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わが投資術 市場は誰に微笑むか
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2024/03/01 |
JAN | 9784065350355 |
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商品レビュー
4.4
67件のお客様レビュー
★コントラリアンの尋常ならざる気迫★長者番付トップで名前を見て以降、どんな人なのだろうとずっと思っていた。比較的軽いタッチで書いているが、逆張りを徹底できる激烈な人であることは透けて見える。ファンドの基準価格の上げ下げ、そして自分の金融資産をほぼすべてつぎ込んでいること(確かにそ...
★コントラリアンの尋常ならざる気迫★長者番付トップで名前を見て以降、どんな人なのだろうとずっと思っていた。比較的軽いタッチで書いているが、逆張りを徹底できる激烈な人であることは透けて見える。ファンドの基準価格の上げ下げ、そして自分の金融資産をほぼすべてつぎ込んでいること(確かにそうしたファンドでなければ信用できない)に耐えられるのも、もちろん並の神経ではない。 株式投資で小型割安成長株に投資すれば、自分の判断が間違っていたからといって損をするとは限らないし、正しかったもうかるとは限らない、ということを冒頭に持ってくる。なるほど。 PERで単純に割安を判断することに感じていたモヤモヤ(資本と借入の構成で変わる)についても、キャッシュニュートラルPERという視点で整理する。 ▼キャッシュニュートラルPER=PER×(1ーネットキャッシュ比率) ▼ネットキャッシュ比率=(流動資産+投資有価証券×0.7ー負債)/時価総額 ▼ネットキャッシュ→会社が赤字になろうが売れる資産 消費者金融や不動産、銀行などイメージの悪い業界ほど可能性があるという。最大のヒットはプレサンスとのこと。確かに大阪に行くと林立するマンションを見て、いまなら強さをはっきりを感じられる。社長個人の資質をリサーチできなければ、個人投資家にはリスクが大きいが。 会社の規模拡大とともに競争力を高められるのか、それとも将来需要を先食いしているだけなのか。企業分析で重要な視点だ。 野村証券からゴールドマンサックスを経てヘッジファンドに至るまで、自分の価値をどうやったら最大化できるのか極めて意識的。その経緯もとても面白い。
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成功したヘッジファンドのマネージャーが、自分自身の運用経験に基づいて、株式投資について書いた本なので、非常に説得力がある。 銘柄の選定方法など、今後の株式投資の参考にしたい事が沢山あった。 上昇トレンドでは順張りが速いとは思うけれど、やっぱり逆張りが正解かな・・・・。
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・ネットキャッシュ比率:会社が赤字になろうがなるまいが同じ値段で売れる資産がどれほどあるか。会社が持っている現金を足して全負債を差っ引いた数字がキー。(流動資産+投資有価証券×70%−負債)/時価総額 ※固定資産の価値はゼロとおく ・小型株の成長性は「経営者」が9割 経営者がその...
・ネットキャッシュ比率:会社が赤字になろうがなるまいが同じ値段で売れる資産がどれほどあるか。会社が持っている現金を足して全負債を差っ引いた数字がキー。(流動資産+投資有価証券×70%−負債)/時価総額 ※固定資産の価値はゼロとおく ・小型株の成長性は「経営者」が9割 経営者がその企業を成長させる強い意志を持っているか(必要条件) 社長と目標を共有する優秀な部下がいるか 同じ業界内の競合に押しつぶされないか その会社のコアコンピテンス(強み)は成長とともに更に強くなっていくか 成長によって将来のマーケットを先食いし、潜在的マーケットを縮小させていないか 経営者の言動が一致しているか ・ひどい正規表を持って帰ってきても、いいところを探して褒めてあげてくださいね。褒められて嬉しかったことはずーーーっと忘れないものですよ ・基本的なスタンスは、社長にあってどれだけガッツがあるかを見極めることですから。客観的に確率を考えるくせをつけないと簡単にバイアスの渦に巻き込まれてしまうことになります ・突発性の不況は必ずといっていいほどその後V字回復となり、特に製造業は一時的に危機前を超えるほどの勢いになるからです。(需要分と在庫乗りストッキング分が作られるため) ・ショート:ポイントはショートの「割高さ」だけではなく、出来高急増で表される「過熱感」とショートポジションの買い戻しによる「株価ピークの形成」です ・消費者余剰(一物一価ではなく、動的なサービスや価格を提供することでより大きな単価を見込める余剰。たとえば、ディズニーに10万払ってでも行きたい人の入場料との差分を埋めるサービス提供など)を上手に取り込める立ち位置にいる会社は投資対象として面白い
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