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本は眺めたり触ったりが楽しい ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2024/02/13 |
| JAN | 9784480439321 |
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本は眺めたり触ったりが楽しい
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本は眺めたり触ったりが楽しい
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商品レビュー
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36件のお客様レビュー
読書という言葉から想像しがちな「真面目な読書」とは違うけれども、確かにそれも読書だし、あれも読書なんだよと納得してしまう、人それぞれの読書についてのエッセイ。積読だって読書だし、拾い読みも読み違いも、精読も速読も、1人でする黙読も数日かけてみんなで難読本を音読する読破会(!)も、...
読書という言葉から想像しがちな「真面目な読書」とは違うけれども、確かにそれも読書だし、あれも読書なんだよと納得してしまう、人それぞれの読書についてのエッセイ。積読だって読書だし、拾い読みも読み違いも、精読も速読も、1人でする黙読も数日かけてみんなで難読本を音読する読破会(!)も、それぞれ違ってそれぞれに味のある読書なのである。 分厚くて難しい本を最初から最後まで、文章を正確に読んで情報を記憶する。そして読んだ冊数で人間の偉さが決まる。それだけが正しい読書であるというような、うっすらとした暗黙の了解が今の世の中にはあるように思うが、それは読書ではなくて労働なんじゃなかろうか。と、個人的に思っている。資本主義においてのお金を情報に置き換えただけだから、多くの人にとって読書という行為が「労働」と同じ退屈で耐え難い苦行になってしまう。 本書に並べられた読書はまったく違う。すべての「なんとか儲け」から自由だ。気ままで気楽で、散漫で、意味不明で、時に非効率なくらい集中してやる。やり方はバラバラでも読書という体験を人生のなかで味わっているのはみな同じで、それはAIに情報を食わせるような事では決してない。タイトルにあるように読書とは本来体験だったのではないかと読みながら思った。せっかく手軽に本に触れられる恵まれた社会に生きているのに、読書を苦行にするなんてもったいない。 本以外なら何でも読みたいという活字中毒のお母さんの話と、なぜか炎天下の海辺やプールでサングラスをしてペーパーバックを読むアメリカ人たちが面白かった。なんで西欧人は海辺で本を読もうとするのか。自分も昔から分からなかった。本は傷むし、紫外線で肌も目も傷むのではないか。日焼けを待つ退屈しのぎに意味もなく活字を目で追うのだろうか。サングラスやサンオイルみたいな立ち位置に本が滑りこんでいるのが新鮮だ。普段折り目もつけられないくらい本を大事にする習慣があるから逆にその気楽さが羨ましい気もする。他にも、いつも「エマニュエル」さんと共に音読を楽しむジットの話や、屋外ライブで音読されて毒気を抜かれるピンチョン『重力の虹』の話など良かった。 どこまでも広がる読書の世界を感じた。読書という体験が本来もたらす気軽で自由で楽しい時間を思い出させてくれる良い読書本だった。銭勘定に汚染されがちな脳みそを洗濯するため、長田弘の詩集『幸いなるかな本を読む人』と合わせて定期的に読み返したい。
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最近は何かとタイパを求めすぎていて、理解しなければ、身につけなければ、アウトプットしなければ、などという強迫観念に縛られていた中で、本書は、まさに『本は眺めたり触ったりが楽しい』ということを気づかせてくれた。 各章(といっても目次立てて分かれているわけではないが、)の終わりのこ...
最近は何かとタイパを求めすぎていて、理解しなければ、身につけなければ、アウトプットしなければ、などという強迫観念に縛られていた中で、本書は、まさに『本は眺めたり触ったりが楽しい』ということを気づかせてくれた。 各章(といっても目次立てて分かれているわけではないが、)の終わりのことばに、その章がよくまとめられていた。なかでも、全章の最後に記されたことばにもっとも惹きつけられた。以下に該当部分を引用する。 「おもうに、これが読書の醍醐味である。読書という、きわめて個人的でひそやかで秘密めいた作業は、あらゆる記憶違い、思い違い、読み違い、を許容する。正しい読み方などない。読書の力とは、エーコがいうように、心を鍛えてくれるところに、思索にはずみをさずけてくれるところにある。 p210」
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好きなように読めば良い。 好きなようにさわれば良い。 好きなように眺めれば良い。 好きなように語れば良い。 正解なんてない。
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