外科医、島へ 泣くな研修医 6 幻冬舎文庫

中山祐次郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2024/01/16
• JAN: 9784344433502

商品レビュー

2025/11/18

小説の中で主人公も語っていますが
ドラマなどで観る島のお医者さんとは少し違いました。
知らないからそのままにしておくのではなく
知るために学んで人を助けるのは
お医者さん特有のものではないかもしれない。と思いました。
知らないことに積極的になってみたいなぁと
読了後に感じていました。

2025/11/10

雨宮は外科医7年のキャリア、そろそろ専門は行う自信がついてきた。このタイミングで半年の離島派遣、医師が二人しかいないため何でも対処しなければならない。専門外の対応もできる看護師に助けられ、外科手術などはほぼない。若いがゆえに正義感に溢れ先輩医師の可能不可能の線引きに立ち向かう。離島の医療は都心の物資人材に恵まれたものとは違う、しかも君はこの先ずっとここにいるのかと問われる。熱意だけでは続けられない、自分の判断一つで生死が決まるという体力的、精神的に過酷な状況だと知った。でもこの半年の経験があるのは今後の医師人生にとってかけがえのないものになるんだろうな。
医師が販売店の衛生管理を気にしてヨーグルトを口にしないって。入れ違いに本当に赴任してきた凛子、どうなるのかたのしみ。

2025/10/11

シリーズをずっと追いかけている。雨野くんの成長が毎回楽しみ。今回は離島の診療所に半年派遣される。離島ってやはり住むには覚悟がいる。なんかゴトー先生とついつい被ってしまいながら読了。こうして勤めてくれるお医者さんには感謝しかない。凛子先生の続きも読みたくなる。
ただ、濃密な人間関係を表現するためかもと思ったが、殺人事件はいらなかったんではないだろうか。