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頭上運搬を追って 失われゆく身体技法 光文社新書1303
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頭上運搬を追って 失われゆく身体技法 光文社新書1303

三砂ちづる(著者)

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頭上運搬を追って 失われゆく身体技法 光文社新書1303

定価 ¥946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2024/03/18
JAN 9784334102524

頭上運搬を追って

¥660

商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2024/10/30

頭上運搬の文脈にまつわる薄味エッセーかな。 身体技法に関しての記述はほぼない。 「やろうと思えばできるのだ!」って。 新書にもレベルがあって。 光文社新書は書き散らしレベルなんで。

Posted by ブクログ

2024/08/03

<目次> 第1章  失われてゆく身体技法 第2章  頭上運搬の記憶をたずねて 第3章  生活と労働を支えた身体性 <内容> 身体技法のカラダの話と民俗学的な話が混ざっている本。少しどっちつかずになっているかな?男性が肩に担ぎ、女性が頭に乗せる、その違いをもう少し突っ込んで欲しか...

<目次> 第1章  失われてゆく身体技法 第2章  頭上運搬の記憶をたずねて 第3章  生活と労働を支えた身体性 <内容> 身体技法のカラダの話と民俗学的な話が混ざっている本。少しどっちつかずになっているかな?男性が肩に担ぎ、女性が頭に乗せる、その違いをもう少し突っ込んで欲しかった気もする。身体技法を突き進めれば、今の姿勢を整える話になったり、世界と沖縄と日本の対比をすれば、民俗学的にも面白かったかな?

Posted by ブクログ

2024/07/03

頭にモノを載せて運ぶ、頭上運搬。 かつてな日本各地でも行われていたこの身体技法について、 フィールドワークで得た情報を綴り、生活や文化を探る。 ・はじめに I 失われゆく身体技法 II 頭上運搬の記憶をたずねて III 生活と労働を支えた身体性 ・あとがきにかえて 石垣島や沖縄...

頭にモノを載せて運ぶ、頭上運搬。 かつてな日本各地でも行われていたこの身体技法について、 フィールドワークで得た情報を綴り、生活や文化を探る。 ・はじめに I 失われゆく身体技法 II 頭上運搬の記憶をたずねて III 生活と労働を支えた身体性 ・あとがきにかえて 石垣島や沖縄県糸満、沖永良部島、神津島、江島、 中川の北山杉集落でのフィールドワークと様々な先人たちの 研究などから、かつて日本各地で行われた頭上運搬が 解き明かされてゆく。 頭に載せるのは、芋、薪、魚、水、タライに洗濯物、 燃料用のソテツの葉、花、丸太さえも。しかも重い! 載せる工夫のクッションは様々。額に紐を掛けての運搬も。 ササグやイタダキは神への供物、神饌を運ぶ意味が内包。 できると思ったから。周りの人がみんなやっていたから。 やらなくなったらできなくなった。 やっている人がいないのでできない。そう、 水道整備、車や自転車での運搬、石油燃料等の出現での、 生活の変化により、頭上運搬はほぼ消えてしまった。 でも、掲載されている頭上運搬の姿が美しい。 日々を支える運動で身体を意識し、センターの通った 真っ直ぐな筋の通った身体には、リズムとゆるみ。 まるでファッションモデルの如し。 このような失われつつある生活や文化を調べ、 教えてくれるのは有難いし、興味を深めてくれました。

Posted by ブクログ