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顔に取り憑かれた脳 講談社現代新書2731
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2023/12/14 |
| JAN | 9784065338728 |
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顔に取り憑かれた脳
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商品レビュー
3.8
11件のお客様レビュー
外見、顔を超えて人を理解できるようになりたい。 苦しい時に無理して笑うべきではないという所は強く同意する。
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顔というのは人間の社会活動において欠かせない存在である。どの人種にも共通の感情を表すパーツであり、相手の能力や信頼性を判断する際の重要な指標となる。人間の目は他の霊長類よりも白い部分が多く感情を伝えやすく、自分の顔を他人の顔よりも歪んで評価しやすい。また、犬や猫は長年の歴史の中で...
顔というのは人間の社会活動において欠かせない存在である。どの人種にも共通の感情を表すパーツであり、相手の能力や信頼性を判断する際の重要な指標となる。人間の目は他の霊長類よりも白い部分が多く感情を伝えやすく、自分の顔を他人の顔よりも歪んで評価しやすい。また、犬や猫は長年の歴史の中で人間が判断しやすい顔の表情を伝えやすいように進化して来たという観点も面白かった。この本の重きを置くところは、昨今のディープテクノロジーやバーチャル空間、AIの発達による顔を取り巻く環境の激甚な変化であり、初めて1万年前に現在のトルコで鏡が使われ始めた時と同じくらいの劇的な役割の変化が、私たちの周りで起き始めているのかもしれない。どうなるかは誰にも分からないが、人間が顔を通して悩むのは、犬や猫にはできず、鯨や像や人間にしかできない、鏡像的認知ができるゆえなのである。
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『#顔に取り憑かれた脳』 ほぼ日書評 Day817 新書版の理系書。巻末の参考文献リストだけで10ページというかなり真面目な本だが、内容は読みやすい。 人の目には"白目"がある。他の動物では皆、目がまん丸(黒目しか見えない)か、霊長類で"白目&...
『#顔に取り憑かれた脳』 ほぼ日書評 Day817 新書版の理系書。巻末の参考文献リストだけで10ページというかなり真面目な本だが、内容は読みやすい。 人の目には"白目"がある。他の動物では皆、目がまん丸(黒目しか見えない)か、霊長類で"白目"が見える種類でも「白」ではなく体色と同じ(褐色)である。 "白目"が白いと、黒目との比較で、目がどこを向いているかが一目瞭然となり、外敵から身を守るにおいて著しく不利である。 一方で人類はこの白い"白目"を目配せといった意思疎通に使うことで、集団による狩猟等に有利に働かせたと推測される。 といったエピソードの紹介から始まり、赤ちゃんが人の顔を認識できるようになる時期、鏡に映った自分を認識できる動物の種類(魚にもそうした種がいるというのは驚き)、動物の中でも犬にのみ表情を動かす筋肉が発達している(狼にも猫にもない)、さらに古くはプリクラ、近年はスマホアプリで自分の顔や体型を修正せずにはいられない人間のサガ等、人が人としてコミュニケーションできるために備わった様々な認識能力を平易に紐解いてくれる。 https://amzn.to/4e6DgY8
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