ありえない仕事術 の商品レビュー
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YouTubeの出版区で吉田豪さんがお勧めしていた本。 豪さんがお薦めのビジネス書ってそりゃ気になるなと思い購入。 どう感想を書いていいのか困る本です。 モノで例えるならば、超美味しいゲテモノ料理みたいな本でした。 ビジネス書とは名ばかりのドキュメンタリーであり、小説であり、自伝的であり、これってノンフィクションなのかフィクションなのか何を読んでいるのか頭が混乱しつつもニ部は一気に読みきってしまいました。 狂った本ですが面白いです。 ニ部を読み切って、一部を読み返すとより深く一部の真っ当な文章を解釈できると思います。
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ネタバレ有。初見全く予測できない本。詳細を知らずに読んだ方が面白い。非常に面白いし革新的だった。読み通して感じたことは、筆者はこれに近い経験をしたのでは無いか、あるいはそう言った感情を常に持っていたのでないかと思わせられる。第一部は第二部を読んだ後もう一読してほしい、思わず笑ってしまうところがある(飲みは控えようの欄など、第二部の展開を予測させて面白い)第一部では実際に起こっている事象(実際売れたテレビ番組の話、オピオイドクライシスなど)をうまく混ぜて読者に『実際に起きている話』を布石に置き第二部へ繋げるのは新鮮だ。正直いうと二部も途中まで実話だと思ってた(前書きでの注釈に気づかなかった)酔っ払ってるくせにやけに口が回る爺さんが登場して違和感を感じ、ここでこの本の構造に気づいた。仕事の熱意、倫理観が何かのかけ違いで大きく道を逸らしてしまうのが実際の現場でも大いにある。テレビの功罪を身をもって体感してるから書けるであろうと話だった。Do the tight thingを肝に命じたい。
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上出さんは昔から好きで、仕事術について気になっていたので読んでみました。 内容としては、特段特別な内容は書かれていなかったです。 けど本質を突いた内容が多いです。 第二部の小説は、リアルなやりとりでした。。。。
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なるほどこれが上出遼平が描く仕事術なのか、確かに新ビジネス論というのに相応しい作品でした。好き嫌いが分かれるかも知れません。
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仕事術の本だからこそ、仕事の真実を描こうとする姿勢に感銘を受ける。事実と真実は重ならないことがよくある。
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Rehacqで見た上出遼平さんのお話しが印象的で、この本を購読しました。 前編はなんとなく期待に近く、後編はちょっと期待外れだったように思います。 後半は多分、同業者の方々には刺さるのかな。
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第2部は読み始めたら止まらない。 仕事、命、正義、メディア、社会など議論してもしきれない様々なことについてとりあげられている。 そして世の中は複雑であり、現実は厳しいものであると再認識させられ、そうした中で自分の人生をどう送るべきかを考えさせられる。
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凄まじい本だった。 第一部も本質を突く内容で良かったが、第二部からがさらに凄い。 実直な主人公とその仲間が正義をもってドキュメンタリーを撮る物語を一人称視点で描く形式なのだが、どっぷり感情移入していた主人公に、突如しかし滑らかに感情移入できなくなる瞬間があり、技術を見せつけられた。 全編通して「正義とは何か」という強いメッセージを倫理観揺さぶる物語でストレートに伝えているにも関わらず、この装丁、このタイトルで闇に紛れさす真意が気になるところ。(カバーを外すと表に大きく正義の文字、裏はその正義の文字が崩れ去っているのも憎い) あんたの正義は一体なんだ⁉ 読む手が止まらない体験を久しぶりにしました。
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前半は著者の考える仕事への向き合い方、後半は仕事術を散りばめた小説形式になっていた。 仕事術もとても面白く参考になったが、後半の小説が凄かった。小説の中で著者が大事にしている信念にそって行動するのか、違う選択をするかの分岐のポイントがあるですが、その選択をした事による結末が圧巻で...
前半は著者の考える仕事への向き合い方、後半は仕事術を散りばめた小説形式になっていた。 仕事術もとても面白く参考になったが、後半の小説が凄かった。小説の中で著者が大事にしている信念にそって行動するのか、違う選択をするかの分岐のポイントがあるですが、その選択をした事による結末が圧巻でした。
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