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アーナルデュル・インドリダソン(著者), 柳沢由実子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2024/01/19
JAN 9784488011314

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商品レビュー

3.9

16件のお客様レビュー

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2024/08/22

エーレンデュル捜査官シリーズ7作目。 エーレンデュルは行方不明中。なので同僚のエリンボルクが主役。女性と犯罪の関係に焦点が当たってて、どこの国も女性は弱者と暗い気分になってしまった。 エリンボルクが作るアジア料理を食べてみたい。

Posted by ブクログ

2024/08/15

もともとこのシリーズの良さは、 謎解きの楽しみというよりも、 事件の暗さに絡められた エーレンデュルの内面の深堀りにあると私は思う。 その片鱗は見られた。 エリンボルクの家庭の様子が描かれ、 親子の問題をどう語っていくのかに私は興味津々だった。 ラスト数十ページまで来たときに...

もともとこのシリーズの良さは、 謎解きの楽しみというよりも、 事件の暗さに絡められた エーレンデュルの内面の深堀りにあると私は思う。 その片鱗は見られた。 エリンボルクの家庭の様子が描かれ、 親子の問題をどう語っていくのかに私は興味津々だった。 ラスト数十ページまで来たときに、 この本は恐らく前編で、 もう1冊を後編として出して、 謎解きも、エリンボルクの子どもとの葛藤も、 深く描かれるのだろうと思っていた。 それが、事件はあっけなく解決し、 子どもとの話も描かれずじまいだった。 とても良い取っ掛かりを持った作品だっただけに、 もったいないなあと思う。 風呂敷を広げるだけ広げて、 終了までの時間が足りなくなって、 慌てて風呂敷を閉じてしまった印象。 もしかすると、 エリンボルク同様、 インドリダソン自身も、 問題がつかみ切れていないまま書き終えたのかも。 インドリダソンが得意とする内面の描写を、 エリンボルクとルノルフルにやってくれたら、 これもまた傑作のひとつになったと思うのだが。

Posted by ブクログ

2024/07/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 アイスランドミステリー第7弾。  主人公のはずのエーレンデュルは行方不明。同僚エリンボルク女性刑事、既婚、子供は3人、養子に迎えた夫の姉の子がいる。しかし彼はよく知らない父親のもとへ行ってしまった。末っ子の女子テオドーラはエリンボルクのお気に入り。  事件は、若い男性が首を切られたというもの。口にはレイプドラッグが詰め込まれていた。彼は性犯罪の常習犯だったのかもしれない。手がかりは女性もののスカーフ。タンドリーチキンの匂いがした。実はエリンボルクは料理の名人。レシピ本も出版している。元々厳しい家庭に育ち、食には恵まれていなかった。彼女には離婚歴がある。当時は地理学を学んでいた。  事件はなかなか解決せず、エリンボルクは睡眠時間が少ない。しかし夫はよくサポートしてくれている。彼は自動車修理工場の共同経営者。料理はあまりできなくて、子供達にはテイクアウトのものを食べさせているが気楽だ。  エリンボルクの同僚シングルデュルオーリは癖が強い。相手にすぐ突っかかるし。  殺害された男と彼の友人だった高校教師。彼の教え子の一人が行方不明になっている。エリンボルクは彼女ももしかしたら関係があるのかもしれないと思っている。殺害された男性は電気通信技師として訪問した家を物色していた。  そして結末。殺害したのは被害者男性と同郷の男。彼の姉がかつて男に乱暴され、長年精神を病み自殺してしまったのだった。結局被害者男性の友人の教え子の行方もわからないままだ。エーレンデュルは車が打ち捨てられているだけで行方が分からない。 《感想》いつもなら安定して静かなはずのこの作品。今回は同僚エリンボルクにスポットライトが当たっているおかげで少し温かみが感じられる。事件よりも詳しく書かれているのはエリンボルクの日常。3人子供がいて、また頭の片隅には長男?養子の子供がいる。彼が家を出て行ったことで実子長男は反抗気味。ブログにいろいろ書いていて、それが余計エリンボルクを苛立たせる。彼女の心の慰めになっているのは末っ子。出来が良くて、飛び級なんかも勧められているけれども、エリンボルク夫妻はあんまり乗り気ではない。  ただ今回はその末っ子の絵本、自動車工場夫の服が決め手となって事件に進展が見られた。アイスランドは殺人事件の発生率がとても少ないらしい。そんな中でこのシリーズが7作も続いているのは、ただ事件の解決だけではなくて、そこに至る人々の気持ちや思い出がとてもとても詳しく書かれているからだと思う。次作はシグルシュルオーリにスポットライトが当てられているらしい。本当に楽しみにしている。

Posted by ブクログ

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