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正義の行方
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2024/04/04 |
JAN | 9784065355602 |
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正義の行方
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NHK BS1スペシャル、正義の行方飯塚事件30年後の迷宮、を見て非常に印象に残っていたので、本書を読むことになった。 殺人犯とされた死刑囚が、死刑終了後に洗剤ではないかと最新請求がなされ、最高裁により棄却され、死刑が確定した事件であるが、様々な関係者の取材を通して、迷宮のような...
NHK BS1スペシャル、正義の行方飯塚事件30年後の迷宮、を見て非常に印象に残っていたので、本書を読むことになった。 殺人犯とされた死刑囚が、死刑終了後に洗剤ではないかと最新請求がなされ、最高裁により棄却され、死刑が確定した事件であるが、様々な関係者の取材を通して、迷宮のような事件の中、様々な正義がぶつかり合い、どこに政治が存在するのか、考えさせられることが多かった。 そもそも以前から、正義と言う言葉には素直に受け取ることができないことばかりだと思っていた。現在のソ連ウクライナの戦争、パレスチナの戦争、あるいは第二次大戦時の日本の戦争に進む姿勢、最近見学した満蒙開拓団、平和記念館の印象など、正義と呼ばれる言葉には、非常に不愉快な気持ちにならざるを得ない。
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nhkのテレビに無かった話も少し加わった内容になっていた。やはり元刑事の話には?だった。 「私は早く辞めるために無理な捜査をするというのが持論よ。刑務所の塀の上を歩いてね内側に落ちちゃいかん外側に落ちるというようなね。違法捜査じゃないギリギリのところをね。」 違法でないなら早...
nhkのテレビに無かった話も少し加わった内容になっていた。やはり元刑事の話には?だった。 「私は早く辞めるために無理な捜査をするというのが持論よ。刑務所の塀の上を歩いてね内側に落ちちゃいかん外側に落ちるというようなね。違法捜査じゃないギリギリのところをね。」 違法でないなら早く辞めることにはならないのではないかな?よくわからない言葉だ。DNA鑑定についても科警研の鑑定の検証していた石山教授の結果DNAが出なかったのではなくて検査材料が少ないから上手く検査が出せなかったのではないかと聞き返しそうだと言わせそれで逮捕につなげるとは。検証できなかったなら余計慎重になるべきだと思うが慎重さが足りないな。しかし石山教授は鑑定には自信を持っているし本当は圧力が國松元長官からあったと法廷でも話しておりひどい話だと思う。そもそもものすごく感度の高いミトコンドリアDNA鑑定で出てないのだからくまさんの血液の混入はなかったということだ。 テレビでは記者がどういう状況だったか説明している時映像もあり理解できたが本だとDNA鑑定もそうだが言葉だけでは理解しにくいのではないかと感じた。くまさんが運転している映像がテレビではあり、行き過ぎた取材があったのではないかくまさんが犯人で間違いないという街の空気があったのではないかと想像される場面もテレビの方が感じられやすいな。
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映画をみて、本も購入。 関わった警察官、弁護士、新聞記者、そして「被告」の家族の視点から飯塚事件をみる。信念?が揺らがないほどおそろしいことはないのかもしれない。 それにしても西日本新聞の懐の深さというか、事件への真摯な姿勢が心に刺さる。自分たちの報道姿勢がはたして「正しかった...
映画をみて、本も購入。 関わった警察官、弁護士、新聞記者、そして「被告」の家族の視点から飯塚事件をみる。信念?が揺らがないほどおそろしいことはないのかもしれない。 それにしても西日本新聞の懐の深さというか、事件への真摯な姿勢が心に刺さる。自分たちの報道姿勢がはたして「正しかった」のかを、その時の報道、取材に関わっていない記者を指名して、当時の報道の在り方、そして、もう一度飯塚事件そのものを検証するという姿勢がすごいなと思った。 人は揺らぐ。でもその揺らぎ、疑念、本当にあれでよかったのかと思えることがとても大切なのではないかとも思うのだ。 「正義」は、時に暴走するものなのかもしれない。 それにしても死刑という刑の重さをひしひしと感じた。 執行を決める基準は何なのか。死刑という刑罰は本当に必要なのか、わからないことばかりであることが恐ろしい。
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