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北緯43度のコールドケース 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2024/03/15 |
| JAN | 9784065344330 |

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北緯43度のコールドケース
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商品レビュー
3.9
62件のお客様レビュー
博士号を持つ異色の警察官・沢村依理子が未解決事件(コールドケース)の真相にせまる。 北海道警察で現場経験を積む沢村は凍てつく一月、少女死体遺棄事件の捜査に加わる。発見された少女は五年前に誘拐され行方不明となっていた。 分かりにくい部分があり、色々広げ過ぎているとは思ったが、警察小...
博士号を持つ異色の警察官・沢村依理子が未解決事件(コールドケース)の真相にせまる。 北海道警察で現場経験を積む沢村は凍てつく一月、少女死体遺棄事件の捜査に加わる。発見された少女は五年前に誘拐され行方不明となっていた。 分かりにくい部分があり、色々広げ過ぎているとは思ったが、警察小説としては組織の描写など破綻がなく、ストーリーも面白かった。 江戸川乱歩賞受賞作。「将来性を見込んで」という評があったが、まさに「百年の時効」で花開いたそうです(まだ未読ですが)。
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図書館で予約中の『百年の時効』を待ちつつ、同じ作者のこちらを読む。江戸川乱歩賞受賞作。新たに遺体の発見された事件が過去の事件とつながっていく過程に、パズルが徐々にはまっていくみたいな感覚があって、先を読みたくなる。主人公の仕事への迷いとか、大学や警察組織のネガティブな部分も書かれ...
図書館で予約中の『百年の時効』を待ちつつ、同じ作者のこちらを読む。江戸川乱歩賞受賞作。新たに遺体の発見された事件が過去の事件とつながっていく過程に、パズルが徐々にはまっていくみたいな感覚があって、先を読みたくなる。主人公の仕事への迷いとか、大学や警察組織のネガティブな部分も書かれているけれど、支えてくれる友人や家族、上司の存在が救いになっていると思った。
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皆さんのレビューでお見かけする「百年の時効」が気になっているのだが、そちらは文庫化を待つとして、こちらも時折見かける、その作者さんのデビュー作に行ってみる。 これがとても面白く読めた。 未解決だった5年前の少女誘拐事件の被害者が遺体で見つかるところからスタート。 この事件の解決...
皆さんのレビューでお見かけする「百年の時効」が気になっているのだが、そちらは文庫化を待つとして、こちらも時折見かける、その作者さんのデビュー作に行ってみる。 これがとても面白く読めた。 未解決だった5年前の少女誘拐事件の被害者が遺体で見つかるところからスタート。 この事件の解決に突き進むのかと思ったら、そこからは、ある派出所での警官の拳銃自殺を挟んで、誘拐&遺体遺棄事件の捜査本部は解散し、いつの間にやら捜査本部を外されていた主人公は別の所轄の生安に異動となって…と、一体どうなるのという展開に。 主人子の沢村依理子はドクター持ちのノンキャリア。30歳で警官になったという異色の経歴。 話の流れの中で、彼女が警官になる前やなった後の出来事に加えて、院生時代に起きた事件によるトラウマ、実父や妹が抱える家庭の事情などが小出しに語られ、彼女の人となりが分かってくる。 『このまま幹部コースを歩むのも悪くない』と思ったことがあったり、『持て余されてるのかもね』とつぶやいたり、自意識過剰なところが私はちょっと苦手だが、自分の力で渡り合っていくしかない組織の中での立ち位置やそれゆえの焦りや悩みが細かく描かれているのは良い。 そうこうしている内に、今度はくだんの誘拐事件の捜査資料が漏洩し、沢村が漏洩犯としての疑いをかけられる…。 ぎゅうぎゅうとてんこ盛りに詰め込まれたネタに、過去と現在が行き来もするので、読み易いとは言えないが、なんかお話は面白くて、ズンズンと読める。 警察内部の派閥や上下関係の中での人間模様やその中で浮いている主人公の仕事に対する揺らぎなどもよく描かれていて、終章明かされる誘拐の構図もよく出来ていた。 今まで未解決だった事件が彼女一人で解決されるのはちょっと出来過ぎだったり、天狗岳事件が置いてきぼりになったり、後になれば気になるところもあったりするが、読んでいる途中はそこらを気にさせないくらいに読ませるお話だった。
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