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外科医、島へ の商品レビュー

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58件のお客様レビュー

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2024/10/25

シリーズ6作目。離島での医療を描く。正直、若手の病院勤務医が地域研修に行ったらこんな感じですね、という感じ。最後まで他人事ではあるが、そこから学んで帰ってくれるだけでもやっぱり雨野先生は優秀だなぁと感じた。 けれども、ミステリーや恋愛の面は少し安っぽく感じてしまった。 仕方ないけ...

シリーズ6作目。離島での医療を描く。正直、若手の病院勤務医が地域研修に行ったらこんな感じですね、という感じ。最後まで他人事ではあるが、そこから学んで帰ってくれるだけでもやっぱり雨野先生は優秀だなぁと感じた。 けれども、ミステリーや恋愛の面は少し安っぽく感じてしまった。 仕方ないけど、あまり救いのない話で残念。

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2024/10/23

 泣くな外科医シリーズ第6弾。 半年間、離島の診療所へ行くことに。 なので今回は凛子先生も佐藤先生もほとんど出てきません。  消化器外科医として出来る事も増えてきた雨野先生だけど、島では産婦人科、眼科、内科となんでも診なくちゃいけなくて自分の不甲斐なさに落ち込みます。でも、優秀...

 泣くな外科医シリーズ第6弾。 半年間、離島の診療所へ行くことに。 なので今回は凛子先生も佐藤先生もほとんど出てきません。  消化器外科医として出来る事も増えてきた雨野先生だけど、島では産婦人科、眼科、内科となんでも診なくちゃいけなくて自分の不甲斐なさに落ち込みます。でも、優秀な看護師の志真さんに助けて貰って先生らしく誠実に頑張ってます。  手術しないと数時間以内に死んじゃうからドクターヘリでの搬送を待ってる場合じゃないけど、麻酔科医もいなくて医師が2人だけで、オペナースもいないのに手術して死なせてしまっても良いのか?、でも何もしないよりは?と思い悩んだり。  ドクターコトーなイメージで読み進めたら、ベテラン医師の所長がいて2人体制で良かったじゃんって安心したけど、島民が多いのかお年寄りが多いのか大変そうでした。  続編出ると良いな。

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2024/10/17

中山祐次郎『外科医、島へ 泣くな研修医6』 2024年 幻冬舎文庫 シリーズ6作目。 半年間、派遣で離島医療に取り組む雨野隆治の物語。 海に囲まれた離島。観光としては奇麗なところだけを見ていられるけど、住んで、しかも医者として島民の命と健康を守ることは並大抵の覚悟じゃないと思...

中山祐次郎『外科医、島へ 泣くな研修医6』 2024年 幻冬舎文庫 シリーズ6作目。 半年間、派遣で離島医療に取り組む雨野隆治の物語。 海に囲まれた離島。観光としては奇麗なところだけを見ていられるけど、住んで、しかも医者として島民の命と健康を守ることは並大抵の覚悟じゃないと思います。 僕も離島が好きで何十回と訪れ、憧れもあります。けどその逆にここでの生活の過酷さもしっかり感じていました。 そんな経験からも今回のお話は特にリアリティーを持って身に迫る思いでした。 離島だったから助けられなかった命があることも。 泣くな研修医シリーズは小説だけど、ドキュメンタリーのように心に入り込んでくる素晴らしい作品だと思います。 今日はもう他の本は読みたくないです。 しばらくこの読後感に浸っていたいと思える、そんな素敵で考えさせられる作品でした。 #中山祐次郎 #外科医島へ #泣くな研修医6 #幻冬舎文庫 #読了

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2024/10/14

母が本屋で選んで贈ってくれた一冊。 シリーズものと知らず読み始めたが、話を知らなくても楽しめた。 島での診療ということで、深い挫折のエピソードがあると思いきや、それはなかったが、期間限定の島の診療のなかで主人公が人と出会い、島だからできる医師や人としての経験を経ていく姿がおもしろ...

母が本屋で選んで贈ってくれた一冊。 シリーズものと知らず読み始めたが、話を知らなくても楽しめた。 島での診療ということで、深い挫折のエピソードがあると思いきや、それはなかったが、期間限定の島の診療のなかで主人公が人と出会い、島だからできる医師や人としての経験を経ていく姿がおもしろく、感動もあった。あっという間に読み進められた一冊。 最初から読もうかなと思った。

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2024/10/05

面白かったー。 市村さんのくだりはまあ、無くても?とは思ったけれど、ほんの少し出てくる佐藤先生とか凜子先生はやっぱり素敵。 ぜひ、まだ続いて欲しい。 外科医7年目の離島でのあれこれ。 東京に戻った雨野先生と離島での凜子先生の話も読みたい。

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2024/11/11

シリーズ6冊目をやっと手にした。 雨野隆治先生と凜子先生は牛ノ町病院で変わらず頑張っているようで嬉しい! 懐かしくて胸がいっぱいになった。 「お前、島に行かないか」打診を受けた隆治先生は、半年の任期で離島の診療所に派遣された。 島では専門の外科だけでなくなんでも診察しなければな...

シリーズ6冊目をやっと手にした。 雨野隆治先生と凜子先生は牛ノ町病院で変わらず頑張っているようで嬉しい! 懐かしくて胸がいっぱいになった。 「お前、島に行かないか」打診を受けた隆治先生は、半年の任期で離島の診療所に派遣された。 島では専門の外科だけでなくなんでも診察しなければならない。自分の無力さに戸惑う隆治だが、看護師の志真さんがいつも助けてくれる。 いい感じの二人だ! 島の風景も素敵だが夏祭りの「狐踊り」に興味をもった。 「ヨッコラ ヨッコラサ  ヨイヨイ ヨッコラサ」 合いの手を入れながら白装束の子どもたちが前に後ろにとステップを踏む。 提灯の灯りに照らし出される姿が幻想的に描かれ見てみたいと思った。 祭りの夜に起きた殺人事件には驚いたが、Part 4緊急手術の場面は緊迫感があった。手術をやらなければ確実に死ぬ患者が運ばれてきた。台風でヘリは飛ばない。どうする、隆治先生! 先輩の佐藤玲先生から「やりなよ雨野。救命して」の言葉で覚悟を決めた隆治は、瀬戸山先生を説得し共に手術を行う…。 あらためて隆治に礼を言う瀬戸山先生は「助けられる命はなんとしても助けたい」と考える隆治を、外科医として認めていたのだと思う。 半年の島生活で医師としてさらに成長した隆治先生。あとを引き継いだ凜子先生の〈島の巻〉も読みたい! 志真さんとの"一夏の泡沫の恋"はこのまま終わってしまうのだろうか? この先が気になってしまう。

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2024/09/16

これまでのシリーズとは趣向を変え、隆治が離島で医療を行う。 医師として傲慢になりつつあった隆治であるが、自分の医師としての経験や知識はまだまだである、と言う現実を知るきっかけとなる。 今までとは少し違うが、これはこれでなかなか面白かった。次は凜子ちゃんが島に来るのね。 凜子ち...

これまでのシリーズとは趣向を変え、隆治が離島で医療を行う。 医師として傲慢になりつつあった隆治であるが、自分の医師としての経験や知識はまだまだである、と言う現実を知るきっかけとなる。 今までとは少し違うが、これはこれでなかなか面白かった。次は凜子ちゃんが島に来るのね。 凜子ちゃんが離島で奮闘するお話も読んでみたい。 番外編としてないかしら?

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2024/11/11

北海道コンサドーレ札幌の原選手が読んでいるそうなので手に取った本。 若い外科医が人生経験するシリーズでサクッと読める。物資や設備の問題だけでなく一人の医者の能力の限界が患者の死に直結してしまう、しかもその患者とは知り合いである、という離島の医療の難しさが語られてなるほどなぁと思っ...

北海道コンサドーレ札幌の原選手が読んでいるそうなので手に取った本。 若い外科医が人生経験するシリーズでサクッと読める。物資や設備の問題だけでなく一人の医者の能力の限界が患者の死に直結してしまう、しかもその患者とは知り合いである、という離島の医療の難しさが語られてなるほどなぁと思ったよ。 ちょっと色んな話を盛り込み過ぎて散漫になっているように感じたものの、軽く読むにはこれくらいが良いのかも

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2024/09/07

島での半年間 殺人も恋も今ひとつスッキリしないように感じた。なぜだろう? 島のイメージがわかないからかな。

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2024/09/02

今までの『泣くな研修医シリーズ』は全て読みました。島で医者をするということは、すごいことなのだと思った。

Posted byブクログ