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いくつになっても 江戸の粋 時代小説アンソロジー 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2024/02/14 |
JAN | 9784334102166 |
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いくつになっても 江戸の粋
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いくつになっても 江戸の粋
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
5人の作家さんが江戸時代のお年寄りに焦点をあてて描いた作品だ。昔は50才を超えればお年寄りの仲間入り(笑)天下泰平の江戸時代は70、80才と長生きの方も結構いたらしい。現代でも50年も生きていれば、若い時には考えもしなかった体の心配や不安、これからの生き方を何度となく考える年であ...
5人の作家さんが江戸時代のお年寄りに焦点をあてて描いた作品だ。昔は50才を超えればお年寄りの仲間入り(笑)天下泰平の江戸時代は70、80才と長生きの方も結構いたらしい。現代でも50年も生きていれば、若い時には考えもしなかった体の心配や不安、これからの生き方を何度となく考える年であろう。栄枯盛衰は世の常。諸行無常だからこそ今を大切に生きたいと思う気持ちは今も昔も変わらない。どれも人の死に様や人の生き様をひしひしと感じる作品でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【収録作品】「三筋界隈」 青山文平/「つはものの女」 永井紗耶子/「いくばくも」 泉ゆたか/「ひと夏」 志川節子/「ほおずき長屋のお豪」 坂井希久子/「五郎治殿御始末」 浅田次郎 曲者の老人たちが登場する、時代小説アンソロジーとのこと。 「ほおずき長屋のお豪」が切ない。
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時代もの6編のアンソロジー。どれをとってもすばらしいと思うのだが、今さらながら舌を巻いたのが永井紗耶子の作だ。「木挽町のあだ討ち」で知り「絡繰り心中」を読んだだけの私は大奥を題材にしたこの短編「つはものの女」にまたやられてしまった。何という上手い書き手だろう。 !
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