1,800円以上の注文で送料無料

涙にも国籍はあるのでしょうか 津波で亡くなった外国人をたどって
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

涙にも国籍はあるのでしょうか 津波で亡くなった外国人をたどって

三浦英之(著者)

追加する に追加する

涙にも国籍はあるのでしょうか 津波で亡くなった外国人をたどって

定価 ¥1,925

1,155 定価より770円(40%)おトク

獲得ポイント10P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2024/02/21
JAN 9784103555612

涙にも国籍はあるのでしょうか

¥1,155

商品レビュー

4.4

9件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/10/16

外国人被災者の話で辛い点も多かったが、一部の外国人は日本人として紛れ込んでいるケースがあって実態不明だったり、被災で家族を失い在留申請が通らなかったりで、なんともおかしな状況の日本という国にも疑問をもった。ただ、震災により人生を狂わされた人が多くいたことは確かだ。

Posted by ブクログ

2024/06/28

読書記録49. #涙にも国籍はあるのでしょうか #三浦英之 著 東北在住、震災のルポルタージュを書かれている朝日新聞記者三浦英之氏 初めて氏のルポルタージュを読んだのは『太陽の子』 経済成長期に資源を求めアフリカ コンゴでの鉱山開発の後に残された子供に纏わるルポに関心を持った...

読書記録49. #涙にも国籍はあるのでしょうか #三浦英之 著 東北在住、震災のルポルタージュを書かれている朝日新聞記者三浦英之氏 初めて氏のルポルタージュを読んだのは『太陽の子』 経済成長期に資源を求めアフリカ コンゴでの鉱山開発の後に残された子供に纏わるルポに関心を持った 最新作は東日本大地震で亡くなられた外国籍の方々の生きた証と共に彼らの死が残された人々に何を残したかを辿る一冊 本が好き、日本文化が好きで石巻の外国語指導助手として赴任した女性とその家族の序章に始まり、最終章「本棚のピエタ」に繋がる展開 本を閉じるまでに何度涙が流れただろうか 人は何のために生きるのか?著者の思う生きる意味とは

Posted by ブクログ

2024/06/13

 『事実ーこの国はまだ東日本大震災における外国人の犠牲者数を知らない。』  そんなことがあるのかと…正直思いました。だけど、私が心を動かされたのは、犠牲者数を把握できていないことではなく、ひとりひとりに生活があり大事なもの、大事な人がいて…それが、突然失われ、それでも生きていかな...

 『事実ーこの国はまだ東日本大震災における外国人の犠牲者数を知らない。』  そんなことがあるのかと…正直思いました。だけど、私が心を動かされたのは、犠牲者数を把握できていないことではなく、ひとりひとりに生活があり大事なもの、大事な人がいて…それが、突然失われ、それでも生きていかなければならない人々の悲しみ、苦しみ、それでも見出したささやかな希望のような思いです。  全てを失ってしまった中国人青年に現在も「お前は一人じゃないんだぞ」と伝え続ける先輩職人、大人が無理しないと子どもたちを守れないと教壇に立つ教師たち…。日本人だから、外国人だから…ということでは決してないんです。  発災後に赴任していた教会に向かい翌日に命を落とした牧師…牧師はなぜ戻ることにしたのか、先日テレビで観た覚えがありました。この作品を読んで、それは牧師の“強い責任感”故の行動だったのだと思えました。そしてそこには後日談もあり、その教会に大きな被害はなくボランティアの拠点となり牧師の車は支援活動ののち、被災者さんへ寄贈されました。牧師の葬儀には、教会の属するキリスト教徒に加え、教誨師の活動を共にした仏教の僧侶も多数参列があり教会に念仏が響いたそうです。また、犠牲者の火葬にも宗派を越えて、一日も欠かさず弔い続ける活動もあったとのことです。「人々を救うために連携すること」を最期に教えてくれたのだと…。  あと、女川町に行ってみたいと思いましたね!女川町では防潮堤を築くのではなく、町内に緩やかな斜面を築いて、その高低差によって市民の命を津波から守る「海の見える町」を築いたと…知りませんでした!  最後に、三浦さんの著書「南三陸日記」を読んだからこそ、今回の取材に応じることを了承したという方がおられたのも印象的でした。私も「南三陸日記」を読んで涙した読者なので、ちょっと嬉しく思いました。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品