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世界ぐるぐる怪異紀行 どうして“わからないもの"はこわいの? 14歳の世渡り術
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2024/03/25 |
JAN | 9784309617626 |
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世界ぐるぐる怪異紀行
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商品レビュー
4
11件のお客様レビュー
オカルト本かと思ったら全く違い、筆者がオカルティックな力を信じていない(信じる/信じないの外にいる)という立場で書かれているのがおもしろかった。 複数の文化学者によって書かれた短編集的なつくりで、一つ目の話がとても興味深かった。それ以降はあんまり…
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9人の文化人類学者による世界の怪異を紹介。 ただの「怖い」ではなく、その国、地域、民族の背景や意味を考えるきっかけになる。 と言っても「14歳の世渡り術」と言うシリーズ名にあるように、決して堅苦しいものではない。 世界は広く、異なり、そして同じ、と言うことを感じられる。 西アフ...
9人の文化人類学者による世界の怪異を紹介。 ただの「怖い」ではなく、その国、地域、民族の背景や意味を考えるきっかけになる。 と言っても「14歳の世渡り術」と言うシリーズ名にあるように、決して堅苦しいものではない。 世界は広く、異なり、そして同じ、と言うことを感じられる。 西アフリカのベナン共和国。 恥ずかしながらどこにあるか全く地理的知識がない。 この国では妖術、と言うものが信じられている。 「アフリカだもんね」なんて思ってはいませんか? 私たちだって、目に見えない何かを信じることもあるでしょう? 神さま仏様、幸運悪運、ブラックホールや原子核だって! 妖術があるから平等であろうとする、とか、なんでも自分で背負い込まない、と言ったことは考え方の転換であって、必ずしも「妖術」が不幸を招くわけではない。 このことは目から鱗だった。 中国の鬼の概念も興味深い。 子孫に祭祀してもらえることが鬼にならない方法、であるそうだ。 しかし昔ながらの考えと同時に社会の変化もあり…この辺りはどうやってすり合わせをするのだろうと不思議に思った。 結婚しない、子供を産まない…迷信だと簡単には切れないものとどう付き合っていくか、とても難しい問題だ。 怪異と言ってもその物語は幅ひろく、面白い。 文化の尊重は人を大事にすることだ。 だけど、幼子が医療につなげず祈祷の末に亡くなる話は、口を挟むべきではないと思っていても、どうしたって胸が痛い。
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規律、道徳、倫理、社会的通念などに括られない。得体が知れないが、従わざるを得ない、避けて通れない、もしくは避けなければならないものがある。これを受け入れることで、誰のせいでもない、自分を責めたり人と比べることがない生き方と周囲の人々との調和がはかれる。早く病院に連れて行ってと思う...
規律、道徳、倫理、社会的通念などに括られない。得体が知れないが、従わざるを得ない、避けて通れない、もしくは避けなければならないものがある。これを受け入れることで、誰のせいでもない、自分を責めたり人と比べることがない生き方と周囲の人々との調和がはかれる。早く病院に連れて行ってと思うくだりもありましたが、これまでの文脈外から来る他者が入りこむとこれから起こる結末に納得がいかくなりそうで、段取りは大事に思いました。
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