なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか？

平野薫(著者)

• 販売会社／発売会社: ダイヤモンド社
• 発売年月日: 2023/12/13
• JAN: 9784478117644

商品レビュー

2024/08/25

タイトルの力強さは『さおだけ屋はなぜ潰れないのか？』に匹敵するくらい。ただ、書名のクエスチョンに対する回答は予想した通りで若干拍子抜け。あと金銭的には余分にかかるけど、その分、なにか得ているものもないとは言えないのでは？と思った。気持ちの問題とか、移動が運動になっているとか。面白いと思える「世の中の違和感」は多かったのだけれど、各話題に対してもうちょっと深堀りしても良いように思った。「なぜ不良の数が減ったのか」「なぜつけ麺は大盛りでも儲かるのか」「なぜアメリカ人は多額の寄付をするのか」あたりは興味深かった。「なぜペットボトルのコーヒーが増えたのか」の理由は分かったけれど、なぜそのペットボトルがふにゃふにゃなのかは書いてほしかった。

2024/06/29

タイトルがおもしろそうだったので、読んでみた。
う～ん、もっと予想外の話を期待していたが、ほぼ当たり前のことが書かれているだけだった。
著者の友人、「往復1時間かけて手数料のかからない銀行でおろす」
こんな人、本当にいるのか？？

あまり目新しいことは書かれていなかったが、
〔参考文献〕が多いので、それらのデータを数値でまとめてくれているのは、分かりやすく面白いとは思う。

2024/06/23

日常の物事の理由を考えようと思える本。
他のレビューにもよく書かれているが、タイトルの内容は大したものではなかった。

コンビニコーヒーでアイスは氷の入った容器の輸送、保存代金がかかるので高い。
ノンアルコールビールは酒税がかからないから利益率が高い。
つけ麺は原材料の高いスープ代がないため大盛りでも儲かる。
クリスマスケーキは9月から冷凍保存してるから当日大量に出せる。
大きな病院は高額な医療機器への投資が必要なため、経営危機。
アメリカの方が日本より寄付する。お金持ちになったら寄付をしようと思っている人は、結局お金持ちになっても寄付しない。
ふるさと納税は1万円程度が利用者が多く、一括で低コストで仕入れができ、お得。
少子化が進んでも高齢者寄りの政策が多いのは、若者の投票率の低さも影響。