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嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する 光文社新書1297
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2024/02/15 |
| JAN | 9784334102241 |
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嫉妬論
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商品レビュー
4
27件のお客様レビュー
嫉妬と言う感情を、副題のとおり「解剖」しており、非常に面白く読んだ。ただ、少し思い切りすぎた断定や誇張があり、書籍の中で矛盾が生じてしまっている部分もあった。面白さを出してくれるのは良いが、通すべき筋が犠牲になっている点だけは残念に思った。 加えて、恋愛(や友人関係)における嫉妬...
嫉妬と言う感情を、副題のとおり「解剖」しており、非常に面白く読んだ。ただ、少し思い切りすぎた断定や誇張があり、書籍の中で矛盾が生じてしまっている部分もあった。面白さを出してくれるのは良いが、通すべき筋が犠牲になっている点だけは残念に思った。 加えて、恋愛(や友人関係)における嫉妬には当てはまらない論考と思われるので、ぜひその考察も聞いてみたい。
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嫉妬という感情の露悪さを十分すぎるほど理解させられたあとに、普段の自分の思考がその嫉妬に根ざしていることを認めざるを得なくなり、打ちのめされた。 特に「正義や平等は嫉妬の隠れ蓑でしかないのでないか」という問い。 形式的には平等な権利が認められていながら、実際には極めて不平等な社...
嫉妬という感情の露悪さを十分すぎるほど理解させられたあとに、普段の自分の思考がその嫉妬に根ざしていることを認めざるを得なくなり、打ちのめされた。 特に「正義や平等は嫉妬の隠れ蓑でしかないのでないか」という問い。 形式的には平等な権利が認められていながら、実際には極めて不平等な社会のなかで平等を求めることは、自分より優位に立っている人への嫉妬の感情が根底にあるのではないかという問いは、あまりに強烈で容易に受け入れられないものだった。。 事あるごとに思い出すだろう、刺激的な読書体験だった。
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「嫉妬」は悪であり単に避けるべきものとして排除されてきたが、真正面から扱ってみることで大事な視点が見えてくるのでは?というような提案だと読み取った。 いつの間にか前提になりがちな「理性」「合理性」やら、「倫理」「正義」の理論やらを考えるとき、「嫉妬」のことを考慮できているか?と...
「嫉妬」は悪であり単に避けるべきものとして排除されてきたが、真正面から扱ってみることで大事な視点が見えてくるのでは?というような提案だと読み取った。 いつの間にか前提になりがちな「理性」「合理性」やら、「倫理」「正義」の理論やらを考えるとき、「嫉妬」のことを考慮できているか?と問うことが、外在的な上から目線の予防策になると思った。 また、自分自身の嫉妬から目を逸らさず正面から向き合って苦しんでこそ、何か見えてくるものがあるんじゃなかろうかという、より踏み込んだ提案もあった。その点ラカンの欲望論にも通ずるなーと。 ロールズ正義論の批判的検討が特に痛快。
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