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テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想 文春新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2024/03/19 |
| JAN | 9784166614462 |

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テクノ・リバタリアン
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商品レビュー
3.9
49件のお客様レビュー
ようやくテクノリバタリアニズムに主軸を置いた新書が出た。類似の題材を扱っている木澤佐登志『ニック・ランドと新反動主義』が取りこぼした箇所についても概説されており、テクノリバタリアニズムを知るにはちょうどいい一冊。ただ「世界を変える唯一の思想」という危うげな副題の通り、著者の橘玲が...
ようやくテクノリバタリアニズムに主軸を置いた新書が出た。類似の題材を扱っている木澤佐登志『ニック・ランドと新反動主義』が取りこぼした箇所についても概説されており、テクノリバタリアニズムを知るにはちょうどいい一冊。ただ「世界を変える唯一の思想」という危うげな副題の通り、著者の橘玲がテクノリバタリアニズムに対して少々前のめり気味な点には注意が必要だ。 優生思想との謗りを受けがちなテクノリバタリアニズムだが、千葉聡『ダーウィンの呪い』によれば、20世紀初頭のダーウィニズムは「科学への関心が高く、道徳意識の強い」功利主義的リベラルによって推進されたものだという。こうしたダーウィニズムに最も強く反対したのは、テクノリバタリアニストとともに現代アメリカの代表的な右翼勢力の一つでもある福音派の人々だった。 以上を踏まえたうえで、橘はリベラルのダーウィニズムとイーロン・マスクやピーター・ティールのような大富豪が主導するテクノリバタリアニズムには大きな差異があると主張する。 功利主義的リベラルのダーウィニズムが単なるお気持ちによる愚民淘汰に過ぎなかった一方で、テクノリバタリアニストの眼目はテクノロジーを無際限に加速させることで「よりよい社会」「よりよい未来」というシンギュラリティを招き寄せることにある。たとえばOpenAIのCEOサム・アルトマンは全世界の80億人に等しく仮想通貨でベーシックインカムを支給するという「ユニヴァーサル・ベーシックインカム(UBI)」を構想している。 国家主導のベーシックインカムには重大な陥穽がある。作家の李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』ではタカ派の女性総理が「移民や外国人によるベーシックインカムの不正受給」を声高に主張することで、移民や外国人への差別を正当化するさまが描かれている。このように、国家財源からベーシックインカムを拠出することは、「誰がこの国の民なのか?」というナショナリズムの問題に早晩ぶち当たり、不毛な差別や対立を生む。それよりは、超国家的な資本主義の覇者が遍く全人類に富を分け与えるほうがいい、というのがアルトマンの目論見だといえる(そのためには全人類をアイデンティファイするという難題をクリアする必要があるが…)。 こうした、国家の上にトップエリートやトップ企業を据えるという思想はともすればヤニス・バルファキスが警鐘を鳴らしたビッグテック主導の封建主義体制を招来するのではないかという疑問がある。しかし橘はそれを物理学者エイドリアン・べジャンの「コンストラクタル法則」を盾に棄却する。これは、あらゆる物質は「流れがあり、かつ自由な領域があるのなら、より速く、よりなめらかに動くように進化する」というものだ。 "コンストラクタルは世界の根本法則なので、もちろん人間社会にも適用できる。経済はモノ(サービス)とお金の流れ、インターネットは情報の流れだから、それはより速く、よりなめらかに流れるようなデザインへと進化し、グローバル経済や情報空間が拡張していく。それと同時に、必然的に、べき分布の階層性が形成されることになる。(中略)ここには冷徹な「進化の法則」があるだけで、どこにも「不公平」なことは起きていない。"(p246〜247) エリートや企業によるある種の封建体制は、世界の根本法則上仕方のないことだという。少々暴論が過ぎるのではないか。本書では随所にポストモダン的なものに対する嫌悪感が表明されているが、自説の論拠として脈絡なく自然科学を引用するという態度こそ「ポストモダン的」なのではないかと思う。 ただ金融小説家としてキャリアを形成してきた橘らしく、ビットコインやブロックチェーンに関して書かれたクリプト・アナキズムの章は非常に読み応えがある。第三者の介入なく商取引を成立させることができるブロックチェーンのシステムは、まさしくテクノリバタリアンたちの目論む超国家的な企業運営精神と強く呼応するものだ。
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自由を失った今のリベラルに対して、自由原理主義を意味するリバタリアニズム。イーロン・マスクやピーター・ティールと、その次の世代の人々。 究極の自由社会を求めると、無政府主義に繋がるが、それが求めた理性的な個人が存在しない以上、どのように社会を維持するのか?ゴドウィン以来の歴史とテ...
自由を失った今のリベラルに対して、自由原理主義を意味するリバタリアニズム。イーロン・マスクやピーター・ティールと、その次の世代の人々。 究極の自由社会を求めると、無政府主義に繋がるが、それが求めた理性的な個人が存在しない以上、どのように社会を維持するのか?ゴドウィン以来の歴史とテクノロジーの監視による選択肢、そして功利的な統治者という選択肢。X-MENのミュータントと並べながらの紹介は知らないながらも分かりやすい。
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日本にいるとよくわからないことはたくさんあって、そもそもリバタリアン、リバタリアニズムって何?からスタート。 イーロン・マスク、ピーター・ティール、オープンAIのサム・アルトマンはみんなテクノ・リバタリアン。 テクノロジーの力で個人の自由を最大化し、国家や大企業の支配を減らそ...
日本にいるとよくわからないことはたくさんあって、そもそもリバタリアン、リバタリアニズムって何?からスタート。 イーロン・マスク、ピーター・ティール、オープンAIのサム・アルトマンはみんなテクノ・リバタリアン。 テクノロジーの力で個人の自由を最大化し、国家や大企業の支配を減らそうとする思想、らしい。 ざくっと流れや基礎用語やアメリカの潮流がわかって助かった(注もよかった)。 一方で、AIをはじめテクノロジーが未来を変えると思うけど、ついていくのは大変だなぁ…と途方に暮れました。。
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