパートを5つのパラグラフで要約し、各パラグラフの冒頭にタイトルを付けます。 ### 本書が目指す「世界の先読み」 本書の主たる目的は、**世の中の具体的な個別の事象を抽象度を上げて連続的に捉え、その変化のメカニズムからさまざまな事象を説明し、次に起きる出来事の予測を可能にすること**です。そして、そのメカニズムから、自らの住む世界の先読みをしたり、未来への対策をしたり、仕事や身の回りの生活へのヒントを得ることができれば、本書の目的が達成されるとしています。この目標を達成するために、本書では「フローとストック」という概念を軸に、さらなる思考のフレームワークが導入されています。 ### 世界を理解する二つの基軸:「フロー」と「ストック」 本書は、世界を「フロー」と「ストック」の二つの大きな概念に大別して捉えます。**「フロー」とは、水や空気の流れ、お金の流れ、情報、時間の流れのように、絶えず動く、変化する側面**を指し、**「ストック」とは、貯蓄や在庫のように、蓄積され、固定された状態や量を指す**言葉です。経済活動において、収入や支出が「フロー」であり、貯蓄や資産が「ストック」に該当します。これらは相互に関連しており、「フロー」は「ストック」を変化させる側、「ストック」は「フロー」によって変化させられる側、あるいは「変化させられる側」として表現されます。 ### もう一つの思考軸:「具体」と「抽象」 「フローとストック」に加えて、本書は**「具体」と「抽象」という思考のもう一つの軸**を提示します。**「具体」は五感で感じられる個別の事象や「見える世界」**を指し、**「抽象」は五感では感じられない、複数の事象の関係性や構造、「見えない世界」**を意味します。人間は、数、言葉、お金などの抽象化の産物を用いることで、複雑な事象を概念化し、デジタル化、モデル化することが可能になり、様々な理論や技術、解決策を生み出してきました。この「具体」と「抽象」の間を行き来する思考の往復運動が、人間の知的活動の基盤であると説明されています。 ### 新しい思考のフレームワーク「CAFSマトリックス」 本書は、「フロー」と「ストック」の概念を縦軸に、「具体」と「抽象」の概念を横軸に組み合わせることで、**「CAFSマトリックス」という新しいフレームワーク**を導入します。このマトリックスは、「具体としてのフロー」「抽象としてのフロー」「具体としてのストック」「抽象としてのストック」の四象限で構成され、これにより動的な事象と静的な事象を多角的に捉えることが可能になります。このフレームワークを通じて、「思考」(フロー側)と「知識」(ストック側)の関係性も整理され、様々な現象を構造的に理解し、仮説を立てるためのツールとして活用されます。 ### CAFSマトリックスで「歪み」を読み解き未来を予測する 「CAFSマトリックス」は、現代社会における変化、特に**「歪み」(矛盾やずれ)の発生メカニズム**を理解する上で重要な役割を果たします。例えば、スマートフォンの普及に見られるように、社会の「常識」(ストック)と新しい技術(フロー)が乖離することで「歪み」が生じ、それが「デフォルトの転換」につながるという現象も説明されます。このマトリックスを用いることで、日々の事象を構造的に理解し、歪みを早期に察知し、自ら仮説を立てて未来を予測する能力を高めることができるとされています。イノベーションや科学革命など、様々な社会現象もこのマトリックスのサイクルで説明されます。

Posted by ブクログ

2025/04/29

「まずい、このままでは…」 本書を読み進めるうちに、私は焦り、思わずそう呟いていた。 年齢を重ねるごとに、私たちは「陳腐化したストック」の中で生きる時間が長くなっていく。学び、経験を重ね、知識を増やせば増やすほど、それらは“正しさ”の名のもとに積み重なり、やがて私たちの視野を狭...

「まずい、このままでは…」 本書を読み進めるうちに、私は焦り、思わずそう呟いていた。 年齢を重ねるごとに、私たちは「陳腐化したストック」の中で生きる時間が長くなっていく。学び、経験を重ね、知識を増やせば増やすほど、それらは“正しさ”の名のもとに積み重なり、やがて私たちの視野を狭めてしまう。もちろん、知識は武器であり、ストックの世界で生きることは、決して悪いことではない。むしろ、論理的で素早い判断力を身につけ、知的な成果を出せるようになる点で、現代社会では大いに求められる能力だ。 だが一方で、そうした「ストック思考」が私たちから確実に奪っているものがある。 それは“新鮮さ”だ。 たとえば人と出会ったとき、私たちは無意識にストックに基づいたフィルターで相手を見てはいないだろうか。 「優しい人は断るのが苦手」、「金髪でサングラスをかけた若者は無愛想」…。こうした“あるある”は、確かに一定の確率で当たることもある。その話を共通認識として他者と共有できれば、共感や安心感を得られる場面もあるだろう。けれどもそのたびに、私たちは目の前の“その人”を、たったひとりの存在として見ることを忘れてしまっているのではいないか? 細谷氏が提唱する「フローとしての具体」という視点は、まさにこの問いかけに光を与える。 本来、人間は子どものころ、誰もがフロー感覚の中で世界を生きていた。「なぜ?」「どうして?」と目の前の現象に純粋な驚きを持ち、全身で世界を感じていたはずだ。そこには知識による枠組みやパターンはなく、ただ目の前で起きていることを“ありのまま”に見る姿勢があった。 この「フロー感覚」を持ち続けることが、いかに難しく、同時にいかに大切か。 私自身、この一年を振り返って、何度このフロー体験を味わっただろうかと思いを馳せた。 目の前の出来事に、知識ではなく感情で反応できた瞬間。誰かの言葉に対し、論理ではなく直感で共鳴できた瞬間。そんな時間こそが、私にとって心が動く、生きている実感のある時間だったのだと思う。 本書の中で「フロー感覚を持てる人は少数派」と述べられている。だからこそ、それを自分の中に灯しておける人は希少であり、価値ある存在なのだと感じた。 知識や経験というストックに支えられつつも、目の前の人や出来事を過去の枠組みに当てはめることなく“今この瞬間の出来事”として受け取る。それはまさに、新鮮な共感を交わせるコミュニケーションのあり方であり、その人ならではの若々しさを維持することに繋がると思う。 フロー状態とは究極的には、「他者の目」からも解放されている状態と言えるのではないだろうか。 あなたの中にもきっとある、あなただけの“フロー感覚”。 それをぜひ、胸の中に留めず言葉にしてアウトプットしてみてほしい。うまく言おう、うまく書こうとしなくていい。ただ、感じたままを自分の言葉で述べること。そうすることで、「面白い」と感じる体験が、いつまでもあなたの心に残るはずだ。 私もこの読後感を、そのままに綴った。 これは、知識ではなく“私自身”のゆらめく感情そのものだ。

Posted by ブクログ