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国鉄史 講談社選書メチエ792
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2023/12/11 |
| JAN | 9784065341964 |
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国鉄史
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
元国鉄総裁の仁杉巌氏の鉄道40年周期説に則り、日本の鉄道史を40年単位で論じた一冊。 ポストコロナ時代を迎え、鉄道(JR)の新たな在り方が問われる現代だからこそ、日本鉄道史を学ぶ意義が出てきたと感じる。国鉄の民営化は成功物語として語られることが多いが、ローカル線の赤字、整備新幹...
元国鉄総裁の仁杉巌氏の鉄道40年周期説に則り、日本の鉄道史を40年単位で論じた一冊。 ポストコロナ時代を迎え、鉄道(JR)の新たな在り方が問われる現代だからこそ、日本鉄道史を学ぶ意義が出てきたと感じる。国鉄の民営化は成功物語として語られることが多いが、ローカル線の赤字、整備新幹線の建設、三島会社の経営問題が表面化し、JRはモデルチェンジを迫られている。しかし、こうした危機は、民営化当初から内包されており、たまたま現在問題化したに過ぎないのだと本書で理解出来た。 国鉄民営化から40年を迎えようとしている今、日本の鉄道の未来は岐路に立たされている。小手先その場しのぎの鉄道政策は将来への宿痾となり、交通ネットワークを危機に陥れかねない。長期的な見通しを持った鉄道政策の重要性を本書は教えてくれた。 余談だが、本書には井上勝、渋沢栄一、原敬、田中角栄、中曽根康弘などの歴史人物が数多く登場する。鉄道が政治の産物であり、切り離せない関係であることがよく理解出来た。戦後の国鉄が政治介入を受け運営に苦しんだことを考えると、結局は程々の距離感が大切という、ありきたりな結論となるのかもしれない。
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読みやすく面白い。 第一部は国営か民営かを主軸に歴史を追う展開。 惜しむらくは地図をもう少し大きく充実してくれると現代との比較がしやすくなお良かった。知らないところも多く面白かった。 たとえば、8620/9600の開発は1906年の鉄道国有化で大量の私営鉄道を国有化した中で規格統...
読みやすく面白い。 第一部は国営か民営かを主軸に歴史を追う展開。 惜しむらくは地図をもう少し大きく充実してくれると現代との比較がしやすくなお良かった。知らないところも多く面白かった。 たとえば、8620/9600の開発は1906年の鉄道国有化で大量の私営鉄道を国有化した中で規格統一が急務だったことが背景にあるなんてのは驚きだった。今でいうM&AのPMI的なものだったのだ。だからこそ、あの辺りの時代からいかにも外国製という感じの機関車からなんとも日本的な蒸気機関車に変化するのだな、などとも思うなど。 戦後から国鉄民営化までを追う第二部は国鉄総裁を軸としながら様々なイベントをキーに流れを追う。 国鉄民営化までの流れは様々な書籍等が溢れてることもあるが、そこまで目新しいものは無かったかな、とも(つまらないわけではない)。様々な書籍にあたっているのは好印象。 全編通して所々で宮脇俊三の書籍の引用が入る。著者が好きなのもあるのだろうが、利用者の目線から70-80年代の国鉄の種々の路線を歴訪し瑞々しい筆致で描き出した宮脇の作品群は第一級の貴重な資料なのだと強く感じた。
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内容は日本国有鉄道の歴史だけではない。 明治時代の官設官営鉄道や私鉄時代から説明し、いかにして全国ネットワークの統一的な巨大組織が生まれたのかということに前半部分を割いている。 組織が世の動きについていくこと、そして鉄道を通じて国土をどうするかを決めることの難しさが感じられた。 ...
内容は日本国有鉄道の歴史だけではない。 明治時代の官設官営鉄道や私鉄時代から説明し、いかにして全国ネットワークの統一的な巨大組織が生まれたのかということに前半部分を割いている。 組織が世の動きについていくこと、そして鉄道を通じて国土をどうするかを決めることの難しさが感じられた。 「あらゆる制度設計なんて三十年も持ちやしない」(252ページ)
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