ありえない仕事術 正しい“正義"の使い方

上出遼平(著者)

• 販売会社／発売会社: 徳間書店
• 発売年月日: 2024/03/01
• JAN: 9784198657437

商品レビュー

2024/11/29

YouTubeの出版区で吉田豪さんがお勧めしていた本。
豪さんがお薦めのビジネス書ってそりゃ気になるなと思い購入。

どう感想を書いていいのか困る本です。
モノで例えるならば、超美味しいゲテモノ料理みたいな本でした。

ビジネス書とは名ばかりのドキュメンタリーであり、小説であり、自伝的であり、これってノンフィクションなのかフィクションなのか何を読んでいるのか頭が混乱しつつもニ部は一気に読みきってしまいました。

狂った本ですが面白いです。
ニ部を読み切って、一部を読み返すとより深く一部の真っ当な文章を解釈できると思います。

2024/11/17

ネタバレ有。初見全く予測できない本。詳細を知らずに読んだ方が面白い。非常に面白いし革新的だった。読み通して感じたことは、筆者はこれに近い経験をしたのでは無いか、あるいはそう言った感情を常に持っていたのでないかと思わせられる。第一部は第二部を読んだ後もう一読してほしい、思わず笑ってしまうところがある(飲みは控えようの欄など、第二部の展開を予測させて面白い)第一部では実際に起こっている事象(実際売れたテレビ番組の話、オピオイドクライシスなど)をうまく混ぜて読者に『実際に起きている話』を布石に置き第二部へ繋げるのは新鮮だ。正直いうと二部も途中まで実話だと思ってた(前書きでの注釈に気づかなかった)酔っ払ってるくせにやけに口が回る爺さんが登場して違和感を感じ、ここでこの本の構造に気づいた。仕事の熱意、倫理観が何かのかけ違いで大きく道を逸らしてしまうのが実際の現場でも大いにある。テレビの功罪を身をもって体感してるから書けるであろうと話だった。Do the tight thingを肝に命じたい。

2024/10/18

上出さんは昔から好きで、仕事術について気になっていたので読んでみました。

内容としては、特段特別な内容は書かれていなかったです。
けど本質を突いた内容が多いです。
第二部の小説は、リアルなやりとりでした。。。。