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両京十五日(Ⅱ) 天命 ハヤカワ・ミステリ2001
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2024/03/01 |
| JAN | 9784150020019 |
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両京十五日(Ⅱ)
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商品レビュー
4.4
45件のお客様レビュー
へー、こんな結果になるんだ、と思った完結編。 先に作者の後書を読んでしまったため、殉死が大きなテーマらしいとわかってしまった。 それでも最後に至るまで、どんでん返しがたくさんあって退屈しなかった。 作者の後書を読んではじめて、呉定縁が主役だったことをしった。 てっきり宣徳帝かと思...
へー、こんな結果になるんだ、と思った完結編。 先に作者の後書を読んでしまったため、殉死が大きなテーマらしいとわかってしまった。 それでも最後に至るまで、どんでん返しがたくさんあって退屈しなかった。 作者の後書を読んではじめて、呉定縁が主役だったことをしった。 てっきり宣徳帝かと思った。 2巻になってからの恋愛要素は、正直不要かな。 でもそのへんがラストに向けて効いてくるのも確かだった。 白蓮教の変わり身にいろいろびっくりした。 たぶん大半の読者と同じく、私も于謙と阮安がいいと思う。 後者のキャラクターが田中芳樹っぽいなあとやはり思ってしまった。 作者はキャラクターをブレさせないことに尽力したように思う。特に呉定縁。 ゆえにこんなに長大になってしまったのだろうな。 一巻のレビューにも書いたが、今まで私は日本人による中国ものをいくつも見てきたが、本書の随所に見られた漢詩の厚み、中国の歴史の厚み、こればっかりは日本人には無いものだ。 羨ましいなあ。 これは変な想像だけど、もし、本場のひとが、たとえば、十二国記を作っていたらどうなっていただろう。 日本人にとっての憧れの国でありつづけた中国を舞台にし、日本作家による作品だからこその着眼点やファンタジーの荒唐無稽さはあったのかもしれないけれど。 もっと厚みや説得力のある世界ができていたのかなと思うと面白い。 とはいえ、本書の心理描写にはピンと来ないこともしばしばあった。 ふだん、日本の歴史小説の心理描写では私と登場人物の感覚にそこまでの距離はないので、やはりこれは外国の物語なんだなあと思えた。 そして中国に限らず、どこでも起きる、世襲制の罠、おじVS甥の王冠争いにはヤレヤレと思わされた。 愚兄賢弟が常でもないが、そう言うパターンのときに王位をどうするのか?とか、 兄弟で協力して王位を得たあと、(兄王が即位後はなかなか男児が生まれず)、もちろん今まで協力してきた弟王子が次に即位するかと思いきや、男児が生まれたとたん、兄王はわが子の即位を願うようになり、ここにおじ(弟)VS甥(兄王の息子)の戦いが勃発。 これ、壬申の乱から応仁の乱まで死ぬほどよくあるパターンですやん。 こういうのも含めてもう、世襲制の限界って見えてきてますよね? 日本の王朝も将軍家もこういうパターンを何回も見てきて、血をありがたがるついでに能力もほしいなんて、世襲制のうえでは寝言でしかないってことはちゃんとみんな分かっていたほうがよいですよね…。
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上巻で手間取った分、歴史的部分はかなり理解できたし、少し話もテンポアップしたので面白く読めた。 しかし前半あれだけこまごまと出来事があり、道のりが遅々として進まなかったのに、後半は結構端折って一気に北京へ。ちょっと端折りすぎなような。 最後ももうちょっといい終わり方はなかったのだ...
上巻で手間取った分、歴史的部分はかなり理解できたし、少し話もテンポアップしたので面白く読めた。 しかし前半あれだけこまごまと出来事があり、道のりが遅々として進まなかったのに、後半は結構端折って一気に北京へ。ちょっと端折りすぎなような。 最後ももうちょっといい終わり方はなかったのだろうか。
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長い!しかし、長すぎるとは思わせない。 歴史冒険ものでもあり、ミステリーでもあり、恋愛ものでもある。でっかいエンターテインメントを体験したなぁ、面白かったなぁ〜。
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