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両京十五日(Ⅱ) 天命 ハヤカワ・ミステリ2001
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両京十五日(Ⅱ) 天命 ハヤカワ・ミステリ2001

馬伯庸(著者), 齊藤正高(訳者), 泊功(訳者)

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両京十五日(Ⅱ) 天命 ハヤカワ・ミステリ2001

2,530円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2024/03/01
JAN 9784150020019

両京十五日(Ⅱ)

¥2,530

商品レビュー

4.4

48件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 皇太子逃避行
  • 冒険小説
  • 明王朝陰謀
  • 友情と裏切り
  • 歴史ミステリ
  • 緊迫感ある展開
  • 個性的キャラクター
  • 驚愕の真実
  • 歴史愛好者向け
  • 疾走感ある文体

歴史を背景にした冒険小説が展開され、皇太子の命を賭けた逃避行が描かれています。明王朝の時代を舞台に、陰謀や裏切りが渦巻く中、仲間と共に北京を目指す皇太子の姿が緊迫感を持って描かれています。特に、捕吏や女医といった個性的なキャラクターたちとの関係が物語に深みを与え、読者を引き込む要素となっています。翻訳された文体は微妙に漢文を感じさせ、疾走感があり、歴史に興味がある読者には特に魅力的です。物語の進行と共に明らかになる驚愕の真実が、クライマックスをより一層盛り上げ、最後まで目が離せない展開が続きます。大ボリュームながらも、その面白さは保証されており、歴史と冒険が融合したストーリーを楽しむことができる作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

息つく暇もないとはまさにの怒涛の十五日。凪と思ったら大ピンチの繰り返し。この状況から更に何回クライマックスあるんです?と残されたページの幅に慄きながら、一気に読みました。爽快な大団円が待っていてくれるとどこかで期待していたのですが、そんな簡単ではなかった…なるほど、まごうことなきミステリ大作。今はジョジョの5部を読み終わった時もこんな気持ちだったなぁと呆けています。

Posted by ブクログ

2026/08/08

うわー、こういう話だったのか。 ピンチに次ぐピンチ。 敵の裏をかいたと安心した直後に延びてくる敵の腕。 500ページの二段組なので、読んでも読んでもまだ残りページはふんだんにある。 これ、紙の本の醍醐味だよね。 4人の南京脱出譚だった上巻と違い、下巻では4人がそろって行動するこ...

うわー、こういう話だったのか。 ピンチに次ぐピンチ。 敵の裏をかいたと安心した直後に延びてくる敵の腕。 500ページの二段組なので、読んでも読んでもまだ残りページはふんだんにある。 これ、紙の本の醍醐味だよね。 4人の南京脱出譚だった上巻と違い、下巻では4人がそろって行動することはなく、何なら于謙はほとんど出てこない。 賢いくせに空気が読めずにうかつなところがお気に入りだったのに。 主人公側も相当大けがを負いながら逃避行を続けているけれども、追っ手の人間離れした追撃にのけぞるよ。 梁興甫といい、靳栄(きんえい)といい、人間とは思えない執念と体力。 そしてようやくゴールを迎え…まだ100ページも残っている。 ここからの怒涛の展開。 元々それぞれの思惑で結びついた4人ではあったけれど、それなりの藍や友情があったと思っていたのに、ここでバラバラになってしまうのか。 歴史は変えられないけれども。 過去の蛮行を現在の倫理観で責めることはできないのだけれども。 作者、容赦ない。 「祖先の定法」といわれてしまえば、誤った風習と思っても直すことは難しい。 祖先?たかだか4代前の?とは言えないのだ。 日本でも、明治に定めた「祖先の定法」…たかだか150年ちょっと前に決めたことが、今でも大手をふるってその理由にあげられることがある。 でも、政治って小魚を煮るように、ゆっくり時間をかけて行うものなんだって。 明の時代の、その「祖先の定法」は、それから数代後の皇帝により行われなくなった。

Posted by ブクログ

2026/05/16

へー、こんな結果になるんだ、と思った完結編。 先に作者の後書を読んでしまったため、殉死が大きなテーマらしいとわかってしまった。 それでも最後に至るまで、どんでん返しがたくさんあって退屈しなかった。 作者の後書を読んではじめて、呉定縁が主役だったことをしった。 てっきり宣徳帝かと思...

へー、こんな結果になるんだ、と思った完結編。 先に作者の後書を読んでしまったため、殉死が大きなテーマらしいとわかってしまった。 それでも最後に至るまで、どんでん返しがたくさんあって退屈しなかった。 作者の後書を読んではじめて、呉定縁が主役だったことをしった。 てっきり宣徳帝かと思った。 2巻になってからの恋愛要素は、正直不要かな。 でもそのへんがラストに向けて効いてくるのも確かだった。 白蓮教の変わり身にいろいろびっくりした。 たぶん大半の読者と同じく、私も于謙と阮安がいいと思う。 後者のキャラクターが田中芳樹っぽいなあとやはり思ってしまった。 作者はキャラクターをブレさせないことに尽力したように思う。特に呉定縁。 ゆえにこんなに長大になってしまったのだろうな。 一巻のレビューにも書いたが、今まで私は日本人による中国ものをいくつも見てきたが、本書の随所に見られた漢詩の厚み、中国の歴史の厚み、こればっかりは日本人には無いものだ。 羨ましいなあ。 これは変な想像だけど、もし、本場のひとが、たとえば、十二国記を作っていたらどうなっていただろう。 日本人にとっての憧れの国でありつづけた中国を舞台にし、日本作家による作品だからこその着眼点やファンタジーの荒唐無稽さはあったのかもしれないけれど。 もっと厚みや説得力のある世界ができていたのかなと思うと面白い。 とはいえ、本書の心理描写にはピンと来ないこともしばしばあった。 ふだん、日本の歴史小説の心理描写では私と登場人物の感覚にそこまでの距離はないので、やはりこれは外国の物語なんだなあと思えた。 そして中国に限らず、どこでも起きる、世襲制の罠、おじVS甥の王冠争いにはヤレヤレと思わされた。 愚兄賢弟が常でもないが、そう言うパターンのときに王位をどうするのか?とか、 兄弟で協力して王位を得たあと、(兄王が即位後はなかなか男児が生まれず)、もちろん今まで協力してきた弟王子が次に即位するかと思いきや、男児が生まれたとたん、兄王はわが子の即位を願うようになり、ここにおじ(弟)VS甥(兄王の息子)の戦いが勃発。 これ、壬申の乱から応仁の乱まで死ぬほどよくあるパターンですやん。 こういうのも含めてもう、世襲制の限界って見えてきてますよね? 日本の王朝も将軍家もこういうパターンを何回も見てきて、血をありがたがるついでに能力もほしいなんて、世襲制のうえでは寝言でしかないってことはちゃんとみんな分かっていたほうがよいですよね…。

Posted by ブクログ

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