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全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割 幻冬舎文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2024/04/11 |
| JAN | 9784344433731 |
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全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割
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商品レビュー
3
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昨日もトホホ、今日もトホホ。憂鬱だらけの毎日も、短歌に詠めば何かが変わる!短歌とエッセイで綴る、ほろ苦さとおかしみに満ちた愛すべき日々。 著者のことは知らなかったんだけど、タイトルに惹かれて読みました。 「僕の不幸を短歌にしてみました」というウェブでの連載が元になっているそう。 特に好きだったのはこの4つ。 左手に見えますホストに座られているのが僕のスクーターです この話多分こいつにもうしてる だけど今さら引き返せない ちょい待ってあなたが好きですあなたからもらった電話で恐縮ですが あけましておめでとうからあけましておめでとうまでの無言の一年
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「なんで自分ばっかりツイてないんだろう…」という場面で、次からは、この著者のことを思い出しちゃうだろうなぁ。 レジに並ぶとなぜか自分の直前でひっかかる とか、 自分の自転車だけがなぜか倒れている とか。 解説で加藤千恵も書いているけど、〈まるっきり同じシチュエーションというのはな...
「なんで自分ばっかりツイてないんだろう…」という場面で、次からは、この著者のことを思い出しちゃうだろうなぁ。 レジに並ぶとなぜか自分の直前でひっかかる とか、 自分の自転車だけがなぜか倒れている とか。 解説で加藤千恵も書いているけど、〈まるっきり同じシチュエーションというのはなかなか存在しないにもかかわらず、「知ってる!」と言いたくなる。見たことのある光景で、抱えたことのある感情だ、という気持ちにさせてくれる。そして同時に、ここで岡本さんはしっかりと立ち止まるのだな、と驚かされる〉 そのとおりだと思った。 立ち止まって、だいたい31文字でその事象を表現する。 できそうで、なかなかできない。 この本は、大平一枝『正解のない雑談 言葉にできないモヤモヤとの付き合い方』の対談に出てきて、読んでみたいと思った。ブクログでひとまず登録しようとしたら、探し方が悪かったのか、文庫版は電子書籍しかでてこなかったので、忘れないうちに図書館から取り寄せた。 私は、他の人の荷物なんて全く気にせずサラダバーに行っちゃうタイプだ。ここは日本だ。荷物まるごと盗まれることはさすがに想定しなくてもいいんじゃないか、と思ってしまう。 そもそも、世の中に「サラダバーに一番に行っちゃう人」と「荷物番をしちゃう人」がいることを、考えたことすらなかった。岡本さんみたいな人のために、テーブルに「利用中です」という札を置けるしくみがあるのか!と、妙に納得した。 ところで、この札がそのファミレスにあったら、岡本さんはみんなとサラダバーに行くんだろうか。行けるんだろうか。 ホテルの朝ごはんならともかく、荷物を持ってるシチュエーションなら確実に荷物は置いていくことになるから、利用中の札があっても岡本さんはきっとみんなとサラダバーに行かないんだろうな。 優しい人だな、と思った。私にはない、優しい人だな、と。それで読んでみたいと思った。 しかし…持ち上げておいて下げるようで恐縮なのだけど、読んでいるうちにちょっと不穏な感じになってきた。 いや、別に私が岡本さんとお付き合いしているわけではないのだからどうでもいいのだけど、「ちょっとこの人…ムリ」という別れたくなる…あの感じ。 自意識過剰がすぎるだろ、さすがに…。 自分への意識が多すぎて余って過ぎているところに、すぎるをつけたくなる…あの感じ。 ちょっと方向は違うのだけど、ベストエッセイ2025に集録されている言語学者の川添愛 の『すぎる』というエッセイを思い出した。 大平さんは著書のなかで〈読んだからといって、サラダバーに一番に行ける人にはなれないだろう。しかし、読んだ後は同じ荷物番でもちょっと気持ちが変わっているに違いない〉と書いていた。 それはたしかに間違いない。 サラダバーに一番に行けちゃう人も、頼まれてもないのに荷物番をしてしまう人も、いろいろな人がいるのが世の中だ。 どちらがいいとか、悪いとかではなくて、そういうものなんだよなぁ。 でも、荷物番をするならするで、「荷物見てるから、ゆっくり選んできていいよ」とちゃんと言ってもらえるほうがいいなぁ。 私は取りに行っちゃうほうとして、「取ってくるけど苦手な野菜とか、ある?」と聞くようにしたい。 いやでも、そこで『先生のつうしんぼ』の古谷先生みたいに「にんじんはちょっと…」とか「野菜は基本、キライなんだわ」とか返されたらそれはそれで困るよなぁ…。 ちなみに私と夫は、もはや「行ってくるわ!」「おう!」としか言い合わない。相手の分を取ってこなくても、何も思われない。現実的に子どもの分を取るので精一杯。夫の分まで気にしていられない。 あっさり取りに行っても、良くも悪くもなんとも思われない関係って、案外貴重なのかもしれない。
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まずタイトルの短歌がめっちゃ好き。 あるある〜〜なのに、その場面を短歌にしようなんて考えたこともなかった。 そんな感性を尊敬。
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