商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2024/02/15 |
| JAN | 9784334102241 |
- 書籍
- 新書
嫉妬論
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嫉妬論
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商品レビュー
4
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「嫉妬」 苦しく、みっともない感情にどうしてこうも振り回されるのか。人々を揺さぶる「厄介な感情」を政治思想の観点から多角的に考察。 「嫉妬」「妬み」といったネガティブに思われている感情を歴史学者、思想家、社会学者たちはどう捉えてきたのか。 いろいろな切り口や観点を提示してくれていて、とても面白かった。 民主主義の土台となる観念のひとつに平等意識というものがあるが、そもそもこの平等意識は嫉妬感情と表裏一体の関係でもある。 生きにくい世の中の解明だけでなく、嫉妬の業の炎に燃やされかけているわたしの気持ちも解明できた。
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「感情の政治学」などでも射程に入れられることの少ない「嫉妬」という感情は、個人的なものではなく、政治や社会生活と関わっている 良性嫉妬と悪性嫉妬という分類。本書では、嫉妬の定義を曖昧にすることを避けるため、前者を憧憬とし、別物として扱う(37) ヒュームを引きながら 「ロール...
「感情の政治学」などでも射程に入れられることの少ない「嫉妬」という感情は、個人的なものではなく、政治や社会生活と関わっている 良性嫉妬と悪性嫉妬という分類。本書では、嫉妬の定義を曖昧にすることを避けるため、前者を憧憬とし、別物として扱う(37) ヒュームを引きながら 「ロールズの見立てでは、公正な秩序だった社会において人々はそれほど嫉妬に狂うことはないとされていた。しかし、このような見通しには様々な疑義が呈されている。さらに格差の減少は、嫉妬の減少に必ずしも到るわけではない。」(184) 民主主義・平等の理念が、逆説的に嫉妬を生む 「しばしば差異の縮小が嫉妬の爆発を招くとすれば、現代の嫉妬がより陰険なものであることは疑いえない。」(229) 「嫉妬の完全に禁止された社会は、どんな差異も許さない息苦しい社会となる可能性が高い。平等と差異[、、、]が交差する地点こそが嫉妬の故郷であるとすれば、民主社会はこの感情の存在を受け入れる必要がある」 嫉妬とは「民主主義と同じ土壌から生まれた双子」、「デモクラシーに不可避の情念」(231) 「嫉妬」はアイデンティティを見つめ直す契機になりうる(235)
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かなり面白かった こんなに読書メモを書いた本は初めて 神とも動物とも異なる「人間味」を体現する、不合理な嫉妬という感情。 本書の主旨「嫉妬は民主的社会の必然的産物である」 まず嫉妬とは何かから始まる。 相対的剥奪、ルサンチマンやシャーデンフロイデを例と共に分かりやすく紹介し、これから考察する嫉妬と言う感情の領域を明らかにする、と言うプロセスに感動を覚えた。
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